海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

ヘルマン♀くう、やっと産んでくれましたっ( ̄▽ ̄)=3

2016年05月30日 21時17分44秒 | 産卵
5/11(水)に5つのおたまごを産み落とした後、
5/19(木)の触診で早くも抱卵が確定していた、ヘルマン♀くう、
5/12(土)から産卵床ケージでの生活を続けてもらっていました。

これまでの経験で、くうの場合は抱卵確定から産卵までほぼ1週間、
今回も先週半ばに大量に排泄をして、体重を大きく減らし、
大暴れするようになりました・・・



奥上:ヘルマン♀くう  奥下:15くう5号  手前:15くう2号


ちょうどその頃、イベントを前に屋内に戻していた15孵化仔たち、
まるで我が子との別れを惜しんで、叫ぶように、、、!?


毎日大暴れしていましたが、今回は少し様子が違うような・・・??

このところの産卵では、産卵前日には食餌をほんど止め、
当日朝には、覚悟を決めたような表情で、大きく肩で息をするような、
独特の仕草が見られたのですが・・・

今回は体重を減らして、暴れ回っているものの、
しっかり食餌は続け、今にも産みそうな表情と仕草が伺えません、、、


今日帰宅した時にも、ケージは泥だらけ、一日中暴れ回っていた形跡、
体重を測ると、




昨日より12g増量、触診でも右後肢付根に硬いモノが・・・


そこで一つ思い当たることがあり、くうには軽く温浴してもらい、
その間に準備を。。。

くうに産卵床ケージに戻ってもらうと・・・




10分と経たないうちに掘り始めましたっ!


実は、前回と同じくマルギ♀ちゃごと抱卵時期が重なったくう、
従来からの120cm水槽の産卵床にはちゃご、新設90cm水槽の産卵床にくう、
ちゃごの産卵後も、くうにはそのまま90cm水槽に居てもらっていました。

前回5/11の産卵では、新設の90cm水槽で産んでくれていますが、
ここ数年は、くうにとって120cm水槽の産卵床こそが自らの産卵場所、
“あっちが私の場所よっ!”と訴えているような気がしたのです・・・

その120cm水槽に戻ってもらって直後のホリホリ開始でした。。。


掘り出した土が壁に当たって、穴に崩れ落ちやすい位置での穴掘り、
度々掘る足を休めながらでしたが、穴から離れることなく掘り続け、
4-50分掘り続けたところで・・・




首を竦めて息む仕草をっ

何度か息んでは、しばらく左右の足を交互に動かす仕草を数回。





この画像を撮った数分後、埋め戻しの際の足の動きに変わりました。



埋め戻している間に、ご褒美のお夜食を用意。。。




チコリのお皿に、桑の実とワイルドベリーの実、うぉる桑の葉。。。


しっかりと埋め戻しを終えて、ゆっくりと産卵床から降りて・・・





大仕事を終えて、お疲れのくうに、しっかり味わって頂きました。。。



ひとしきり味わって頂き、くうが落ち着いたところで、体重を測定。




産卵前:1140g → 産卵後:1086g  54g↓

お夜食の分、ちょっとだけ体重を戻しています。。。



そして、おたまごの掘り起しを。




今回は3つ。

前回の産卵から19日目と短めの間隔、さすがに数は多くはないですが、
一目見て立派なサイズ、しっかりとした殻のおたまごです。


例のように、×印と‘く’の字、6~8の番号を記して掘り出し、
重量と径を測定


      重量(g) 長径(mm)/短径(mm)
No.6     19.3      39 / 29
No.7     20.7      40 / 30
No.8     20.5      40 / 29


ここ数回の産卵と同じくらい、20g前後のおたまごでした。。。


先月からヘルマン♀もあ、マルギ♀ちゃごと同じくですが・・・

短い間隔での2回の産卵、体力を使い果たしたはずのくうのお世話と、
おたまごの管理、気を引き締めて、頑張ります!!
コメント
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