GLOBE-TROTTER

東京で世界を感じる(衣・食・住?)BLOG

2007年 トルコの旅 コンヤ→洞窟ホテル(カッパドキア) その3

2007-03-06 23:59:18 | TRAVEL-2007 TURKEY


この日は大移動日パムッカレからコンヤ(約410km)、コンヤ→カッパドキア(約230km)。
8日間一緒に旅をしたバスです。(サービスエリアで洗車中)
(事故があってから1日の走行距離が規制されたそうですが、運転手さん1人でずっと運転されていました。本当にお疲れ様でした

バス自体はとても快適で、移動の間もトルコ人ガイドさんが通り道の小さな村の話やトルコについてガイドブックに載っていないようなことを話してくれるので思っていたより退屈しなかったです

特に興味深かったのは、トルコもイスタンブール以外はかなり保守的で田舎の村では本人同士が式の日まで顔を合わさないまま結婚することも当たり前だそう。女性は14歳とか15歳で結婚をして家事も畑仕事もこなすにも関わらず、男性は昼間からカフェでチャイを飲んでばかり・・・と聞いてバスの窓から村のカフェを見るとどこもおじさんばかりでお茶してました(笑)
また別の村では独身の女性のいる家は、家の煙突に空き瓶を置くのが『結婚相手募集中』の目印だそうで(!!)本当に小さな村(通り過ぎるの10分くらい)の家の煙突のあちこちにコーラの瓶や牛乳瓶が!!しかも瓶の種類によってコーラはスタイルがいいとか牛乳瓶はぽっちゃりとかまであるそうです(笑)。←車中からの写真はどれも失敗してしまいました

こんな小さい村やパーキングエリアでのお買い物も楽しかったのでバスの旅もよかったのだけど、滞在時間の短い旅行中は移動に何時間も割いてしまうことになるのでやっぱり時間を優先したいかなぁ~


この日、唯一の観光はコンヤメブラーナ博物館。イスラム教の一派で音楽と踊りによって神と一体化することを目指すメブラーナ教の教団の創始者メブラーナの霊廟、僧院、修行地だった建物。アタチュルクの政教分離政策の命令によって教団は解散し、現在博物館となっています。



床は繊細な柄の絨毯がひきつめられ、天井の彫刻や壁の模様などもとても美しかったです!しばしぼぉーと眺めてしまいました。



中にはメヴラーナの棺やムハンマド(モハメッド)のあごひげを入れた箱、大小さまざまな珍しいコーランなども展示されていました。写真は、世界で1番小さなコーラン。

メヴラーナ教の踊りは円錐形の帽子と、くるくる回るにつれて丸く広がるスカートのような衣裳が特徴。今回のトルコ行きに際し見た映画でも登場していたので本物見てみたかったなぁ(ずっと見てたら飽きちゃいそうだけど??年に1度だけコンヤのスタジアムで儀式を見ることが出来るのだそう。イスタンブールでもポスター見かけたので時間が合ったら見れたかも


この日のホテルはカッパドキア名物?!の洞窟ホテルATAMAN UCHISAR KAYA HOTEL(アタマンウチヒサールカヤホテル)に宿泊。

去年出来たばかりというこのホテルはピジョン・バレーに面した奇岩を利用した洞窟ホテル。到着が夜、翌日は早朝気球ツアーだったのでホテルの外観の写真が撮れませんでしたが自然に溶け込んだ素敵なホテルでした。こじんまりとしたお部屋だけど、天井が高くて圧迫感ナシ、TVも液晶でバスルームはとても使い易くてアメニティも豊富!やっと安心してお湯がためられるバスタブでゆっくりお風呂にも浸かれて気持ちよかったーお食事も含めツアー中1番良いホテルでした

今回のツアーは全泊5つ星ホテル指定(洞窟ホテルはオプション)でしたが、旅行会社に問い合わせると『トルコ政府公認5つ星は日本の4つ星、田舎だと3つ星くらいになります』とのこと。イスタンブールやアンカラのホテルは日本の5~4つ星並だったけれど、言われていたとおり田舎エリアはちょっと寂しいホテルでしたそんな中、この洞窟ホテルはヨーロッパのプチホテルみたいでとっても可愛かったです