趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

明け方に事件が

2022年06月18日 18時47分47秒 | 自然観察日記的回想

梅雨らしい天気の1日でした。明日は気温が急上昇する予測が出ています。やれやれ・・・。

さて今日のお話ですが、実話です。耳がよく聞こえるというのは時には自分を助けてくれる事もあるんだな~と実感した話です。このブログで時々、文明の音が田舎でも鳴り響いているという記事を何度か書きました。友人宅は人口が5万人ほどの片田舎なんですけどね、都会と同じように文明の利器が随所にあります。エアコンの室外機の音、ボイラーの音、エネファームの音、姿は見えないが空に鳴り響く轟音、改造車のマフラー音などなど、なんでこんな田舎に来ても都会と同じような音に悩まされるんだと悲しい気分になります。

耳鼻科に受診したら、難聴だと診断されました。難聴には聞こえすぎもあるそうです。次は精神科へ行って下さいとまで言われました(随分前の話ですがね)。そんな耳なんですが、2~3日前からどうも微かな音が聞こえていました。夜中になると、どことなく天井のような壁の中のような処から(特定は出来ません)。はっきりとは言えないのですけど、「カサカサ」「コソコソ」そんな感じです。

ネズミにしては音が小さいし、何だろう?と思っていたんですね。

事件は今日の午前4時に起きました。突然はっきりと「カサカサ」という音で目覚めたんです。周りを見回しても何もいません。正直「ゴキブリ」かな?とも思ったんです。せっかく目が覚めたんで用足しにトイレへ。

戻って布団に入るも、何故か音が気になって眠れません。この時には音などしません。

30分ほど時間が経過したでしょうか・・・。僕は自分の枕元に金属製のコップに水を入れて寝ています。鼻が詰まり気味なので、喉がからっからで目が覚める事が多いんです。そんな時に口を潤す為に置いてるんですね。

事件は起こりました。大きめの「カサカサ」音がしたと思ったら、今度は金属のコップに何かが当たる音です。「カーン」。

何だと飛び起きました。そしたらば、もう布団の横ににっくきムカデがニョロニョロと這っているではありませんか

体調12センチはあるムカデです。ここであったが何とやらで、スリッパで叩きまくり、最後はガムテープ貼り付け退治です。明け方の大捕り物でした・・・。どうやら壁か天井から僕のコップめがけて落ちて来たようです(推測ですが)。

兎にも角にも刺されなくて良かった。

さらにちょっと重要な話はこれからです。今年はムカデが多いです。すでに5月ごろから何度か見かけています(2回は死体で)2回は僕の菜園で、こちらは処理しました。室内は今回が今年は初めてです。それで過去記事を検索したらこんな記事がありました。

今年はムカデが多い - 趣味と節約と時に妄想の部屋

この記事を書いたのは2016年5月です。それで2016年はどんな年だったか?驚きました。なんと参議院選挙があった年です。さらにこの年は気象的にも色々あった年で、その概要は以下です。

2016 年(平成 28 年)の日本の天候
2016 年(平成 28 年)の日本の天候の特徴:
○ 高温が持続し、年平均気温は東日本以西でかなり高く、北日本で高い
北日本の秋を除き、全国的に高温傾向が続き、年平均気温は、東・西日本、沖縄・奄美でかな
り高く、北日本でも高かった。特に東日本では、平年差+1.0°Cと1946年の統計開始以降で20
04年と並び、最も高かった。年降水量は、北日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美でかなり多く、
北日本日本海側でも多かった。年間日照時間は北日本と東日本日本海側で多く、西日本日本海
側、西日本太平洋側で少なかった。

8月に北日本に4個の台風が上陸
北日本では、8月に台風第7号、第11号、第9号、第10号が相次いで上陸し、大雨や暴風となっ
た。特に北海道と岩手県では記録的な大雨となり、河川の氾濫、浸水害、土砂災害などが発生
した。
○ 秋に西日本で顕著な多雨寡照
秋は、低気圧や前線、台風の影響を受けやすく、西日本中心に全国的に日照時間が少なかった。

以上です。いかがでしょうか? 全く同じになるとは思いませんが、似たような傾向になるのでは?と危惧しております。既に夏の電力需要の問題が取り出されていますね。

少なくとも、山間では平年よりも雨の多い夏になるのではないでしょうか? アリの異常行動、ムカデの行動などから、例年よりも雨や台風への備えも必要ではと感じた次第です。

