ゴエモンのつぶやき

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学童保育が足りない 金沢で初の待機児童

2017年02月20日 01時39分16秒 | 障害者の自立

民間に丸投げの中…希望増に苦慮、利用制限も

 共働きやひとり親家庭の小学生が放課後を過ごす学童保育(放課後児童クラブ)。金沢市は2016年度初めて、入所したくてもできない待機児童が出ていると明らかにした。利用希望の増加に受け皿整備が追いつかず、クラブは苦労している。(日下部弘太)

 「おかえり!」。ランドセルを背負って帰って来る子どもたちを、指導員の井上信之さん(47)、和田栄美さん(36)らが迎える。同市田上本町のがんばりっこクラブ。一年生から六年生まで、八十九人の大所帯だ。日々の遊びに加え、親子ハイキング、障害者や高齢者との触れ合い…。活動は多彩。「中学生になっても寄ってくれる子がいる」と和田さん。子どもが成長する場であり、学校とは別の安心な居場所と自負する。

 児童数や共働き家庭の増加で近年、受け入れに苦慮している。これまでの最大八十人から一六年度は九十人に。それでも、姉妹クラブのたがみっこクラブと合わせて三十三人の入所を断らざるを得なかった。子どもに自ら安全を守るよう意識させるなど大人数化への対応を進めてきたが、井上さんは「子どもは息苦しいだろう」とおもんぱかる。

 市内八十八カ所のクラブはすべて民設民営で、中には耐震性に問題のある施設も。対照的に、周辺市町は多くが公設。井上さんたちは公設を望むが、市の担当者は「学童はもともと自主的に始まった事業が広がってきた。民設だからこれだけ数が増えたと思う。地域に任せる方がうまくいく」。新築や修繕の助成も多く用意されていると話す。だが、運営も地域やクラブに丸投げ状態だ。

 そもそも、市は実態把握ができていない。市のまとめで、昨年五月時点の待機児童は五十三人。「クラブが入所を断った人数=待機児童」とした。だが、がんばりっこクラブなどが断った三十三人は全員が他のクラブに入っていた。井上さんらは待機児童対策の研究会をつくり他クラブと連携し受け皿をつくる。

 一方、学年により利用を制限するクラブも。「門前払い」されて待機児童と見なされない「隠れ待機児童」が出ているとみられる。不動寺児童クラブは三、四年生の保護者に対し、一七年度は利用をあきらめるよう促している。ある母親(45)は「娘を自宅に一人で置いておくわけにはいかない。転校も考える」と幻滅を隠さない。

 全国学童保育連絡協議会によると、実態把握の不十分さや隠れ待機児童は全国的な問題。一方で、四年生以上の在籍も増えている。そんな中、市は一七年度から三年生以下しか待機児童に含めない方針。協議会の担当者は「高学年でも保育が必要な家庭はある。保護者のニーズから目をそらしている」と疑問視し、「学童の環境整備は、子育て世代に選ばれる町づくりにつながる」と話す。

富山県にも53人

 厚生労働省の二〇一六年度調査で、学童保育の待機児童は全国で一万七千二百三人と、過去最多を更新。北陸三県では金沢市以外の石川県はゼロ、富山市は五十一人、同市以外の富山県は二人、福井県はゼロだった。

多くの児童が在籍する金沢市田上本町のがんばりっこクラブ。限られたスペースで何とかやりくりしている

 2017年2月19日        中日新聞

 


今までにない「食べるジュース」発売

2017年02月20日 01時23分39秒 | 障害者の自立

山梨にあるOA機器関連用品のジット株式会社のグループ会社である「山梨Made株式会社」が、「食べるジュース」シリーズの販売を開始した。昨年末より販売を開始し順調に売り上げが伸びている。今後、商品ラインアップを増やすほか、自社農園をつくるなど事業規模拡大を図る。

食べるジュースは、砂糖や水を加えず、皮や種を含めた山梨県産果実100%の商品。昨年10月に発売し、現在は中央自動車道のサービスエリア(SA)や、道の駅などで販売。ネット通販では、ギフトとして好評を得ている。結婚式の引物や葬儀での返礼品としても扱っていて、南アルプス市のふるさと納税のお礼の品にも採用されている。
商品開発には、山梨大学ワイン科学研究センターの柳田藤寿教授らも参加。ポリフェノールの一種「レスベラトロール」やアメリカで話題の「総プロトシアニジン」などが一般的な果汁のジュースより多く含まれることが特徴だ。
山梨Madeは営業活動を強化し、首都圏の百貨店などに取り扱いを打診するほか、海外にも販路を拡大する方針。現在は葡萄の「巨峰」「シャインマスカット」「マスカット・ベーリーA」の3種類で、今後「ブルーベリー」「イチゴ」「リンゴ」の3種類をラインアップに加える。ほかにも山梨県産果実を使った新商品開発を進める。
また、グループ内のNPO法人ジット会で障害者雇用を進めている。食べるジュースの事業を拡大し、障害者や女性などの雇用創出をさらに促進したい考えだ。
代表の石坂社長は「2020年東京五輪・パラリンピックを見据えた観光振興や山梨県民の雇用創出を通じ、地域の活性化に貢献する会社を目指したい」と話している。
【公式サイト】http://www.yamanashi-made.jp/
購入は『食べるジュース』で検索

