趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか⑧

2016年04月06日 16時24分24秒 | 目に関する話題
このタイトルでの記事も今回で8回目の投稿です。今回は、白内障手術体験記━①となります。

ネット上で検索すれば、歯が浮くような良い事ばかりしか書いていませんので、あえて疑問点やネガティブな側面から書いて見ます。

あくまでも個人的な感想ですからね。 ただ、僕のような慎重派は同じように感じるかもしれません。

まず、白内障という病気が、40代から発症するようになったのはつい最近の事でしょうね。僕は50代で発症です。

これは、待合室で待っている人や、同じ日に手術を受けた人(僕の場合は同じ日に13人でしたよ。白内障だけでは無いとは思いますけどね。)のあくまでも外見からの推測です。

その当たりの事は、個人情報?なのか絶対に病院は教えてくれません。くれませんがなんとなく肌で感じるものです。

白内障に関しては、6人~8人はいたと思います。どうしてわかるかと言うと、皆を集めて一斉に薬などの説明をされるからですよ。

そうすると、50代は僕一人・・・。後の方は全員年金受給年齢に達した人ばかりでした。

なので、話をする相手もいませんでしたよ・・・・(笑い)。正直まわりはご年配の方ばかり・・・。

この具体的な数字はあくまでも、入院手術をされた方の話です。日帰り手術を受けた方が何人いたかはわかりません。

何が書きたいかというと、少し失礼な書き方になるかもしれませんが、ある程度年金で生活が成り立ち、ある程度周りの方もお年寄りだから・・・と、何をするにも大目に見てくださる立場の病気だったという事です。

人の死はいつ訪れるかはわかりませんが、少なくとも後20年以上生きないと、今現在の平均寿命に到達しない僕と、すでに平均寿命に到達している方々も同じ扱いという事です。

これは、病院とかの問題では無くて、健康保険適応医療制度の問題です。つまり、保険適応で選べる人工レンズが単焦点レンズしか選択肢が無い・・・この事が、その後の生活に大きく影響するのですが・・・。

レンズ選びは最も重要な事なんですが、僕の場合は始めの段階から、保険適応外の人工レンズの選択枝はありませんでした。

これは、金銭の問題では無くて、蓄積されたデータに基づいて、安全性と術後の生活を考えての医学的な判断でした。

具体的には、僕の場合は軸性の強度近視に強い乱視が合わさっていた・・・。乱視用の多焦点レンズはまだ開発されていな?し、かなりの個人差があるために、術後の不具合が圧倒的に多いそうです。

ちなみに今日、保険適応外の人工レンズ、多焦点は両眼で80万以上、さらに近・中・遠の多焦点人口レンズも認可されました。こちらは金額は不明。

選択肢が無かった僕。視力が出れば、健康体と判断です。しかし、その見え方による生活の質(眼科ではQOLと表現)はかなり落ちます。

この落ちるというのは、単焦点レンズの場合、ほんとうに焦点の合っている一部分しか見えないのです。写真で言えば、マクロモードで撮影して特定の一部しかピントが合わない状態。当然それ以外の部分はぼやけて写ります。

人によるとは思うのですが、僕みたいに軸性の強度近視の場合は、そうなる率が非常に高いのではないかと思います。

なぜなら、他の人(同じ日に手術を受けた)は、同じ単焦点レンズでも結構見える範囲(前後の)が有るみたいな事をいってましたから・・・。

ネガティブな事ばかりでは無くて、良い点も挙げてみます。

良い点は、「この落ちるというのは、単焦点レンズの場合、ほんとうに焦点の合っている一部分しか見えないのです。写真で言えば、マクロモードで撮影して特定の一部しかピントが合わない状態。当然それ以外の部分はぼやけて写ります。」と書きましたが、視野全体がクリアに見えるという点だけです・・・。

後は、裸眼でいられる時間が増えた事です。物心ついた時(小学校2年生くらいには)には、すでにメガネ生活でしたから、半世紀近くメガネ生活だったわけです。

メガネが耳の上と、鼻の上に乗っかっていない感覚のすばらしさを今味わっています。

ここで、また大きなデメリットをどうしても書かないと・・・。それは、メガネ経験が長い方の共通点かもしれませんが、

無意識にメガネをあげる動作をしてしまうのです。

これは、強度近視のレンズはプラスチック製でもそこそこ重さがあるので、どうしても鼻からズレ落ちてきます。ズレ落ちてきたら、メガネを上に指で軽く持ち上げる動作をするんですね。

イメージは、エバンゲリオンのシンジの父ゲンドウが、メガネを指で持ち上げる動作です。

人工レンズになっても、目の表面の湿り具合(ドライアイと関係)で、見え方が変わって来ます。そうすると、ついついメガネを上げる動作をしてしまいます。 体は、メガネがズレ落ちて、見えにくくなったと勝手に判断するんですね。

それで、どうなるか・・・ここが重要です。

メガネを上げようとするのですが、そこにはメガネはありません。当たり前ですね裸眼ですから・・・。

そうなるとどうなるか? 指で目頭の辺りを押さえる事になる・・・。この動作、人工レンズ装着後には大敵なんです。

無意識に自分の指が目を直撃なんですよ・・・。これはたまりません。

最悪は人工レンズの位置が変わってしまいます。 そうならない為に、退院時に目を保護するメガネを頂くのですが・・・

家の中くらいは開放感に浸りたい・・・。この悪循環わかりますか?

