バスの車内アナウンスにマニュアルはあるのか

 郷秋は最近バスに乗る機会が結構あるのだが、気になるのが車内のアナウンス。次ぎのバス停の案内など必要最低限のアナウンスはボタンを押せば流れるようになっているはずだが、気になるのが乗務員(運転士)によるアナウンスだ。一体バスの車内アナウンスにマニュアルはあるのだろうか。きっとあるのだと思う。でも、それにしちゃアナウンス内容が乗務員によってマチマチだ。

 隠す程の事でもないので書いておくが、そのバスは東急バスである。その東急バスの乗務員のアナウンスがまちまちなのだ。自分ではほとんどアナウンスしない人と、バス停毎の「次は○△□です。お知らせがなければ通過します」は云うに及ばず「只今小学生の登校時間帯です。安全確保の為に徐行いたします」まで云う。そんなことより運転に集中した方がいいんじゃないかと思うくらい熱心にアナウンスする。

 マニュアルはきっとあると思うんだけれど「安全運行を優先し、アナウンスは二の次でよい」的なことが指導されているのかも知れないな。バスの車内アナウンスの有無、多寡がマチマチなのに対して電車の車内アナウンスは実に均一である。もう少しアドリブで楽しくやってもいいんじゃないかと思うくらい、決められた原稿をそのまま読んでいる感じである。その代わりに独特の口調に工夫しているのかも。

 どうしてバスと電車でこんなに違うのかと云えば、バスの場合にはワンマン運転だからなんじゃないのかな。それでも必要最小限の事はボタンを押すと車内にアナウンスが流れるようになっているんだから、特段に必要な場合以外には乗務員によるアナウンスは必要ないんじゃないかと思う。それよりも安全で丁寧な運転に集中して欲しい。

 今朝乗ったバスの乗務員は実にこまめにいろんな事をアナウンスするけれど、加速時のアクセルオフとクラッチを切るタイミングが上手くなくて、カックン。そしてシフトアップ後のクラッチの繋ぎ方も少々乱暴で、再びカックン。あまり上手な運転には思えない。アナウンスはものすごく丁寧なんだけれど、運転はあまり丁寧ではない。やっぱり上手で安全な運転第一でお願いをしたいものですね、東急さん。
 


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて久し振りに登場の都下某所。昨日は銀杏並木でしたが、今日は紅葉落ち葉。今年の紅葉は昨年よりちょっと早いようですが、「だらだらと」進行したようで進み具合がばらばら。真っ赤な葉があるかと思うとまだ黄色かったり、落ち葉も一斉に落ちたのではなく数日前に落ちらもとに今朝落ちたものが交じると云った具合で、写真を撮るには今ひとつな感じです。

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