今年は昨年のようなことはあるまいと、小雪を勝手に予想していたのだが、いつの間にか雪が降り積もって、昨年以上の豪雪となってしまった。市も豪雪災害対策本部を設置し、除雪費用を三億円以上上積みした。高柳町石黒での積雪は一月三十一日現在で三百三十センチに達した。
昨年暮れにタイムスの事務所に向かって高速を走ってきた新潟市の知人が、約束の時間に遅れまいとスピードを出し過ぎたためか、柏崎インターを目前にして、スリップ事故を起こした。後で聞くと、車は大破し「生きているのが不思議なくらい」の事故だったという。幸いその知人は、大した怪我はなかったようだが気の毒なことだった。
車の事故というものを、ほとんど起こしたことがない。安全運転を心掛けているためか、運がいいのか分からないが、学生時代に一度車にぶつけたくらい。後はぶつけられたことばかりが記憶に残る。買ったばかりの新車にぶつけられたこともある。
最近では、信号で止まっているところに、後ろから追突された。バンパーの交換が必要になり、傷だらけの車の後ろ姿だけは新車のように甦った。昨年十二月にも車を駐車場に止めて降りるところを、後ろからガツンとやられた。再びオンボロ車は後ろ姿だけ新車のようになった。
こちらの責任はゼロだったので、無料で修理ができた。しかし、前面も側面も未だに傷だらけなので、誰か止まっている所に前からぶつけてくれないかなどと、不謹慎なことを考えてしまった。
昨年暮れにタイムスの事務所に向かって高速を走ってきた新潟市の知人が、約束の時間に遅れまいとスピードを出し過ぎたためか、柏崎インターを目前にして、スリップ事故を起こした。後で聞くと、車は大破し「生きているのが不思議なくらい」の事故だったという。幸いその知人は、大した怪我はなかったようだが気の毒なことだった。
車の事故というものを、ほとんど起こしたことがない。安全運転を心掛けているためか、運がいいのか分からないが、学生時代に一度車にぶつけたくらい。後はぶつけられたことばかりが記憶に残る。買ったばかりの新車にぶつけられたこともある。
最近では、信号で止まっているところに、後ろから追突された。バンパーの交換が必要になり、傷だらけの車の後ろ姿だけは新車のように甦った。昨年十二月にも車を駐車場に止めて降りるところを、後ろからガツンとやられた。再びオンボロ車は後ろ姿だけ新車のようになった。
こちらの責任はゼロだったので、無料で修理ができた。しかし、前面も側面も未だに傷だらけなので、誰か止まっている所に前からぶつけてくれないかなどと、不謹慎なことを考えてしまった。
(越後タイムス2月4日「週末点描」より)