次回は、術後の目の保護という側面で書いて見ます。 これだけ細かく書いた体験記も少ないと思いますよ。
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LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか⑦

2016年03月25日 09時39分05秒 | 目に関する話題
このカテゴリーは暫く更新してません・・・。つーか、もう僕の水晶体は人工物に替わってしまったので、いまさら意味が無い・・・。しかし、今後の為にもボチボチ更新して行くつもりです。

そんな中、またも偶然に見つけた記事をのっけます。

おそらくはLED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか ⑤で紹介した記事の続編?と思われます。

以下は記事からの引用です。

アメリカと中国の研究者が共同で白内障の新しい治療法を開発
2016年03月11日

アメリカと中国の研究者は、最小限の外科手術によって幹細胞を活性化させ、はっきりと見えて正常に機能する水晶体を先天白内障を持つ子供の眼の中に再生させるという新しい治療法を編み出しました。
先天白内障とは、先天的な素因によって生まれつき水晶体が混濁する病気です。この病気は、染色体の異常、子宮内感染、または全身疾患・症候群な様々な原因によって発症します。

アメリカペンシルべニア州にあるピッツバーグ大学医学部の細胞生物学者であるジェームズ・ファンダーボーグは、世界でも有名な学術雑誌『ネイチャー』の取材で、「この治療法は外科手術手法の形を変えたにすぎない。人工的に作られた水晶体を眼の中に入れているのではなく、元々ある水晶体自体を再生させているのだ。」と語りました。

今回の治療法の開発は、カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部に付属しているシャイリー眼科病院の研究者と中国からの研究者で構成された研究チームによって行われました。白内障の治療は、通常、眼内レンズとも呼ばれる人工の水晶体によって行われますが、この水晶体を患者の眼の中に移殖した後に患者自身の細胞が覆いかぶさるように成長し、水晶体が曇ってしまうという事例が過去に何件も発生していました。

この事例を受け、眼科医で研究チームの一員であるカリフォルニア大学のカーン・ジャーンと中国広東省にある中山大学のイージー・リウは、人間の体が水晶体全体を再生する事が出来るのかをどうかを調べるために実験を開始しました。彼らは、動物で実験を行って成功を重ねたのち、手術技術を応用して、先天白内障に侵されている12人の幼児にこの新しい治療を施しました。

これまで先天性白内障に対しての治療は、眼球の中心に6ミリの切り目を入れ、水晶体を取り出して人工のものと置き換えるという方法が主流でした。しかし、この治療法では、水晶体の上皮幹細胞の多くを失ってしまうという事になります。

一方で、新しい治療法は、眼球のわきの方に1.5ミリの切り込みを入れ、水晶体を取り除き、水晶体の上皮幹細胞から新しい水晶体が作られるように促進します。この新しい治療法では、術後の合併症の発症率が非常に低くなり、17%にまで抑えられます。ちなみに、これまでの治療法での合併症の発症率は92%でした。また、この治療法により作られた新しい水晶体は、人口の水晶体のように後々曇ることが無いようです。ところが、この治療法には欠点もあり、子供よりも水晶体の再生スピードが遅い大人には効果が期待できないとの事です。

人間の体の再生能力を利用した治療法とはすごく画期的ですね。再生された水晶体は、人工の水晶体のように曇らず、手術後の合併症も少ないようですので、この治療法が普及すれば、先天性白内障で悩まされている多くの子供たちが救われる事になるでしょう。

大人の白内障への治療法としては有効ではない点が非常に残念ですが、子供の白内障治療は徐々にこの方法に切り替わっていくのではないかと思われます。医学の進歩を支える研究者たちには、これからも素晴らしい病気の治療法をどんどん開発していってほしいものです。

 引用元 http://applist.cctvnews.cn/publish/website/data/data/2016/03/10/1246108/detail.html

記事からの引用はここまで。 引用元はどうやら CNNニュースのようです。

この記事によれば、子供の先天性の白内障の治療はどうやらかなり未来が開けているようです。

大人はこの方法では、再生は不可能みたいですね・・・。

点眼薬関係も、詐欺サイトがあったり効果が出るのに時間がかかったり・・・また、個人輸入でおまけに色々な制約があるみたいで、ホントのところどうなの?というのはある面、雲を掴むような感じ・・・。

ま、僕も情報収集しながらも、手術せざるを得ない状況になって、結局オペでしたから・・・。

ただやはり、持って生まれた細胞。しかも、一生変わる事の無い細胞(自己代謝しない)を大切にしていただきたいという気持ちは今も変わりません。
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うーん・・・これも今さらだなぁ

2016年02月25日 11時33分56秒 | 目に関する話題
お医者さんへ行ったり、いろいろと忙しかったので久々の更新。

さて、今日はLED電球のお話です。 タイトルにもありますが今さらな話題ですけどね。以下は記事からの引用です。

LED電球「10年もつ」に疑問の声 「また切れた」の声続出の理由とは

J-CASTニュース 2月24日(水)19時28分配信

LED電球は本当に長寿命なのか――。「10年もつ」との触れ込みで登場し、ここ最近で急速に普及した次世代の照明器具をめぐり、こんな「疑惑」がネットで注目を集めている。

