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小さな声は届かず

2011年02月20日 16時30分23秒 | 気になるニュース
マナカ 愛知のバス会社、導入できず “退化”に苦情も
毎日新聞 2月19日(土)14時17分配信

乗車口のそばにマナカが使用できないことを知らせる張り紙をしている名鉄東部交通の路線バス=愛知県岡崎市の名鉄東岡崎駅南口で2011年2月19日、中村宰和撮影
 改札に触れるだけで乗車できるIC乗車券「マナカ」を導入できなかった愛知県内のバス会社の路線で、従来の磁気カードの使用が来年2月末に終了するため、小銭や紙の回数券でしか利用できなくなる。名鉄や名古屋市営地下鉄などがIC乗車券に“進化”した一方で、マナカを導入できない小規模バス会社は“退化”することになり、利用者から「サービス低下ではないか」との苦情も寄せられているという。【黒尾透、中村宰和】

 愛知県西尾、岡崎市を中心に路線バスを運行する名鉄東部交通(本社・豊田市)は、マナカを導入していない。現在、名鉄や名古屋市営地下鉄でも使えるプリペイド式磁気カード「トランパス」が利用できるが、トランパスも今月11日のマナカ導入に伴い販売が既に中止されており、来年2月末で利用もできなくなる。

 名鉄東部交通は名鉄バスから委託されて路線バスを走らせていたが、06年に譲渡されて自社運行となった。バスは現在12台。グループ会社のため車両の外見は名鉄バスとほぼ同じだが、マナカは使えない。名鉄東部交通は「マナカ導入には料金箱改修などで1台当たり100万円以上かかる。多くの路線で乗客は平均5~10人と少なく、設備投資はできない」と説明する。

 同社のバスで通勤する岡崎市の全盲の男性マッサージ師(38)は「トランパスを20枚買った。これで1年間使うつもり。回数券になったら非常に使いづらい。なぜマナカ導入で我々が不便になるのか」と憤る。

 岡崎市内では、名鉄バスが運行する路線バスではマナカが使えるため、市民の間に戸惑いが広がる。

 名鉄東岡崎駅南口で19日朝、マナカを財布から取り出し、名鉄東部交通の路線バスに乗ろうとした同県高浜市の女性(58)は、マナカが使用できないことを知らせるバス乗車口付近の張り紙を見て「そんなばかな。おかしい」。岡崎市の女性(75)は「(使えるように)統一してほしい」と望んでいた。

 知多バスを運行する知多乗合(本社・半田市)でも、大府、東海、知多市を走る一部路線で使える名鉄バスの磁気カード「バスカード」が、来年2月末で使用が終わる。名鉄バスがマナカを導入したため、バスカードが廃止されるためだ。知多バスも運賃支払いは小銭か紙の回数券だけになるという。

以上は記事からの勝手な引用です。(このブログでは引用記事に関しては、写真掲載をしません。写真が見たい方は元記事の訪問をお願いします。)

こういった記事は何故か社会的な弱者を取り上げているが、何も普通の人だって、大変不便を感じている人は多いと思う。

設備投資が出来なかった路線、地域の唯一の路線。しわ寄せの論理が現実の事となっている。

平和に暮らしていた人々に、ある日突然不便が襲ってくるのだ。それでも、足が無ければ利用しない訳に行かない。

マナカが導入されたとか、されなかったよりも、プリペイド式磁気カード自体の廃止が超おかしな話だ。(そこには、うごめく利権が隠されている事は決して報道されない。ICカードの利権を調べればすぐにわかる事だが・・・)

今や地方都市の公共機関の弱体化は目に余るものがある。

政治のゴタゴタの影で確実に何かが進行しているのだろう。

弱き人々の声をあざ笑うが如く。


しかしま、考えてみたら一昔前は現金と紙の回数券だけでした。ある意味、磁気カードの利便性が高かったと言うべきなんでしょうね。

昔に戻ったつもりで、ローテクを味わうのもいいのかもしれません。

いっそのこと、切符なんてのを復活させたら良いのでは?ハイテクにはローテクでってね。ありえない事だとは思いますが・・・。

現金も回数券もお断り!だと話は違いますがね。真の狙いはどこか?を考えると・・・

富める人々も貧しき人々も共に喜べる日本を切望しますがね。

追記・・・最近のポイント制の導入は永久ポイントでは無くて期間限定のポイントが多い。つまり使われなかったポイントは消え去る運命。そのポイントを利用したいと言う声が多かったのも事実なのであろう。利用者にとっては消えたポイントでも、企業にとっては生かすも殺すも自由って事だ。もともと、企業のご好意でつけているポイントなんで、とやかく言われる筋合いは無いってね。
マナカについては、多く(金額)利用する方々しか、その利便性を享受できない点が問題だと思うのだが・・・。最低購入価格2000円では還元率0%だ。

企業活動がすべての事項よりも優先(もしかすると基本的人権よりも優位)になった国では、企業側の理論が最優先なんだなこれが。大変悲しい限りである。

しかし、事、公共交通機関にその理念を持ち込むのはどうなんだろう?

この手の話は最後は、使わなけりゃいいだろ!!で終わるのだ。

ムカついて二度と使うかこんな会社!!と言って、その場は家に帰るのだが・・・。
やっぱり使うしかない・・・。

それをわかっていてやっている訳だから、ほんとにほんとに罪は重いだろう。


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