国会のいわゆる黒川事故調が大物関係者を参考人に呼んで公開で
事情聴取を行っています。
その様子が全部動画でみることができるんですね。
これは東電の元勝俣恒久会長のものです。
ちょっと長いですが、いろんな情報がわかってきたようです。
2004年のインドネシア・スマトラ沖地震を踏まえて、保安院が06年には
津波による全電源喪失から炉心損傷に至るシミュレーションの結果を
東電に届けたことなども明らかになっています。
例によって、「届いていなかった」「知らなかった」との説明ですが、
このときに対策が取られていたならば、今回の事故はもっと違った形になって
いた可能性があります。
また、これは既に公知の事実ですが、菅当時の首相の視察は作業に支障を
きたしたなどがあります。
ユーチューブで公開されています。
借りてきました。
こういうものはこういう形で公開してもらうのが一番効果的です。
いずれは菅氏の事情聴取もあるといいます。
楽しみです。
なお、スマトラ沖のときのことですが、知らないというのはおかしいですね。
電力のトップとして、当然、その危険性に気付くべきであり、
むしろ、自らが主導してそのような調査やシュミレーションをすべきだった
といえます。
もし、全くそのような発想がなかったとしたら、それこそ
電力トップとしての資格がないと言わざるをえません。
(トップの責任逃れの抗弁はワンパターンです。
知らなかったです。)