 高い省電力性能と「4万時間」ともいわれる長寿命がウリのはずが、ネット上で「買ったばかりなのにLED電球が切れた」との報告が相次いでいるのだ。

■「10年もつはずのLEDが...」

  「電気屋としては何とも言い訳がましいのですが、長寿命をうたって勧めてきたLED電球がボチボチ切れてきました」

 LED電球の寿命への疑問について注目を集めるきっかけとなったのは、都内のある家電店のオーナーが2016年2月19日に更新したブログ記事だ。「LED電球が寿命より前に切れた」との相談が増えていることを明かしつつ、メーカー各社がうたう「長寿命」という宣伝文句は信じられないと言及している。

 さらにブログでは、点灯しなくなった「大手メーカー」のLED電球を分解し、故障の原因を調べている。各部品をチェックした結果、電球の発光部には問題がなかったが、基盤部分の「電解コンデンサー」というパーツが熱で故障していた。続けて、LED電球が点かなくなる原因のほとんどが基盤部分の故障にあるといい、一部の製品には「欠陥がある」と指摘している。

 実は、同様の指摘は海外のLEDメーカーからも上がっている。高級LED照明を専門に扱う「ジェイク・ダイソン・ライト」のジェイク・ダイソン社長は15年6月、日本の家電サイトのインタビューで、「LED電球が長寿命というのは誤った情報だ」と断言。日本で販売されているLED電球のほとんどが放熱能力に課題を抱えており、「4万時間もの寿命があるとは思えない」と分析している。

 こうした指摘の通り、ネット上でも「買ったばかりなのにLED電球が切れた」との報告が相次いでいる。ツイッターで「LED 切れた」と検索すると、「10年もつはずのLEDが半年で切れた」「またLED電球が切れた」などといった投稿が少なくとも数百件単位で見つかる。

 また、消費者からの苦情を受け付ける「国民生活センター」のウェブサイト「よくある情報提供と回答」欄にも、「LED照明がたった1年程で点灯しなくなってしまった」(14年2月)との内容が掲載されている。回答欄では、種類にもよるが、数年の保証期間が設けられている製品もあるとして、購入時に保証期間の有無を確認することなどを勧めている。

引用はここまで。詳しくは元記事を参照してください。長い記事です。

このブログで過去に何度もLED電球の寿命について取り上げました。多すぎてどこに書いてあるかわからない位です。

一部見つけたので貼ります。設計寿命に関して

LEDの謎

上記はほんの一部です。


ただし、これもある意味過去の話。今は、「LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか」シリーズで書きたかった事が最重要課題ですよ。

このシリーズのタイトルにもあるように、LED光源そのものが目にほうとうに無害なのか?さらには、文明光源そのものが安全なのか? その点を「妄想の扉」を通して検証して見たかったのですが・・・。

普通に考えて見てください。 学校で習った歴史通りなら、日本人の庶民が文明光源の下で日常生活を送るようになったのは、100年も無いはずです。一旦過去の大戦で焼け野原になり、その復興と同時に文明光源が庶民生活に浸透・普及して来ました。

僕の生まれた昭和30年代では、まだ、白熱電球しかなかった・・・。その後10年もしない間に、蛍光灯が普及して。その後直ぐに、三波長蛍光灯なる非常に明るい蛍光灯が登場。実はこの三波長蛍光灯が、生まれつき網膜が弱い傾向の家系(遺伝的な要素)の遺伝因子を持っていた場合、強くその影響が現れるのでは?という仮説を立てたのですが・・・。当然その仮説を検証する力は僕にはありません。

しかしながら、幼児期に強く明るい文明光源の影響を受けた目は、大人になってからの白内障の発症時期が異常に早かったり、近視に関しても、強度近視に移行するケースが多いのでは?と推測しています。

個人的には。車の明るいヘッドライトも問題があると思います。対向車の明るいヘッドライトを浴びると、目が弱いと目の前が何も見えなくなります。このあたりも大変な問題なのですが・・・なおざりです。

時は西暦2000年代に突入。この三波長文明光源は、パソコンのモニター、薄型TVのバックライトなどなど様々な分野に応用されました。

その結果どうでしょうか? 僕個人は、本来近視が進まないといわれた年齢になっても止まることの無い近視の悪化。
当時は、パソコンメガネなんていうのもありませんでしたから・・・。

もちろん、文明光源だけが原因ではありません。地球が持つ機能の低下・・・たとえば有害な紫外線のバリア機能の著しい低下もあげられます。

そして、ここ5年くらいのLED光源の急速な普及です。 LED光源に関しては、「電球が切れた」うんぬんの問題よりも。そもそも目にほんとうに安全なのか?という問題が真剣に検証されるべきテーマだと思うのですが・・・。

2012年ころでしたでしょうか。ブルーライト研究会が発足されて一部の方による検証は行われ始めているようですが、2016年2月現在では、明確な結論はでていないと思われます。

少なくとも、眼科医は「気にすること無い。気になればパソコン用のめがねをかければ十分」という見解です。

ここで角度を変えます。 学校で習った歴史通りなら、日本人は100年ほど前まで、行灯で生活をしてたわけです。
ろうそくとか、菜種油のランプとか。

初めて電灯(電気による)がともったのが1882年東京・銀座にアーク灯が灯され、市民が初めて電灯を見る。とあります。

そう考えても、まだ134年しかたっていない。

さて、なんと2年前にこんな記事を書いていました。こんな記事を発見

問題山済みですよ。急速な経済発展(文明の利器の発展)に、人の体と心が付いて行かない。安全性もそうです。

国は税金を取る事にはぬかりは無いが、庶民の安全性は2の次・・・それ以下かも・・・。

一時が万事で色々の側面に繋がると、とりとめもなくなるので、今日のテーマに戻りますが、

「消費者からの苦情を受け付ける「国民生活センター」のウェブサイト「よくある情報提供と回答」欄にも、「LED照明がたった1年程で点灯しなくなってしまった」(14年2月)との内容が掲載されている。回答欄では、種類にもよるが、数年の保証期間が設けられている製品もあるとして、購入時に保証期間の有無を確認することなどを勧めている。」にも書かれているように、「保証期間の有無を確認することなどを勧めている」とあります。

