弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

プルトニウム検出

2011年03月30日 | 日記

福島第一原発の敷地内からプルトニウムが検出されました。
唯一の被爆国である日本で、
チェルノブイリ(ロシア)、スリーマイル(アメリカ)に引き継いでの原発事故。
結果はまだまだ不明ですが、深刻な事態であることだけは
間違いなさそうです。

原発の事故については、実際のところ、誰もわかっていないのかもしれません。
だからこそ、世界中で原発建設についての見直しや反対の動きが拡大して
いるのだと思います。

それはそれとして、今、福島で起こっていることについては
被害の拡大を防ぎ、そして何としても生き残らなければなりません。
世界中の目は、日本なら何とかできるのではとの期待があるように思います。
原発の問題は、日本だけの問題ではありません。
世界中の関心事であり、問題です。
関係者には総力を挙げて、最善を尽くしてほしいと思います。

こういう事態をみていると、みんなが一つになって頑張るしかないように思います。

今、リビアに引き続いて、シリア、イエメンと中東は揺れに揺れています。
中東地域は世界最古の文明の発祥地です。
それ以降、いろんな民族が衝突を繰り返してきました。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大宗教の生まれたところです。
そういう紀元前からの長い長い歴史の上に、
今の不安定があるのだと思います。

今の日本も同じです。

この最悪の事態からスタートするしかありません。
それぞれが置かれたところで、精一杯、できることをすることです。
そんな風に思うようになりました。
やらなきゃいけないことはやる、やれることはやる、と腹をくくるということです。

何とかなりそうな気がしてきませんか?