趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

高齢でも元気で働ける事と正確な仕事とは別物では?

2021年03月31日 17時34分58秒 | つぶやき

3月の下旬とは思えない気候が続いている今日この頃です。

さて今日の話も実話です。先日90歳を超える母から、水道の蛇口が変だから見て欲しいと電話があり(最近のコロナ騒ぎもあり実家への訪問が少し遠のいていた事もあるのですが)、何回も地元の水道屋さんへ電話して、来てもらっても改善されないから僕頼りになった。

それで何故に地元の水道屋さんで見てもらっても改善されないのか?不思議に思い、母によくよく話を聞いたならば、なんと75歳のおじいさんが修理に来るそうな。

さらによく話を聞くと、どうやら母の地域の担当らしく、評判もすこぶる悪い。どうも近所の噂になっているようだが、昨今の「一億総活躍社会」スローガンの下、下手な事も言えないらしい。

母も今回の事だけでは無くて、ほとほと困り果てたらしく僕に電話があったわけです。

まず1月頃に、シャワートイレ付き便座も交換してもらったらしいのだが、その調子が悪く、その件は3回目のお願いで解決したらしいのだが、原因は便器と便座の取り付けが不良だったらしい。

DIYで便座を取り付けた経験のある方なら、まず侵さない初歩的なミス。最近は素人でもやらないのでは?さらに十分な説明が無いので、細かな行き違いがあったようだ。

次に今回の件。 蛇口がきっちり締まらないから水がポタポタと落ちる件。昭和生まれの昭和育ち、一滴の水でも惜しみ、洗面器に貯める。そんな母にとっては水がポタポタ落ちるのは気になって仕方がないらしい。

初めに水道のコマの寿命を疑う。しかし、それ以前の問題だった・・・。何と水道のノブがコマときっちり留まっていない。ネジがまともにはまってない事が原因。お湯側はこれで解決したが、水側はそうは行かない。こちらは水道のコマも取り換えず、ノブを力任せに締め付けた為に、ネジ自体が空回りをしていた・・・。最悪な修理。つーかこれはもはや修理とは言わんわな。何とかネジを取り外し、コマを交換して修理完了。ポタポタもしっかり止まった。

蛇口は2回修理に来てもらったらしい。しかも有料で。

今回のケースはレアなケースかも知れないが、修理を依頼する側も高齢。修理スタッフも高齢では、ほんと考えさせられる。母も様々な事情から地元の業者にずっと依頼をして来たのにと嘆いていた。

こちらは笑い話ではあるのだが、便座の蓋が閉まる時に便座と当って音がするのが変だと、前はこんな事は無かったと、ちょっと母の不信感が募っているみたいで・・・。

何のことは無い、今の便座の蓋は軽く手を添えるだけで静かに閉まるようにバネで微妙な調節がしてある。逆に手である程度のところまで閉めると、バネの効果が無くなり「バタン」と音を立てて閉まってしまう。これも素人でも知っている事だ。本来なら取り付け時に説明すべき事なのだが・・・。75歳と高齢な為にそこまで気が回らなかったのだろう。

最後に母にこう話した。「ばあちゃん。今のトイレはね、トイレに入れば勝手に電気が点き、自動的に便座の蓋が開き、用を足せば、自動で水が流れ、便器から離れると自動で便座の蓋が閉まる。 いつしかそれが普通になったんだよ」と・・・。勿論実家のトイレはごくありふれた普通のシャワートイレ。蓋も手動です。電気も自動では付きませんw。

「考えられないね。」 僕もそう思う。 それが当たり前になった時、古い技術は誰も知らなくなってしまう。その時が怖いね。

「こんな時代長続きはしない。」 それが昭和(戦争)、平成、令和と三時代を生きている母の言葉。

このブログを読まれる方は、重く受け止めるべきだと思いますよ。

行き過ぎた便利は不便の始まり。 超高齢少子化。 まさに行き過ぎた便利は不便の始まりだ。

コメント
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