皆様方の何かの参考になれば幸いです。今日に感謝。

コメント (2)
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袋栽培のキュウリ

2021年09月08日 13時39分07秒 | 自然観察日記的回想

ひんやりした空気に、時々シトシト降る雨。1日で気温が9度下がりました。夏野菜の寿命もあとわずかでしょうね。

今年頑張ってくれたキュウリ君の根元の写真がこちら

幹は僕の親指よりも太く成長しました。元々が接ぎ木のキュウリ君でしたが、よくここまで成長してくれました。手前に見えるペットボトルは、自作の自動水やり器です。1日2回このボトルで水やり。

土は基本的には野菜専用にブレンドされた土を使用。 一袋では量が少ない為に1.5袋使用してます。これがけっこう高かった・・・。でも、今年は雨が多いと予測をしていたので、正解でした。ブドウの木のように、キュウリがぶら下がりましたよ。 3度に及ぶ長雨が無ければもっと収穫出来たと思います。今回の雨をやり過ごせれば、あと4本くらいは収穫できるかも。

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植木鉢の中に貝?

2021年09月05日 12時38分31秒 | 自然観察日記的回想

なんだろう?何日ぶりの晴れかも忘れてしまった・・・調べればわかるのだろうが、記憶では4日か5日ぶりかな? ついに秋キュウリがご臨終。元気だった生長点付近に沢山の小さな実を付けてのご臨終。悔しいなぁ・・・キュウリが高騰しているというのに。秋の長雨の走りには耐えれたが、その後襲った、長雨には耐えられなかったようだ。原因は、しつこく降り注ぐ雨に、それでなくとも痛んだ茎(中間の)が長雨に耐えられなかったようだ。いくら生長点が元気でも、朽ち始めた茎は共有である。これが生命。キュウリは全体で一つの命。 元気な部分だけを取り出して移植は出来ない。

今年苦楽を共にしてきた夏キュウリは何とか持ちこたえている。と言っても伸びた枝を2本も切り取った。こちらも途中の枝が雨に耐えられなかったようだ。キュウリ全体を雨に当らないような工夫を施せば、秋口までは持つと思うが、そこまでの予算も土地も無い。このキュウリだけで、今年は既に70本の収穫を得ました。別の機会に写真をアップします。

さて、一通りキュウリの整理をして、ふとショウガの植木鉢を眺めたら、鉢の中で、何か蠢く縦長の物体を発見。ミノムシでも落ちたのかと目を凝らしてみたら、なんと貝殻状ではないか?  ???新種の生き物?と思ってピンセットで優しくつかみ、日の当たる場所で撮影したのがこちらの写真

どう見ても陸貝の一種にしか見えないが、時間がたつと中からカタツムリのような生き物が・・・うわ 新種のカタツムリ?あるいは突然変異? はたまたカタツムリがヤドカリ状態?などなど数々の妄想がよぎる中、とりあえず袋に入れて、調べて見る。

知らないとは罪な事です。答えは・・・「キセルガイ」貝と名前が付くが確実にカタツムリの仲間。

つのだせやりだせあたまだせ~♪ではないが、中身が出た写真は残念ながら撮れなかったが生きた個体です。どうしてこんな生物がこんな場所に・・・長雨でどこからか逃げて来たのでしょうかね。

とりあえず、wikiで調べたり、観察している人のブログを読んだりすると、珍しいとか色々ありましたが、紙を食べるとあったので、何らかのセルロースを分解する細菌と共存している事は間違いないので、自然に返しました。 そしたら一瞬にして見失ってしまった・・・。

今はこの写真だけです。証明できるのはね。 でももしかするとこの長雨で皆さんの植木鉢の中で密かに生きているかもしれませんよ。 僕の発見したのは15ミリ位のサイズでしたけどね。落ち葉を食べてくれている間は良いのですが、カタツムリの仲間は、残念ながら害虫です。今年はカタツムリが異常に繁殖して、キュウリにも被害が出ましたよ・・・。

まこんな小さな菜園ですけど、学びはいっぱいですよ。

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カナブンとコガネムシの違いは?

