唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
MicroFourThirds competition rumors summary!
今日の記事は4/3Rumorsの記事からの引用である。
11月9日付けの4/3Rumorsによれば、今日(10日のことだ)リコーから発表されるであろうミラーレス&APS-Cセンサー機は、
Ricohs camera system will start with two “lenses”, one prime, one zoom. The prime has 33mm real focal length, the zoom 5.1-15.3mm.
なのだと云う。でも、これは変である。
prime lensのreal focal lengthが33mmだと云うのは判る。つまりAPS-Cセンサーの場合、実焦点距離を1.5倍すると35mm版における画角と同等の焦点距離に換算できるから、この場合33mm×1.5で49.5mmとなり、実にオーソドックスな標準レンズの焦点距離となる。個人的にはもう少し広角寄りの標準レンズであって欲しいけれど。
さて、問題はzoom 5.1-15.3mmである。これがreal focal lengthであるなら明らかな間違いである。この数値はGX200のそれそのものである。GX200のイメージセンサーは1.7型だからreal focal length を4.7倍すると35mm相当の焦点距離、つまり24-72mmとなる。明日登場だと云われているリコーの新型がAPS-Cセンサーなら7.7-23mm相当となるわけで、こんな焦点距離の標準ズームレンズは有り得ない。
この記事から得られるもう一つの重要な情報は、SAMSUNG の項でmirrorless camera with APS-C sensorと括弧書きで説明されている、NX Systemと云うカテゴリ名称である。海外のWebではこれまでにも幾度か見かけたNX Systemと云う名称、郷秋<Gauche>も書いたばかりの「ミラーレス」と類似した概念ではあるがイメージセンサーサイズをAPS-Cに限定しているところが特徴である。
11/11追記:上記の「NX Systemと云うカテゴリ名称」と云う記述は郷秋<Gauche>の事実誤認で、NX SystemはSAMSUNGのAPS-Cセンサーを持つレンズ交換方式カメラのシリーズ名でした。NXはパナソニックのG1同様、一眼レフに類似した形のカメラですが、レフレックス機構を廃し変わりにEVFを内臓しているようです。
いずれにしてもこのカテゴリは、一昨日にも書いた通り今年(2009年)の7月3日にOLYMPUSがE-P1を発売することでできたばかりのカテゴリである。一方ではEVILと呼ばれることもあるし、日本ではこのところ「ミラーレス」と呼ばれることが多くなってきている。新しいカテゴリが定着するまでには今しばらく時間がかかるだろうし、その呼び名が定着するのにも時間がかかるんだろうな。
いずれにしても、これまでの情報が正しければ、まもなくMicro4/3に対する最初の挑戦者が登場するようである。10時間後が楽しみだぞ。てっ、E-P2の発表の時のようなこともあるから期待し過ぎないようにしないとね。
例によって記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は、3日から続いている「建物の表情」の8作目。建築物の魅力には色々あるけれどこれまでご覧頂いたものと同様、建物のグラフィカルな面白さだけを切り取った写真です。そろそろ飽きてきたでしょうか。残念ながらと云うのか、ご期待に応えてと云うのか、まだまだ続きます(^^;
☆☆☆
今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now
(22:45追記)
11月9日付けの4/3Rumorsによれば、今日(10日のことだ)リコーから発表されるであろうミラーレス&APS-Cセンサー機は、
Ricohs camera system will start with two “lenses”, one prime, one zoom. The prime has 33mm real focal length, the zoom 5.1-15.3mm.
なのだと云う。でも、これは変である。
prime lensのreal focal lengthが33mmだと云うのは判る。つまりAPS-Cセンサーの場合、実焦点距離を1.5倍すると35mm版における画角と同等の焦点距離に換算できるから、この場合33mm×1.5で49.5mmとなり、実にオーソドックスな標準レンズの焦点距離となる。個人的にはもう少し広角寄りの標準レンズであって欲しいけれど。
さて、問題はzoom 5.1-15.3mmである。これがreal focal lengthであるなら明らかな間違いである。この数値はGX200のそれそのものである。GX200のイメージセンサーは1.7型だからreal focal length を4.7倍すると35mm相当の焦点距離、つまり24-72mmとなる。明日登場だと云われているリコーの新型がAPS-Cセンサーなら7.7-23mm相当となるわけで、こんな焦点距離の標準ズームレンズは有り得ない。
この記事から得られるもう一つの重要な情報は、SAMSUNG の項でmirrorless camera with APS-C sensorと括弧書きで説明されている、NX Systemと云うカテゴリ名称である。海外のWebではこれまでにも幾度か見かけたNX Systemと云う名称、郷秋<Gauche>も書いたばかりの「ミラーレス」と類似した概念ではあるがイメージセンサーサイズをAPS-Cに限定しているところが特徴である。
11/11追記:上記の「NX Systemと云うカテゴリ名称」と云う記述は郷秋<Gauche>の事実誤認で、NX SystemはSAMSUNGのAPS-Cセンサーを持つレンズ交換方式カメラのシリーズ名でした。NXはパナソニックのG1同様、一眼レフに類似した形のカメラですが、レフレックス機構を廃し変わりにEVFを内臓しているようです。
いずれにしてもこのカテゴリは、一昨日にも書いた通り今年(2009年)の7月3日にOLYMPUSがE-P1を発売することでできたばかりのカテゴリである。一方ではEVILと呼ばれることもあるし、日本ではこのところ「ミラーレス」と呼ばれることが多くなってきている。新しいカテゴリが定着するまでには今しばらく時間がかかるだろうし、その呼び名が定着するのにも時間がかかるんだろうな。
いずれにしても、これまでの情報が正しければ、まもなくMicro4/3に対する最初の挑戦者が登場するようである。10時間後が楽しみだぞ。てっ、E-P2の発表の時のようなこともあるから期待し過ぎないようにしないとね。
例によって記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は、3日から続いている「建物の表情」の8作目。建築物の魅力には色々あるけれどこれまでご覧頂いたものと同様、建物のグラフィカルな面白さだけを切り取った写真です。そろそろ飽きてきたでしょうか。残念ながらと云うのか、ご期待に応えてと云うのか、まだまだ続きます(^^;
今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now
(22:45追記)
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