そもそも、電球に保証期間などありません。 問題はLED電球が切れないと歌い、普及させた政府にあるのです。

もちろん販売店さんが1週間以内とかでご好意で交換して下さる事はあります。

引用記事の2ページ目に書いてありましたが、LED素子の寿命とLEDを点灯させる為の回路や付随するパーツの寿命とが異なる点。複雑になればなるほど、寿命というのは製品自体の総合的なバランスという事になります。

ならば、10年その製品が世に出るまでに実験と検証が必要になります。はたして、それだけの時間をかける経費があるのでしょうか? 保障期間のある製品でもそうです。たぶん法に基づいて部品の保管期間が決められています。ましてや、売り切りの海外製のLED電球など、切れて当たり前ではないでしょうか。

ならば答えは簡単に出ます。

あとは、使う側がどれだけ慎重に用途を選ぶかだと思います。 調べればある程度の事がわかる時代です。

こと健康被害となると、格段にハードルは高くなりますが・・・。個人では立証は不可能ですから。
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2050年には世界人口の半数が近視に 

2016年02月20日 10時59分47秒 | 目に関する話題
今日は少しショッキング?いや、もう現実の問題でしょう・・・な記事を見つけたのでのっけます。

以下は記事からの引用です。

2050年には世界人口の半数が近視に 10億人に失明リスク──研究機関が警告

ITmedia ニュース 2月19日(金)16時47分配信

2050年には世界人口の半数に当たる約50億人が近視になり、そのうち10億人は失明リスクにさらされる──オーストラリアの研究機関がこのほど、こうした予測を発表した。背景にはデジタル機器を間近に見続ける環境があると指摘し、対策が必要だと警鐘を鳴らしている。

 豪ブライアン・ホールデン視覚研究所の推計によると、2000年時点では世界人口の22.9%に当たる約14億人が近視で、うち1億6000万人が強度の近視。だが今後は増加し、2050年には予測世界人口の49.8%に当たる47億6000万人が近視となり、9億4000万人が強度の近視になると予測した。強度の近視は失明の要因の1つだ。

 研究者は、原因の1つとして生活スタイルの変化を挙げる。屋外で過ごす時間が減る一方、PCやスマートフォンなどのデジタル機器を近くで見続ける活動が増えているためだ。

 対策として、より包括的な近視治療の必要性や子どもへの眼科診断の徹底などを研究者は提唱している。また、デジタル機器を見続ける時間を減らし、屋外で過ごす時間を増やすよう促していくことも必要だろうという。

引用はここまで。

分母が世界人口という両手くらいしかまともに数えられないおっさんには想像できないので、日本ではどうなのかな?と思って、それらしい情報を探したところ、以下のようなデータを発見。データ元は「近視人口を推計する 2014年5月9日記事より」

最新版(2013年)データの記述から一部抜粋。

17歳以下は学校保健統計調査をもとに計算します。裸眼視力0.3未満を近視とすると、約224万人と出ました。よって日本全体の近視人口は5200万人ないし5300万人となります。あるいは国民の41%前後が近視ということになります。

正直なところ医療機関や保健・衛生の進んだ日本でも、近視人口の正確な数値は把握できていないのが現状です。

上の記事の「国民の41%前後が近視」という数値もあくまでも推測だそうです。それ以上であってもそれ以下である可能性は低いと思います。

今日の冒頭の記事にもありますように、強度近視は失明のリスクが非常に高い。「LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか」のシリーズで書きたかったのですが、小学生からタブレット漬け、スマホ漬けの生活の未来はどんな状況が待ち受けているのか?想像に容易いと思われるのですが・・・。

特に、大人になってからも水晶体や網膜は文明光源の影響を受けます。しかしながら、その感受性のベースは成長期にあるのではないのかと思うのですが・・・。

自分の子供もそうです。仕事から疲れて家に帰って来ても、スマホを見ながらほとんどの時間を過ごしています。少し目を休めたら?とでもいうものなら、倍返しの文句がやって来ます・・・。

スマホって政府が普及を急いでいませんか?てことは、政府が近視を助長している事になる。もちろん便利な側面もたくさんあります。ありますが、その不便な側面の危険性があまりにも大きい・・・。そして、持たない人は世の中から疎まれる存在になって行く・・・。

どう考えても世も末です。
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LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか ⑥

2016年02月10日 11時46分07秒 | 目に関する話題
少し更新に間があいてしまいました。間抜けですね。「LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか」などどというテーマで始めた記事ですが、最近どうも体調が悪くて・・・このテーマでの記事は一旦今日の記事でお休みにします。

