オバマ大統領が9日同性婚支持を公に初めて表明しました。
同性婚については、私たち日本人には理解しにくいのではないかと
思います。
やはりアメリカのような国だから深刻なのだと思います。
11月に大統領選挙を控えてのこの時期の表明には、そのこと自体について
のいろいろな憶測もあるようです。
しかし、じっくりと考えた末の結論だったようです。
オサマ・ビン・ラディンの殺害指示とともに、オバマ大統領の指導者としての
資質を感じさせます。
結論に至るまでには世の中の変化その他いろいろと考慮したでしょうが、最終的には
「自分がしてもらいたいと思うような扱いを他人に対してもする」という黄金律
に従ったものだといいます。
誰にでもできることではないですよね。
日本の政治家に聞かせたいですね。
アメリカでは世論を二分する問題ですので、選挙にどのような影響を与えるのか
について、やはり二分しているようです。
ただ、私に明らかに見えるのは、こういう大統領はやはり信頼できるということ
ではないでしょうか。
大事なことはその一点にあるように思います。
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まだ、性同一性障害という言葉を聞いたこともないようなころに
それを理由に名前の変更をしたいという依頼を受けたことがありました。
そのときに、ご本人の体験を聞くにつれ、これは何とかしなくては
ならないと考えるようになりました。
私たちは出生については何も選ぶことはできません。
生まれてきたそのままをとにかく前提として受け入れるしかありません。
そこで、やはり不条理があるとすれば、改めるべきだと思います。
いつものように、本を読んだり、ネットを調べたりして、自分なりに確信を
持つに至りました。
あとは法律構成をし、裁判官を説得することです。
裁判官の説得には、これまたいつものように、私自身が確信を持つにいたった経過
を丹念にわかりやすく整理をして提示しました。
裁判官も納得し、認めてもらいました。
ただ、やはり私にとって、一番決定的だったのは、その本人自身の
悩み苦しみそれでもがんばっている姿でした。
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さて、オバマ大統領とインタビューが許されたのはABCのロビンですが、
彼女はLaw&Orderの大ファンで、今のアメリカを知るためにいつも録画し
何度も繰り返して見ているということでした。
何か縁を感じました(これは私の一方的なもの。いうまでもなく)