2021年08月08日 22時49分44秒 | 自然観察日記的回想

今日は日向は確実に38℃は超えた当地です。34度の室内が涼しく感じました。今日は小さな菜園の話題です。 来ました~多治見が40℃オーバー、今年の最高気温をマーク。

そんな中、8月に入って夏野菜のキュウリが復活しましてね。可愛いからせっせと水やりなんぞしてましたら、菜園の虫よけネットに絡みつく虫が・・・何処かで見たような・・・あ、カナブンだ!と思いましたが、よく見ると背中に白い斑点模様が・・・。?新種のカナブンか?とか思いながらも、このクソ暑いのに無益な殺生もと思い、「二度と戻って来るなよ。今度見かけた時は容赦は無い。」と言い聞かせながら(通じないわな・・・)、菜園の外遠くへ逃がしてやりました。

そして、夕方の水やりの時に、またも菜園のネットに今度は外から侵入しようとす黒い物体が!

捕まえて見ると、背中に白い斑点。「今朝のカナブンやないかい!」お前戻って来たのか・・・・

何故に・・・カナブンは悪名名高い害虫。今年も、シソの葉を食べまくりやがった張本人。ここで情けを出すわけに行かない。一度は生き延びるチャンスも与えた、にもかかわらず舞い戻るとは・・・。心を鬼にして・・・アリさんの餌にしました。

それにしても、珍しいカナブンだったなと、パソコンで調べたら~なんと、なんと、カナブンでは無かった事が判明。しばらく落ち込んで動けなかった僕・・・

正体は、ハナモグリと呼ばれる益虫。実は珍しい昆虫でもあるらしい。マジか・・・。そこで同じ過ちを繰り返さない為にも、カナブンとコガネムシ、ハナモグリの違いを調べてみた。

コガネムシは、菜園の葉や根を食べる超害虫。カナブンとハナモグリは、土の中にもぐり、土壌の改善をしてくれる益虫のようだ。特にハナモグリは背中に斑点模様があるから見分けやすいし、成虫は花粉や蜜を食するようだ。

コガネムシ~は金持ちだ~♪ なんて歌があるくらいだが、コガネムシは害虫! そこさえ押さえれば消去法でOKだな。

兎に角、興味のある方は、コガネムシ害虫で検索してみて下さい。 体が緑色で丸っこいのが特徴なようだ。くれぐれもコガネムシが害虫・・・ちょっとややこしいw。

普通に庭にいるダンゴムシも幼虫の頃は生きた葉を食べる害虫だし(成虫になると枯れた葉しか食べなくなる。)、家庭菜園も奥が深いですよ。

しかし、同じ虫がまた戻って来るなんて・・・虫にも縄張りがあるのだろうか・・・。

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今年は虫があっという間に

2015年06月24日 16時16分58秒 | 自然観察日記的回想
ここ4・5日忙しくて、友人宅の家庭菜園の手入れが出来なかったので、梅雨の中休みの訪問。

今年はナスが好調(1本だけだけど)で(過去2年間は失敗に終わった・・・)喜んでいたのもつかの間、なんとなんとしばらく見ないうちに、葉の裏にアブラムシがびっしり

どうりで、実が大きくならないはずだ・・・。そいでもってこのアブラムシ、アリがお世話をしている・・・。

なんたらかんたら、大切に育てているナスの葉の裏で、アリがアブラムシをこれまた大切に育てている・・・。おいおい・・・。

それで、見つけた瞬間が面白かった。一斉に、「見つかった逃げろー」っとアリや動けるアブラムシが逃げ出したから面白い。  ほんとほんと、すべての葉の裏(大小30枚くらいある)から逃げ出した。

つーか、順番に一枚ずつ丁寧に葉を裏返して、アブラムシ退治しましたよ

なんでこの時期にこんなにアブラムシが・・・と思ったら、アリ達が今年は、雨が少ないから巣を広げられるような事をいってましたね。

それは困るので交渉するも、アリ語はわからないので交渉決裂w。

アブラムシなら、てんとう虫が一番なんですが、最近テントウムシも見ない。そこえアリが、食べられる虫が少なくなったから、アブラムシを飼育しているようなイメージが・・・。

日ごろ気が付かない虫たちの世界でも、今年は色々変化が起きているようですよ。

教訓。物事の表(葉の表)だけを観ていてはわからない。時に葉の裏も観察。そして表に出てくる頃には、すでにその葉は瀕死の状態。切り取るしかない。

一見大きくて丈夫そうな葉、その裏側には手の施しようの無いほどのアブラムシが・・・。しかも大切な太い網脈に卵を大量に生みつけ、アリがアブラムシから甘い汁を吸う・・・。

