弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

行動のとき

2012年05月12日 | 生き方・人生

オバマの同性婚支持表明の後、保守派の反対はあるにしても
やはり、その決断に多くの人が刺激をうけているように感じます。
彼の場合は、自ら思索したうえでの、決断です。
つまり、彼そのものなわけです。

そして思うのは、歴代の大統領と違って、軍や警察や消防といった
しかも第一線で命をかけて働いている名もない人たちに対に対する感謝やねぎらいの
機会が多いことに気づきました。

日本の人権派や進歩派と言われる人たちは、こういう人たちに心を寄せることは
ありません。
しかし、こういう人たちは、まさしく国の国民の命、安全、国土を守っているのです。
私たちがそういうことを考えずに生きていられるのは、彼らがその役割を担っているからです。

個々の人間が生きていくには、一人の人間としての部分とそれを支える共通部分とが
あります。
そのいづれが欠けても、一人の人間としての生はありません。
同性婚の部分が一人一人の人間としての部分(これをプライバシーというのだと思います)であり、
警察や軍に対する感謝は共通部分なのだと思います。

なお、オバマは特に一兵卒にあたるような軍の関係者に対して、教育を受けるチャンスを
充実させています。
一兵卒にとって軍隊は一時期なものです。
使い捨てにされるのではなく、国や国民のために働いた後に、大学等で教育を
受けることができるように奨学金制度を設けているのです。

彼は、自分の行動でそれを世界に示しています。
だから、みんながインスパイアーされるのです。

そう・・・・
行動です。
行動するときです。