北方四島、尖閣諸島、竹島と、民主党議員の国家感に疑問を抱くような
ことが立て続けに起こっています。
原因は、戦後の教育にあると思います。
その中でも、一番は日本国憲法の前文です。
憲法は司法試験の必須科目でしたから、いやでも勉強せざるをえません。
私が理解できなかったのは
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと
決意した」という部分でした。
日本の安全と生存が、どうして他の国のひとたちの「公正と信義を信頼して」守れるのか
私の理解を超えていました。
外国の人たちを信頼していればいいというのですが、一体どこの国のだれを信頼する
というのか、見えてきません。
また「平和」とか「公正」とか「信義」といっても、その中身は、国により民族により違います。
抽象的な言葉として、美しいかもしれませんが、中味は何もありません。
ですから、私は「丸覚え」することにしました。試験のためだけです。
世界をみれば、この憲法がいかに現実離れしているか、誰でもわかるような気がします。
私は、丸覚えした、ことを自覚しています。試験が終われば、忘れることにしました。
というより、憲法のこの部分は間違っているということを、しっかりと身につけました。
実際、こういう憲法があるのは日本だけでしょう。
日本の領土を領土と思わないこれら政治家は美辞麗句をそのまま信じているのでしょう。
戦後の民主主義教育の失敗が、戦後50年以上を経て、その無様な正体を現して
いるのです。
国とは何か、を自分の頭で考えなければいけない時期に来ています。