調べれば調べるほど・・・ですよ。書けません。

なので結論から書きます。今現在老化のメカニズムはかなり解明されてきているようです。

お金のある方は、既に映画の世界の様な若返りも可能・・・。

歯の世界など、お金があればかなり綺麗な歯並びが得られ、虫歯とは無縁になってます。もちろん日頃のメンテナンスは必要ですがね。

自分の歯を一旦抜いて、整えて再度同じ所へ戻すとか行われてますよ。もちろん保険適応外です。もちろんかなりの段階まで再生治療も行われています。自分の歯が試験管みたいな場所で再生されるのも時間の問題みたいです。

目はそうは行きませんが、外科的な治療はかなり進歩しているようです。

先回の記事でも書きましたが、内科的治療(目なら点眼)はどうも・・・。一患者としては、苦痛や不安といった側面からすればもっともすぐれた治療だと思うのですが・・・。

思い切って、このまま白内障を放置するとどうなるか?という疑問が浮かび、なかなか見つかりませんでしたが、ついにあるお医者さんが書かれた記事を発見。それによると、

白内障が進行すると水晶体が硬化して、現在行われているような(最短日帰り手術)が行えなくなるそうです。そうなると、昔のような手術となって、時間も費用も、体への負担も重くなる。

さらに、硬化した状態を放置するとどうなるか?

ある時点を越えると、硬化したしたたんぱく質が崩壊してドロドロな状態になって、水晶体タンパクを包む袋が破れて大変な状態になるそう。

当然相当な痛みと、他の重篤な感染症にもなるらしい。最終的に失明となる。

ただ、どこまで放置するとそうなるかは今の検査技術をもってもわからないらしい・・・というか個人的には結論を得られない。

自分の周りを見渡して、高齢の92才になる老人も、そうなっていないし、また自分の周りでは聞いた事もない。

亡くなった父親も白内障では無かった。母親も通常の加齢による白内障で、別段問題無い。

では、自分も問題ないのでは?と思うのだが・・・何せ、おそらくは40代後半で白内障になっていたと思われる水晶体。

既に硬化が始まっているようだからなぁ・・・といって緊急性が無いから半年待ちだった。この矛盾を掘り下げると変人扱いされる・・・。

一番残念なのは、納得が行くまで先生と話が出来ないことだ。おそらく病院側も忙しくてそんな時間が取れないのだろうけれども・・・・。

せめて納得行くまで話がしたいが、そんな気持ちとは裏腹に・・・刻一刻と手術の日が迫ってくる今日この頃であった。

毎日使う目だからね~やってみないとわからないでは残念な気がする。

すこぶる調子の良い方も知り合いにいるので、やはり個人差が大きいのも事実だなぁ・・・。

今日のまとめ、白内障の放置は最終的には激痛を伴う失明に到る。また、水晶体の硬化時期については、今現在の検査技術では正確にはわからない・・・らしい。

次回は・・・・いつになるかわからないが、このカテゴリーで突然アップするかもしれない。
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LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか ⑤

2016年01月28日 10時48分01秒 | 目に関する話題
少し更新に間があいた今回のテーマですが、調べれば調べる程に疑問が沸き、さらにその疑問が素人のおっさんレベルをはるかに超えた専門的な話ばっかりなので・・・現在も、集めた資料を咀嚼中です・・・。

そうこうしている間に、おいらの手術予定日も近づいて来ます。お金ないしなぁ・・・。そんな話は置いといて、

昨日ぶったまげた記事を見つけたのでのっけます。とりあえず以下は記事からの引用です。


白内障に「点眼薬」、手術なしの治療に期待 研究

2015年07月23日 09:31 発信地:パリ/フランス

7月23日 AFP】人間の失明の最大原因となっている白内障を、手術をせずに点眼薬だけで治療できる可能性を示した動物実験の結果が22日、発表された。

 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、「ラノステロール」と呼ばれる自然界に存在する分子を点眼薬として投与すると、イヌの白内障に縮小がみられたという。

 症状が徐々に進行する眼病の白内障の患者数は世界で数千万人に上り、治療法は現在のところ手術しかない。通常、白内障の手術は安全性が高く、決して難しいものではないが、その一方で、人口の高齢化に伴い、手術を必要とする患者の数は、今後20年間で倍増することが予想されている。

 今回の潜在的治療薬に至るまでの一連の研究は、遺伝性の白内障に悩まされている家族の子ども2人を対象に始められた。2人は、研究を率いる中国・中山大学(Sun Yat-sen University)の張康(Kang Zhang)氏の患者だった。

 張氏と研究チームは、この2人の患者に、ラノステロールの生成に大きく関与する遺伝子に共通の変異がみられることを発見した。これにより、白内障を形成するタンパク質が正常な目の中で凝集するのを妨げる効果がラノステロールにあると推測した。

 研究では、細胞を用いた最初の一連の実験で、ラノステロールがタンパク質の凝集を防ぐ助けになるとの直感に対する裏付けが得られた。

 次に行った実験では、白内障を自然に発症したイヌに、ラノステロール分子を含む点眼薬を投与した。

 研究チームの報告によると、6週間の治療後、白内障の大きさと特徴的な白濁度が減少したという。

「今回の研究は、ラノステロールを水晶体タンパク質凝集の防止に重要な役割を担う分子として特定するとともに、白内障の予防と治療に対する新たな戦略を指摘するものだ」と論文の執筆者らは結論付けている。

