弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

事態が好転するとき、人生は計算できない

2012年05月11日 | 生き方・人生

私たちは何となく将来を見ながら生きています。
そのとき、無意識的に枠をはめています。
それは裁判や紛争ごとの場合も同じです。

やるしかないのでやるという事件があります。
常識的で結果がほぼ確実な方法があるのですが、
それはしたくないのです。
なぜというと、生き方の問題です。
解決できるかどうかわからないけれど、自分のできる限りのことは
したいという強い意思です。
それが正しいと信じるからそうするというものです
(他人に対する迷惑もすくなくなる。かけないというものです。
他人に迷惑や困難を押し付けてはいけません)

こういう場合、不思議と好転の転機が訪れてくることがあるのです。
大抵は外部事情です。
ですから、当然、予想や想定の範囲外のことです。

結局、強い意思や信念が、本来なら守備範囲外のものを
引き寄せるのだと思います。

最近、そう感じることがありました。