大量のアブラムシにたかられた葉は、やがて他の病気を引き起こし枯れてゆく・・・。そして、ついには若い葉の裏までも侵される・・・。

そこには人間世界のありようが展開されているとしか思えない気がする。

管理者は、大鉈を振るうしかなくなる。 まずはアリからだ・・・。

現実世界に戻り、ありの巣コロリでアリを殲滅する事にします。日本の在来の小さなアリさんは食べないでね・・・。
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虫が虫を呼ぶ

2014年08月22日 10時22分59秒 | 自然観察日記的回想
今日は朝から快晴だ。午後から気温がグイグイと上がりそうだ。先日25日あたりから気流がかわるかも?と書いたけれども、どうやら強烈な寒気が南下する見込みのようだ。中部の山岳地帯など地形的に寒暖差の激しい地域は要注意だと思う。夏休みも終盤。気軽な気持ちで山登りなどは厳禁かもしれない。
険しい山を登るのは自己責任。賢明な判断が要求される時節(環境的に)になってきた気がする。

前置きはこれくらいにして、今日のテーマ「虫が虫を呼ぶ」についてです。

今年は、目の細かいネットなどを張り巡らし、それ相応の防虫対策を施した友人宅の家庭菜園でした。

前半(梅雨の前)もほとんど虫にやられる事無く大成功に思えたのですが・・・。梅雨も開けて、さーこれからという時に何だかぐづついた天気が続き、そんな時に友人がササゲ(エンドウ豆の少し大きい豆)をキュウリから少し離れた場所に植えた。悲劇はここから始まった・・・と推測。

この豆は蔓科って勝手につくったらあかんけど、豆はつるで延びますわな~キュウリも蔓です。遺伝子的には遠いけど「蔓という点」では同じ仲間。それで、この種はどうも葉が腐りやすくて、おまけに虫に弱い。

マメ科の植物は概してよく虫が付きます。枝豆なんかに虫が混入するのはその為です。

それで、小さな虫が豆に付くと、その虫を狙ってさらに大きな虫が寄ってくる。ネットの網目が1センチくらいなので、その網目を潜り抜けれる虫はやってきます。それで、ササゲも延びてキュウリまでやってきてキュウリに絡んだりしてました。複雑にキュウリと絡んだササゲ・・・。豆も採れ始めていたのでそのままにしていたら、豆が虫を呼ぶんです・・・。腐った豆の葉は病気を呼び込み、目の届かない所では大きなニャッキが生長していました・・・。

今更の用に調べてみたら、キュウリやトマトなどとマメ科は相性の悪い植物。お互いが負の相乗効果を呼び合うそうです。コンパニオンプランなども植えてありますが、逆の効果(負)のある相性ってのもすでにデータがあったとは・・・。

でもこの話。自然界の摂理の一つと考えれば・・・。

始めに小さな虫が増える。その虫を狙って次の虫が・・・その虫を狙ってさらなる虫が・・・。そしてその虫は平和な環境を蝕む外敵となる・・・。

僕は、日本の社会が直面している問題を垣間見た気がしてなりませんね。じゃーどうするか・・・。

菜園の場合は管理者が手入れを怠らないとい事になりますが・・・。

広い地域はどうしようもありません。だから、自ずと自然界が動く事になります。

過去のデータとは教訓です。先人の方々の教訓に基づいて蓄積された貴重なデータです。

一時が万事。 国の自然環境が乱れているという事は、どこかで「逆の効果(負)のある相性」が静かに進行している証拠ではないのでしょうか。

小さな菜園を通して、虫や植物達が声無き声を伝えてくれた気がします。

僕の小さな回想ですよ。
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声なき声を感じるために

2014年06月28日 12時48分10秒 | 自然観察日記的回想
今日の話は自分がほんとうに意識できる範囲はどれくらい?というテーマから始めます。

ネットの普及により一瞬にして様々な情報が入手できる社会にはなりましたが、果たしてそれは本当か?という話ですよ。

デジタル技術の発達によってほとんどの写真はいかようにも修整出来るようになりました。動画も処理するコマ数が増えるだけで、原理は同じです。もちろん処理するパソコンの能力次第なんですけどもね。

つまりは、人間が実際に認識できる範囲は自分の五感の届く範囲ではないのか?という話です。

たとえば、隣の部屋の様子はどうなっているか?と思っても壁をすり抜けて見通す能力などは普通はありませんから、実際に見に行くわけです。

見に行けない場所だったりすると、カメラなどで遠隔監視するわけですけど、その映像も実際の映像かどうかは正直わからないのが現実です。現実だろうと皆がそう思っているからに過ぎない・・・でもそれがほんとうのところ現実です。

