唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
新刊書店併設古書店オープン
文字面だけを見るとずらりと並んだ漢字の意味するところがすらりと入って来ないかも知れない。つまりだ、新刊書店を併設した古書店がオープンしたと云う話だ。こういう耳目を引くことをするのは勿論、相模原市に本社を置くブックオフ(ブックオフコーポレーション)である。
郷秋<Gauche>は今年の8月9日に古書に走る新刊書店と云う小文を書いたが今度はその逆で、大型新古書店(「新古書」店、ではなく、新しい業態としての「新」古書店の意)が店内に新刊書店を併設すると云う試みである。
出版業界は1960年代から1997年までは右肩上がりの成長を続けたがその後はマイナス成長転じ、今年は1988年以来となる出荷額2兆円を割り込む見込み。今後も長引く不況や少子化、書籍データのインターネット配信の台頭などで出版物市場の縮小が更に続くことが予想される中、出版業界はもとより書店業界の警戒感は根強い。
そんな中、昨年8月には書籍・雑誌を印刷する側の大日本印刷が書店業界第2位の丸善を子会社化、今年3月には同5位のジュンク堂を傘下に収めるなど印刷・販売を一体化しての体制強化を図っていたが(9/17の記事参照)、更に5月には講談社、集英社、小学館の出版大手3社と大日本印刷がブックオフの株式を取得し出版、印刷、新刊書店、新古書店を巻き込む巨大グループを作り上げ「本離れ」に対抗しようとしている訳である。
しかしだ、19日にオープンしたブックオフの新店舗「BOOKOFF SUPER BAZAAR カインズモール名古屋みなと」は4798㎡(平米)の売り場に古書、新刊書のみならずスポーツ用品、楽器、貴金属、ファッション、デジタル小物などの売り場を配置しているというから、これはもう百貨店。書店とはまるで別の世界だな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、久し振りに登場の都下某所、銀杏並木の下に佇むBMW 116i。銀杏並木が主役にはならずクルマが主役と云うのはクルマ好きの性、ですね(^^;。
郷秋<Gauche>は今年の8月9日に古書に走る新刊書店と云う小文を書いたが今度はその逆で、大型新古書店(「新古書」店、ではなく、新しい業態としての「新」古書店の意)が店内に新刊書店を併設すると云う試みである。
出版業界は1960年代から1997年までは右肩上がりの成長を続けたがその後はマイナス成長転じ、今年は1988年以来となる出荷額2兆円を割り込む見込み。今後も長引く不況や少子化、書籍データのインターネット配信の台頭などで出版物市場の縮小が更に続くことが予想される中、出版業界はもとより書店業界の警戒感は根強い。
そんな中、昨年8月には書籍・雑誌を印刷する側の大日本印刷が書店業界第2位の丸善を子会社化、今年3月には同5位のジュンク堂を傘下に収めるなど印刷・販売を一体化しての体制強化を図っていたが(9/17の記事参照)、更に5月には講談社、集英社、小学館の出版大手3社と大日本印刷がブックオフの株式を取得し出版、印刷、新刊書店、新古書店を巻き込む巨大グループを作り上げ「本離れ」に対抗しようとしている訳である。
しかしだ、19日にオープンしたブックオフの新店舗「BOOKOFF SUPER BAZAAR カインズモール名古屋みなと」は4798㎡(平米)の売り場に古書、新刊書のみならずスポーツ用品、楽器、貴金属、ファッション、デジタル小物などの売り場を配置しているというから、これはもう百貨店。書店とはまるで別の世界だな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、久し振りに登場の都下某所、銀杏並木の下に佇むBMW 116i。銀杏並木が主役にはならずクルマが主役と云うのはクルマ好きの性、ですね(^^;。
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