私はさしあたりはこれで良かったと思います。
今回の地震で日本が地震列島だということをみんな認識したはずです。
東京でも今も地震があります。
以前よりはっきりと有感する地震が確実に増えています。
東京だけではなく、日本全国、どこででも大地震が起こり得ることは
歴史をみてもわかります。
原発について、地元の意向だけを問題にしてきましたが、これは
大きな間違いです。
最低限、影響のある周辺自治体の意向を尊重すべきです。
今回の福島原発で分かったと思いますが、
被害は広範囲に及びます。
そしてその時は当然ながら国を挙げて支援をしなければなりません。
いわゆる原発の建設で直接恩恵を受けなかったにもかかわらず、
大きな被害を同様に受けた周辺自治体があります。
だから、建設地だけでなく、そういう大きく影響を受ける周辺自治体の
意見を聞くのは当然です。
多分、最低限でも5キロ、10キロ程度のあるいは20キロ程度の範囲を考える
必要があると思うのです。
もう一つ、原発は極めて危険なものだという認識を明確にするということです。
ですから、原発の数は少ない方がいいと思います。
どこでも原発となると、この危機感が薄れてしまうからです。
それが人間の本性です。
全部が停止したことで、考える時間ができました。
なんだかんだいっても、どこかに資料はあるはずです。
一か所ではないかもしれませんが・・
有る程度の関係者が集まれば、おおよその見当がつくはずです。
危険性によって振り分けをすればいいのだと思います。
これは、地味で面倒な作業ですが、担当者を決めてやれば、騒いでいる
間にできると思います。
そして、政治的に影響されないために、どこからどのようなコンタクトはあったかなど
をレコードし、公開することです。
いわゆる手続きの透明性です。
危険性の判断に政治的、業界的圧力がないことを明らかにすることです。
今一番大事なことは、信頼の回復です。
後は優先順位の問題になります。再開するしないは国民の価値観による
判断になります。
こういう問題に正解はありません。どういうライフスタイルを選ぶかだけです。
折角ですから、是非ともこういう作業を進めてほしいです。
絶対消費税は増税するなどと頑張らずに、まずは、この仕組みを早急に
作ることです。そして、実行することです。
多分1か月もあれば、やる気があればの話ですが、可能なはずです。
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平成維新をしなければならないと思います。
明治維新のときのように、新しく始めることです。
単なる、再編ではできません。
組み合わせが変わっても同じ人がやれば変わるわけはありません。
人脈が同じ、考えも同じ、どうしてかわれるのでしょうか?
私たち国民は、いざ鎌倉に備え、いつでも動けるように待機しておくべきと思います。