では、実際はてーと、自分の目で確認した事が真実。目の悪い僕などはそうしてもわからないくらいです。
ちゃんと目が標準視力で、普通の人ならば認識できる範囲は1キロ圏内が限界ではないでしょうか・・・。

しかし、その間(1キロ先を知ろうと)を車やバイクで移動してはダメです。歩いて自分の五感を使って認識する。そうすると見えなかった風景がありありと見えてきます。

少なくとも僕はそうです。車から眺める映像はモニターに写される映像となんら変わりない・・・。また、バイクに乗ればエンジン音で小さな自然の息吹がかき消されてしまいます。自転車は?自分の鼓動や耳に聞こえる風の音でかき消されてしまいます。

無理ない速度で歩く。これが自然の声無き声を感じる大切なポイントだと思います。

前にこんな記事を取り上げました。記事はこちら

 「自然界の人類以外の生物は、かたくななまでに自ら食べるべきものを限定し、住む場所も活動時間帯も、交信する周波数も、自らが排泄したものの行方までちゃんと知っている。自らの死に場所、死に方まで知っている。それは限りある資源をめぐって、異なる種同士が無益な争いを避けるために、生態系が長久の時をかけて作り上げた動的な平衡だからである。そして、その流れを作っているのは、ほかならぬ個々の生命体の活動そのものだから、彼らは確実にバトンを受け、確実にそれを手渡す。黙々とそれを繰り返し、ただそれに従う」

この記事の中の活動範囲にあたるのかなぁ~とも思います。実はここまでが前置きです。
前置きにしては長がーい前置きです。

岐阜県にある友人宅の家庭菜園の手入れを始めて今年で2年目です。畳1畳にも満たない小さな菜園ですけど、キュウリ、ミニトマト、バジル、ナス、サツマイモ、生姜、しそ、ピーマンなど12種類を少しずつ栽培しています。この中でキュウリは3本育成中です。

それで、キュウリに関しては、成長点を上手く導くのがけっこう大変なんです。なにせ狭いもんで、隣のトマトに絡んでもいけないので、干渉しないように導くわけですね。

それで、始めの頃はキュウリのつるが干渉しない用にキュウリネットに巻きつける為には、どうしても幹や葉を触るわけですよ。そうするとキュウリの棘が容赦なく指に刺さるわけですね。それでも、我慢しながらやってまして・・・ある時。キュウリ君に「触るね」と一声かけてから触ると、なんと棘の洗礼を受けなくなることが分かったのです。

それでも、今触っているキュウリ以外の葉っぱなどに触れると・・・「痛い!」って事になるんですけど(何せ狭いいんで)、なんとキュウリがその事を理解してくれて、次からはならないんです。

キュウリと少しだけ会話が成立した瞬間です。

そのキュウリ達も今は、収穫の時期になりました。それで、キュウリを収穫する時も僕はまったく棘の洗礼を受けないのですが、友人は・・・。

それで、友人にもその事を話して、はじめは半信半疑だった友人も今ではすっかり信じています。

心を込めて毎日世話をすれば、必ず答えてくれますよ。すべてのキュウリがそうなるかどうかはわかりませんが、僕が育てたキュウリは大丈夫そうですね。

隣の人には変人に見られていることは間違いないでしょう(笑い)。

じゃー沢山育てたらどうか?という話になるのですが、そこが大切な所です。

今日の記事をもう一度読み返していただければわかります。その答えは・・・・

人間の都合では無いという事です。

わたしたちはどこまで自分達の都合で生きてゆくのでしょうね?自然界の声に真剣に向き合う時期に来たのではないでしょうか。
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早足で通り過ぎた秋??

