海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

マルギ♀いさ、足に大きな膿が・・・

2013年05月14日 00時09分30秒 | マルギナータリクガメ
つい10日前、神戸のお散歩会のときには、
タンポポの花をたらふく食べてみせ、元気なように見えていた、
いさですが・・・

昨日、深刻な状況が発覚しました、、、



5/3、お散歩会でのマルギ♀いさ

お散歩会では、他のかめたちほど活発に歩き廻ることはないのですが、
もともと甲羅が重いのか(?)それ程動きが機敏ではないいさにしては、
機嫌よく動いてくれていると思っていました・・・



GW後半、かめ庭でのいさ

お散歩会のあとも、好天に恵まれたGW後半、かめ庭を歩き回る様子も、
特に変わりはなく、元気な様子と思っていました・・・



そして、昨日の日曜日・・・

早朝様子を見たとき、寝床のハスクチップに頭から突っ込んだ状態から、
野草摘みから帰ったときには、向きを入れ替え、朝日を浴びながら、
のんびりと体を温めているようでした。

野草摘みで採取した季節の恵み、木苺の実を盛合わせで用意しましたが、
なかなか動き出す様子がなく、、、

しびれを切らして引っ張り出すと、ヘルマン♀くうに負けじと、
美味しそうに木苺の実を次々と食べていました。



昨日朝、木苺を頬張るいさ

この後も、朝採れの野草に齧りついていたんですが・・・



異変に気が付いたのは、この日の午後になってから、
先にかめ庭に出ていた2♂と交代で、かめ庭に出てもらってから。

かめ庭に出てから、早速野草を啄ばみながら歩き回るのですが、
不自然に甲羅を高く持ち上げ、その割に左後足の動きが小さいような・・・

違和感を感じて、後肢の周りをみてみると・・・




左後肢の付け根に不自然な塊!周りも黒ずんで爛れたようにっ!?

不自然には見えるものの、その塊の色、質感は皮膚と同じように見えます。

この時、頭に浮かんだのは、傷か異物による腫脹?
それとも、まさか腫瘍なのでは!?良くない想像が過ぎりました。


昨日は日曜日でしたが、お世話になっている隣県の動物病院では診察日。

が、、、タイミングの悪いことに昨日は職場の一大行事で、
簡単には抜けることのできない会が・・・

つま・のこのんにいさの診察を託し、気になりながらも職場の行事へ、、、



直接話を聞けなかったのですが、診察の結果は・・・


左後肢付け根から、3cm程もある大きなうみ(膿瘍)を摘出



摘出した膿瘍

調べたところ、爬虫類の場合、粘り気のあるヒトの膿とは違い、
パサパサとした‘チーズ状’のものということ、まさにそのようです、、、


更に深刻なのは、膿を摘出した後の状態・・・

私自身、話を聞いたうえで、その患部を実際に見てみても、
理解しがたいのですが、、、


膿瘍の周りの皮膚の壊死しているようで?
甲羅と皮膚の繋ぎ目が剥がれて、肺が見えているとのこと・・・

縫合するにも、感染が改善して、正常な皮膚に戻さないことには、
手の施しようもないと、、、


残された手段、抗生物質投与による感染拡大の阻止と、
正常な皮膚組織の回復を試みるしかありません・・・

自宅での毎日の皮下注射を今朝から開始しました。



今朝の注射後のいさ

食欲は失っていないようで、今日もある程度の食餌を摂ってくれて、
体重の明らかな減少は見られていません。


あとは、感染を拡大させないよう新しい膿の除去と清潔の確保、
体力が続いてくれるよう、栄養と水分を補給してもらうしか、
思い当たらないのが現状です。

何とかして、元気で愛嬌があるいさに戻ってもらえるよう、
できる限りの手を尽くしたいと思います。。。




コメント (16)
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