 白内障は、世界の失明症例の半数の原因となっている。(c)AFP

引用はここまで。

すでに点眼薬の治療の臨床実験が行われているようです。

色んな問題がありそうですが、臨床的に有用な点眼薬(2種類)もあるみたい・・・もちろんお医者さんでは処方されません。

実は、このテーマの最後に、現在の白内障研究の最前線という記事を書きたかったのですが・・・。

日本でも研究が行われているようですが、日本の場合は(あくまでも個人的な意見ですが)老化そのもののメカニズムまで踏み込んだ研究に移行しているみたいです。

白内障のメカニズムの解明≒老化のメカニズム解明 → いわゆるアンチエイジングの研究です。


近い将来、白内障の治療にかなり有効な点眼薬が開発されても、手術では水晶体がなくなってしまいますから試すことも出来ない・・・。

そんな未来の真実(まだ真実になってませんが)を知って・・・・。

複雑な心境ですが、今すぐその治療が受けられるわけでもなく・・・諦めるしかないか・・・で、今日の更新は終了。
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寒波の影響は来週まで続く

2016年01月19日 11時11分37秒 | 目に関する話題
いよいよ白い物がチラチラし始めました。冬だから仕方ないですね。

今週よりも来週の方がきつそうです。 月末には、一旦緩みそうですが・・・。

データ予想では、北海道沖でそんなに低気圧が急速に発達する見込みになっていないですが・・・今までが暖か目に推移してたんでね~ギャップは殊更に激しいですね。

でも、灯油が安いのが救いです。

例年よりも1週間とか2週間早く咲いてしまった梅の花とかどうなるんだろう? やっぱり植物は単に外気温の変化に反応しているだけなのか?と思ってたら・・・。

うーん・・・・書いても仕方がないから止めときます。

ちょっと考えてみて下さい。ほんの10数年前まで、会社との連絡手段はポケベルが主流でしたよ。そしてね、公衆電話を探さないと見つからないなんて状況は無かった・・・。

ポケベルは廃止され、マイクロ波という領域の利用が加速的に増えました。

増えるのは結構な事だけれども・・・必ず弊害が生まれます。

まだ知られて無い事が沢山あるような気がして・・・影響が直に現れる事は問題になるけれども、影響が現れるのに時間がかかる事にはどうも鈍感な社会・・・。

ここから話が変わりまーす。

僕の母、今年で80歳を軽く超えている年齢なのですが、ようやくお医者さんから白内障の手術をされるなら早い方が・・・と薦められたそうです。

なんでお前(僕)はそんなに早いんだ!と・・・子供の頃から好き嫌いが多いからとか、色々説教されて、「そういえば、おじいさんが目が弱かったなぁ~」

どうも母方のおじいさんが当時では珍しくメガネをかけていて、早くから目が悪かったらしい・・・。

この話を聞いて、「やっぱり隔世遺伝か・・・。」ある意味納得です。

ここからは思い出話です。

小さい頃から、あんたは目が悪いから、魚の目玉を食べると目が良くなるらしいからと沢山食べました・・・涙。

でも、結果は悪くなる一方。今だから、近視など珍しくはないですが、当時は45人位いたクラスで1人でした。あと全員普通でしたよ。

メガネポンチとか色々言われていじめられましたね~あはは。

中学になるころにはビン底にって・・・。悲惨なのは部活動です。運動部が必修なので、ビン底ではほんの少し動いてもメガネが落ちたり、ずれたり・・・。体育の時間も苦痛でしたよ。

その頃ようやく、プラスチックレンズが世に出回り始めました。でもとてもとても高価でした。不憫に思い親が買ってくれましたよ(涙)。

高校になる頃には、薄型のプラスチックレンズが登場。 これはこれで、高価でした・・・両親に感謝です。

大学になる頃には、バイトでがんばって初めてコンタクトレンズを使用。ところが、時代なのでしょうかね~この頃にはすでにドライアイに近い症状が・・・。あっけなくコンタクトはNG。

なので、社会人になっても、分厚いメガネ。もちろん高価な薄型プラスチックレンズですよ。


何でこんな事を書いたかと申しますと、実は、水晶体への強い光の影響は高校くらいまでが非常に重要だからです。

今の文明生活では、その強い光があふれかえっている・・・。それが、LEDの放つブルーライトなのです。

調べて行くうちに、LEDだけでは無い・・・もしかすると文明光源そのものが目に影響がある事がわかって来ました。
最近では、太陽の紫外線の影響も昔とは違うと言われています。

もちろんまだ医学的な根拠は完全には証明されていませんし、今後も証明はされないかもしれません。

なぜなら、医学は病気を治す事が目的であり、病気を防ぐ事が目的ではないからです。今はさらに変化しつつありますね・・・。

今現在長寿で元気な方々の幼少期は・・・文明光源といえば、ろうそくとか行灯。もしくは白熱電球・・・。

水晶体が固定されるまで、刺激を受けやすい時期までが何やら重要な鍵を握っているような気がします。

もちろんこれは、僕の推測です。

そんな感じで、寒波の話から、「LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか」の補足になってしまった。
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LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか ④

2016年01月18日 18時01分21秒 | 目に関する話題
このシリーズも今回で4回目です。この記事を書くにあたっては、ある程度の情報を収集して、その内容を自分なりに噛み砕いて書いてはいるつもりです。が、専門家ではないので、疑問を持たれた場合はご自分でお調べになる事をお勧めします。

