もろ刃の剣

一体全体何か月分の雨がふったのだろうか・・・。洗濯物が乾かない・・・。

結構今でも雨風が凄いです。ベランダのスダレシステムをはずして正解でした。

さて、そんな中中日新聞紙面からの情報です。子供向けのニュースなんですがね。

燃える水メタンハイドレードに関する記事です。

来年２月から渥美半島沖で、科学調査船が試掘を始めるそうです。おそらく科学調査船は「地球」の事でしょうね。

しかも、実際の資源転用可能な減圧方式でメタンガスのみを取り出す仕組みだそうです。

一見素晴らしいアイデアなのですが・・・。

問題は、メタンハイドレードの分布する海域なのです。

経済産業省の資料とされる図からは、懸念されている東海・東南海・南海地震の想定震源にかなり近い事です。

このブログで、何故メタンハイドレードが危険な海域に存在するかを過去の記事で取り上げました。


これは、地球からの最後の警告だと私は捉えています。

今存在するエネルギーを公平かつ平等に分配できない知的レベルの文明が、その新エネルギーに手を出す時、滅びの道を進むように組み込まれていると言わざるを得ない・・・。

もっとも、経済産業省の資料とされる図が正確だった場合ですが。

現に、わざわざ危険な大陸棚で取り出さなくても、安全に取り出せる場所も見つけられている。もちろん国内です。

しかしながら、メタンが固体で海底に存在できる条件を満たす海域が、低温・高圧な海域に限定されてきますので、プレート境界線付近に分布する事になるのですが・・・。

原発の教訓がいかされてないよな気がしますね。メタンハイドレードの名前を始めて聞いて、すでに２０年以上の月日が流れています。ベース情報はさらに過去の話です。

何を書いても無駄だと思いますが・・・・。

何も新しい技術など必要ない。ほんの少し生活レベルを落として、循環型の社会に移行する事だと思います。

小さな火力発電所を作って、地域で燃料（芋）をまかなう事が確実で安全な道だと私は思いますよ。

☆・・・写真は中日新聞紙面の該当記事から引用させていただきました。