海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

16ちゃご14号、その後・・・

2016年10月20日 22時54分46秒 | マルギナータリクガメ
口を開けることができない状態が判明した、16ちゃご14号、
強制給餌(?)を開始して5週間が過ぎました。

10/4に報告させて頂きましたが、僅かに口が動くようになり、
給餌に対してより積極的に、活動量も増えているようでした。。。



・・・が、先週水曜日(10/12)の朝のことでした。

いつものように、スポットライトで2かめに温まってもらいながら、
強制給餌の準備をし、様子を覗ってみると、一向に動き出そうとせず、
身体を竦めた体勢になっていました。

そして・・・



手前:16ちゃご14号  奥:16ちゃご21号


立派な排泄物を!?


正直びっくりしました。

確かに強制給餌では、以前よりも口の中に入る手応えはあったものの、
それでも限られた時間、ごく僅かな食餌量です。

まさかこれほどのモノを蓄えているとは。。。



しかし、強制給餌(?)では以前よりも手応えを感じるようになったとはいえ、
自力での食餌に繋がるかというと・・・

時々嘴の先に僅かに葉っぱが引っ掛かる程度から、進展はなく、、、


見ていると口の左側には小さな隙間、左側の顎の関節が外れている?
あるいは折れている??関節部分がズレているような・・・??

一方で右の顎関節は固まりつつある?癒着しているのか??ように見えました。



そして、先日の日曜日(10/16)のことです。

思い切って、金具を使って無理やり16ちゃご14号の口を開きました。


それまで、あまりに小さな身体に対して、骨折か嘴が割れるリスクを考え、
とてもできないと思っていたのですが・・・

これまでにない程の小さな孵化仔たちの立て続けの誕生に続いて、
その小さな孵化仔を相手の強制給餌・密接なお世話が続いており、
小さな仔を危なしく感じる感覚、慎重さがマヒしてきたようにも思います、、、

もしかすると、関節・骨格に良くない影響を与えた可能性も大いにありますが・・・





それまでよりも、少しは口が開くようになったというか、
隙間が拡がったというべきか・・・

強制給餌では、より多くを口の中に運べるようになった気がしますが・・・





自力での食餌には程遠い状態ですね、、、

多少は効率よく、食餌を口の中に入れることができるようになったというものの、
相変わらず、その日その日をやっと凌げることができる程度の食餌量、
とても成長に繋がるほどのものでは、、、、


せめて口の中に入り易いように、卵嘴を含めた嘴の先を削れないか?と思いますが、
適当な道具が見当たらず・・・

ペットショップで見てみると、極小犬用の爪切りというモノがありましたが、
手元が狂って、孵化仔の頭ごと入ってしまう場面が頭に過ぎるサイズですね、、、



その後はこれといった進展もなく、今日午後から強制給餌中の2孵化仔の
成長というよりは食餌状況を確認する意味で、体重を測定しました。



左:16ちゃご14号  右:16ちゃご21号




16ちゃご14号




16ちゃご21号






21号は何とか成長の兆しが見えてきましたが、14号のほうは・・・

これまでの経験では、誕生直後の給水とヨークサックの栄養で一割程度、
食餌量が立ち上がれば二割程度、誕生から半月ほどで増えると思っていますが、
それ以上のものではなく、ほぼ全く成長していないですね、、、




左上:16ちゃご14号  右下:16ちゃご21号


21号は確かな成長線が拡がってきています。

ちょっと歪に見える成長線ですが、強制給餌飼料(ウサギ用)を毎日与えてのこと、
止むを得ない状況、キレイな成長は望むべくもありません。

まずは、強制給餌を受け入れて、体力を付けてくれること、
より健康になってくれることが最優先です。



まだ道のりは果てしなく遠い状況に変わりなく、先が見えない状況ですが、
何とか2かめに体力をつけて、より力強く生き抜いてもらえるよう、
しっかりとお世話を続けていきたいと思います。。。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬眠準備。。。 | トップ | 冬眠入り一番手!? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マルギナータリクガメ」カテゴリの最新記事