では今回のサブタイトル「白内障発症のメカニズムが解明されていた!」のスタートなんですが・・・

その前に・・・目に寿命があるってご存知でしたか? 一般に、白内障になればそれは老化現象で片付けられます。でも今回色々調べて、発見につぐ発見の連続です。

老化=歳をとる・・・ではなくて、その細胞のある意味での寿命だと言い換える事ができるのかもしれません。

今回のテーマを掘り下げて行く内に、ちょっと前の研究が、細胞の寿命は120年だと突き止めたと書いてありました。テロメア説ですね。

たとえが悪いのですが、LED電球にも設計寿命と実際の寿命というのがあります。工業製品ならすべて設計寿命がありますね。それに基づいて、交換可能なパーツの管理が行われています。
しかも、LED素子にはかなりのバラつきがあります。そのバラつきがLEDの寿命そのものに影響します。当然ですね。

比較がほんとうに悪いのですが、人の細胞にも同じような傾向がどうもあてはまる・・・。しかも、こと水晶体には・・・。
つまり、水晶体には設計寿命があり、その寿命に関しても、個々にバラつきがある。(個人的な遺伝的な要素がかなり関与)

では、目の寿命って?と疑問がわきますね。 

その答えは非常に複雑で、どの角度から捕らえるかによって考え方も違うと思います。

僕は素人です。素人なりに得た答えは、はやり、白内障の発症がその人の目の寿命だったという事です。
ですが、僕の場合は片目です。問題の無い方の目は、それなりの白内障でなんとかまだ視力が出ます。
調べて行くうちに、「それなりの白内障」・・・これが、また凄いことで、人間の持つ生態防衛反応の一つである事がわかりました。

では、何のための防衛反応なのでしょうか?
 
角度を変えて考えて見ますと、医学の発展で水晶体は人工レンズに交換が可能になりました。でも、他の目の機能は未だ交換は不可能です。その中でも最も大切で、物を見るという機能に特化した細胞が・・・網膜です。網膜は神経細胞の一つです。特に黄班と呼ばれる部位は自己修復しないグループです。

網膜が損傷したら、どうにもなりません。それが、黄班変性です。

つまりは、「それなりの白内障」というのは、水晶体が自ら濁り、もっとも大切な網膜を守る自己防衛反応だったという事です。もちろんこの事を書いておられる専門家の方は沢山お見えになります。たとえば、50代を過ぎると、水晶体の濁りが程よいフィルターとなって紫外線などから網膜を保護しているそうです。でも、濁り過ぎると、白内障の発病となりますね。この紫外線に、実はLEDのブルーライト光が含まれるわけです。この件に関しては、シリーズ後半で書く予定です。
ある意味、今回のシリーズのメインテーマです・・・LED光源です。


目の機能として、自己防衛反応がある事がわかりました。では、それが、視力に影響を及ぼす時期?が問題ですね。

そこが、個人差があるという事です。事、視力となると、いわゆる近視や遠視や乱視の問題が出てきます。

それらの様々な事情、目の機能の問題、個人的な見え方(視力の問題)などが合わさって目の寿命全体が決まってきますね。また、そう考えるのが妥当だと思います。

一方で、テロメア説的な答えは、約50年だそうです。

また、海外の専門家は、人間の目は強い光を見るようにはデザインされてないとも結論付けています。

特に水晶体は、自己修復しません。なので、目の使い方によってはさらに寿命が短くなる可能性が高い。
ですから、若い方が白内障になったり、50代ではすでに当たり前になりつつあると言えますね。

僕の体験から言える事は、小学生の低学年から近視が始まり、中学ではビン底になったりするケースはかなり注意しないと白内障の発症も早いと思われます。
今の時代はコンタクトレンズを装着してしまうので、わかりにくいと思いますが、20代を過ぎても見え方が変わる方は白内障の進行を疑っても悪くはありません。

今は白内障の進行を遅らす目薬もあります。酷くなってからはどうすることも出来ません。こればっかりは、いらんおせっかいでは無い可能性が高いです。

今回のまとめ  ① 目、特に水晶体には寿命がありそう

        ② 水晶体が濁るのは、自己防衛反応の一つかも 
          

補足・・・網膜が弱い方は、実際に水晶体が「白」では無く「黄色く」濁るケースが多いそうです。 この件はnikkei trendy 2013年2月12日の記事にも書いてあります。
        

今回の記事は・・・ごめんなさい。長くなったのでこれで・・・。


次回は「水晶体はどうして濁るのか?」について書いてみようと思います。

白内障発症のメカニズムとも関連してきます。・・・興味のある方はまたご訪問下さい。

あくまでも、素人のおっさんが調べた範囲の話なんで、気になる方はお医者へ・・・何故かお医者も患者さんであふれかえっています・・・。
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LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか ③

2016年01月17日 19時41分16秒 | 目に関する話題
このシリーズ三回目です。サブタイトルは「水晶体の秘密」です。

前回の記事で、水晶体の細胞は自己修復しない細胞の一つだと書きました。

では何故、自己修復しないのでしょうか?  これは水晶体が、水晶のように透明である点に答えがあったようです。

身体の細胞のほとんどが、透明ではありません。細胞の中には様々な機能をもつ物質や器官(細胞小器官)があります。これは、高校の生物の時間などで習いましたね。

そして、それらの器官や物質が光を吸収して色がでるわけですね。

ここまで書くと察しのよい方は気づかれるかもしれませんが、水晶体にはDNAを始めとする細胞小器官が無いのですね。それらの器官があると光の屈折率が変わる為に、すべてを捨てたのです。ある意味凄いですね。ぼくも全く知りませんでしたよ。