2013年12月03日 18時56分22秒 | 自然観察日記的回想
気が付けばもう12月に入りました。今年も残り29日。やっぱり早かったかな・・・。

さて、この秋は紅葉もその場所その場所でかなりムラがあったように思えます。

同じ地域でも、かなりの格差が・・・まるで人間社会のように。

12月に入って、約束(ピーマンとの)通り友人宅の極小家庭菜園に残した最後のピーマンをみに行ったのですが、ほんとうに約束通りに自然に枯れていました。ただ残念な事に最後の実は育ちませんでしたね・・・。

このピーマンは何度も友人から、もうおしまいだから処分してくれと頼まれたピーマンだったのですが、抜こうとすると・・・「もう少し待って、12月に入ったら自然に帰ります。」とささやかれたピーマンです。

約束通り見事に枯れていました。

時期が来れば植物も自然に枯れる。当たり前と言えば当たり前な話ですがね。

小さな菜園に残った最後の木です。 人間心で約束をたがえず、約束を守れた事がなんとなくうれしかったです。

実は友人に、これこれこういう訳で12月まで待とうよと話てあったので、その木(ピーマン)を見た友人もかなり驚いていましたよ(笑い)。

静かに季節は進んでゆきます。これから菜園は来年に向けて、土の準備です。
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三葉虫?

2013年09月04日 10時43分25秒 | 自然観察日記的回想
毎日暑かったり寒かったり、雨が降り続いたりと・・・気候は目まぐるしく変動しているのですが、虫達はどこ吹く風のように正確に時を感じているようです。

アキアカネも一斉に飛び交い、コオロギに鈴虫と秋の虫達は今回の秋雨前線がやってくる前は元気活動していました。

ここのところの雨やら風で、倒れている稲もたくさんありました。コンバインの収穫なら関係ないらしいですが、手で稲を刈り、はざかけするなら大変な作業です。子供の頃よく手伝わされました・・・他の子供達は皆遊びに行くのに・・・楽しい思い出が無いのも悲しいものです。

さて、こんな雨続きの陽気でも日陰では虫達が活動しています。日陰はしけっていてアリさんもいつのまにかいなくなっていたのですが、なにやら三葉虫のような虫が活動していました。写真の虫です。



この変な陽気で新種の虫の発生か??と思いきや、ちまたによくいる虫のようです。

オオヒラタシデムシの幼虫だそうです。あくまでも幼虫。世を忍ぶ仮の姿・・・その実態は!
どうやら成虫になるとフンコロガシのような個体になるようです。地面のお掃除やさんの仲間で益虫ですよ。自然界には無くてはならない大切な虫だそうです。

きっと今まで気が付かなかったんでしょうね。小さな小さな友人宅の家庭菜園ですが、虫との出会いは無視(良い意味でも悪い意味でも)できません。←親父ですなぁ・・・。

幼虫はほんとに三葉虫そっくりですよ。動く姿は確かにグロテスクですよ。だからといってやっつけないで下さいね。大切なお掃除やさんですよ。

このカテゴリーは虫たちの出会いを中心にのっけています。
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枯れ行くキュウリは語る

2013年08月09日 14時52分44秒 | 自然観察日記的回想
暑い日が続きます。でも少し山間の地方はどこと無く何かが違っています。暑いんですけどね・・・。今日は久しぶりに的な妄想の話ですので、興味の無い方スルーして下さいね。

友人宅の極小家庭菜園の話は何度も書いていますが、ほんとこの夏はキュウリには困りませんでした。ありがたい事です。どうやらそのキュウリ君達もそろそろお役目を終了する時が近づいているようで・・・。成長点はいたって元気なのですが、それ以外の葉っぱは枯れてゆきます。
病気・と云っても完全無農薬ですからね、キュウリの宿命的な病気にはどうしても勝てません。
役目を終えた葉は見事にやられて行きます。そんな葉を一つ一つ「ご苦労様」といって鋏で切って他のまだ元気な葉に広がらないようにしていた時の事です。

今年は気象庁も残暑が厳しいといってるから、この暑さまだまだ続くんだろうなぁ~と独り言をつぶやいていると・・・。どこからともなくフトこんなイメージが飛んできました。

「今年は冬が早いよ~夏が終わったと思ったらもう冬だよ~」って。
「え?何どうゆう事?」と思い直した瞬間には消えてゆきました。

声になるかならないかのイメージはこんなものです。後から思い返して尾ひれが付いたりする。
秋が短いって事でしょうかね・・・。

そんな兆候はまったく見当たらない今日この頃ですが、植物達?自然界はそんなイメージを送ってくれまし。そういえば急に日没の時間が早くなったような・・・。これも、感覚ですからね。

単なる僕の妄想ですよ。

でも、午後の光はもう秋色をしています。大気というか高気圧の関係で温度が高いだけで、光そのものはすでに秋に向かっている感じがします。植物達はそれを感じ取っているのではないでしょうか。
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