DNAも細胞小器官も持たなければ、何かの拍子に傷ついたら、自己修復できないのは当然でしょう。
そして、人間の身体の細胞の中で、お母さんの子宮内にあった頃そのままの状態が維持されている極めてまれな細胞だという事です。 結果として一生同じ細胞に働いていただく事になります。

また、胎児の時に細胞をつくる段階では当然DNAが必要です。しかし、これまた不思議なんですが、水晶体はその分裂過程で生まれた細胞小器官を自ら吸収して、その透明性を維持するに至ったそうです。

その詳しいメカニズムに関しては、現在でも・・・なぞ・・・らしいです。

水晶体が、水晶のように透明であり、光の屈折率を極限まで変えない機能を維持している理由にはもう一つあって、細胞自体がとても規則正しく並んでいる点があげられるそうです。

ここまでのまとめ。

① 水晶体は水晶のごとく透明性を維持する為に、細胞小器官を捨てた。そのために自己修復できない。結果、一生を通じて同じ細胞が使われる。という点。

② 水晶体は細胞自体が規則正しく並んでいる。これが、他の細胞に見られない特異性で、特に水晶体のたんぱく質が 
「α━クリスタリン」と特別な名前が付けられている事と関連。

もちろん、細胞である以上は栄養分の供給を受けないと死んでしまう。そのための最低限の機能は残していて、その部分の屈折率の変化を、補ってもお釣りがくるような整然さを保っているのでしょうか?このあたりは文献が無いので不明です。

このあたりの事も、自分が白内障にならなければ決して知ることも無かったでしょう。

知れば知るほど、水晶体が愛おしく、簡単に人工レンズに取り替えてスッキリ見えるようになればOKという気持ちになれない大きな理由でもあります。

さて、ここからが本題です。 次回は、実は白内障発症のメカニズムが解明されていた!です。

うーんしかも話はたんぱく質の素材であるアミノ酸からスタートです。

毎度の事ですが、お医者さんでもなんでもないただのおっさんが書いてるシリーズなんでね。その点は忘れないでね。
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LED光源と白内障の関係・文明光源は真実を照らすのか ②

2016年01月13日 10時12分58秒 | 目に関する話題
前回の更新から少し間が空いてしまいました。と申しますのもテーマが壮大過ぎて・・・。

しかし、白内障という病気、さらには目という器官をもう少し掘り下げて学ぶ良い機会になったと思っております。

正直、そうでも捉えなければやりきれないというのが本音です。

一般に白内障は手術しか治らないとお医者さんも言われますし、ネットで情報を調べてもそのように書かれています。

何故そう結論付けられているか? それは目の構造や仕組みがわかれば納得出来る側面も確かにあります。

人間の細胞の多くは常に新しく入れ替わっています。6ヶ月で約9割の細胞が入れ替わります。逆に、入れ替わらない1割の方が重要なのでは?と考えたりもしますが、実はその通り。どの細胞ももちろん生命を維持する為に無くてはならないのですが、入れ替わらない1割に何か大きな宇宙の神秘と申しますか、意図さえ感じます。

その1割の内訳は・・・代表的な細胞として① 神経細胞  ② 心筋細胞 ③ 歯牙細胞(永久歯)④ 水晶体構成細胞

などとなります。 もちろん大まかな分類で他にもあると思いますよ。

①の神経細胞は損傷したら元にもどりません。ただ、機能として他の神経細胞がその役割を共有してくれるのでリハビリで元通りになる確率が高いだけです。

② こちらは、細胞分裂しないのでやはり入れ替わるという側面からは1割に含まれると思います。

③ これは誰でもわかりますね。虫歯は絶対に治りません。虫歯になったところの穴や欠けが自然に治る(自己修復する)事は絶対にありませんね。

④ ここが最重要です。今回のテーマの主役です。 水晶体構成細胞。専門的には αークリスタリンと言われるそうです。

この水晶体細胞こそ、白内障といわれる病気になる部分でもあります。


白内障ってあまりにもよく耳にしますが、しかも、60代を超えてからなる病気だと思っていませんか? 今日の文明生活においてはそれは大きな誤りだと断言できますよ。でも、個人差があります。ここが有る意味重要なんですね。

しかも、病気の名前が白内障。 一般的に、水晶体が白く濁ると思ってました。これも、思い込みです。

中には、白では無くて黄色みかかるケースも多いようです。 僕なんかはそのケースで、白くなって無いので全くわかりませんでした。このブログの中にも書いていますが、白い紙がなんとなくセピア色に見えて、これは変だ!と思って受診して今まで、白内障などと一度も言われた事がなかったのに、いきなりの「白内障」宣言ですよ・・・。

ここで整理です。

白内障は今は、30代でもなる人はなります。完全に老人病ではありません。40代を超えたらかなり注意ですよ!
50代になれば既に進行している。

生まれた瞬間から進行しているといっても過言じゃーないみたいですよ・・・。

白内障という名前にごまかされてはいけません。白く濁るケースだけではないって事。実は黄色身がかる方が今後増える予測も出来ます。それが、青色LEDの影響や、紫外線の影響と関係があるようです。

今日はここまでです。

次回は、水晶体の秘密について書こうと思います。 このシリーズ長くなりそうです。

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