2017年 02月 19日   プレスリリース ゼロ


露店誘致断念も、市内業者が出店 にぎわい演出

2017年02月20日 01時01分20秒 | 障害者の自立

 兵庫県丹波市の柏原八幡宮の門前では、市内の事業所や商店が、軽食など約50の屋台を近隣の駐車場や店舗前などに並べた。今年は運営本部の人員不足と事務手続きの問題で露天商の誘致を断念したが、各屋台は食事や買い物を楽しむ参拝者でにぎわった。

 市商工会柏原支部の呼び掛けで40以上の団体・事業所が出店。うどんやすしなどのほか、障害者就労支援事業所による手作りパンや菓子、市議有志による猪汁、から揚げやフライドポテトなど多彩な屋台が軒を連ねた。

参拝者をもてなす飲食などの屋台

2017/2/18   神戸新聞NEXT


巣立つ2017(23) 鳥栖工、県立ろう学校

2017年02月20日 00時54分43秒 | 障害者の自立

■鳥栖工

 池田 涼馬(いけだ・りょうま)ラグビー部主将でチームをまとめ県総体2位に。体育祭では団長を務め総合優勝に導いた。新日鉄住金八幡製鉄所に就職。「会社を支える一員になりたい」。鳥栖市東町。(機械科)

 高橋 虎寛(たかはし・こおき)サッカー部で鍛え、資格取得に意欲的に取り組みジュニアマイスターゴールドの称号を得た。久光製薬に就職が決まり「早く活躍できるようになりたい」。鳥栖市田代本町。(機械科)

 石橋 寛之(いしばし・ひろゆき)サッカー部で厳しい練習に耐え、文武両道を貫いた。「上下関係を学び肉体的にも精神的にも成長できた」と充実の3年間を振り返る。佐賀大理工学部へ進学。小郡市。(電気科)

 岡本 健努(おかもと・けんと)成績優秀で野球部主将。捕手でチームをけん引し春の県大会4強に進出した。「野球の技術だけでなく道具を大切にするよう心がけた」。九州電力に就職。鳥栖市藤木町。(電気科)

 渡邊 虎之介(わたなべ・とらのすけ)入学時から成績1位を通し、柔道部では県総体で団体優勝した。目標だった鹿児島県警に就職。「祖父のような使命感あふれる警官になりたい」。鳥栖市江島町。(電子機械科)

 石橋 龍介(いしばし・りゅうすけ)成績は常にトップクラスで、バスケでは県総体で優秀選手賞に選ばれた。牟田建設に就職し「大きな仕事を任せてもらえるようになりたい」と話す。鳥栖市本鳥栖町。(土木科)

 廣瀧 恵理佳(ひろたき・えりか)九州の家庭菜園設計コンペで1位になるなど活躍。「インテリアを含めた住宅設計ができる建築士に」。夢実現に向け九産大建築都市工学部へ進学する。神埼市神埼町。(建築科)

=定時制=

 木原 希(きはら・のぞみ)定時制通信制高校の県生活体験発表大会でNHK佐賀放送局長賞を受賞。熊本地震後は生徒会で募金活動した。働きながら看護師を目指し「両親に恩返ししたい」。鳥栖市浅井町。(普通科)

 江越 健太(えごし・けんた)何事も前向きに取り組み、野球部では投手で県定通制大会優勝の原動力になった。一番に就職内定を得て児島段ボールへ。「将来は庭のあるあたたかい家を建てたい」。鳥栖市原町。(機械科)

■県立ろう学校

 岩村 優美(いわむら・ゆうみ)下級生からも慕われる生徒会長。県障害者作品展に出品した浴衣が金賞を受賞した。唐津第一病院に就職し、「信頼される看護士を目指す」。唐津市千々賀。(被服科)

 大曲 大希(おおまがり・だいき)県高校総文祭の美術工芸部門で佳作に。春から工芸ワークセンター(福岡市)へ。「仕事を頑張り母を東京ディズニーランドに連れて行くのが目標」。柳川市。(産業工芸科)

 森 翔太(もり・しょうた)陸上部主将。校外スポーツにも取り組み、全九州高校体育大会板飛び込みで3位に。豊田自動織機(愛知県)に就職し「新生活に慣れ社会に貢献したい」。佐賀市鍋島町。(産業工芸科)

 山内 杏華(やまうち・きょうか)高校生活の1番の思い出は文化祭だった。佐賀記念病院に就職。「さまざまな資格を習得したい。お世話になった祖母を温泉に連れて行きたい」と話す。佐賀市大和町。(被服科)

敬称略。次回は金立特別支援、佐大附属特別支援、大和特別支援の予定です。

2017年02月19日   佐賀新聞


東京五輪「beyond2020プログラム」ロゴ、横浜美術大学の菅原みこさんの作品が最優秀賞

2017年02月20日 00時12分20秒 | 障害者の自立

 2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、日本文化を世界にPRする活動「beyond2020プログラム」のロゴマークに、横浜美術大学(横浜市青葉区)の菅原みこさんの作品が選ばれた。

 「beyond2020プログラム」の認証ロゴマークの公募は、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部が実施。全国の芸術系16大学の学生から39作品の応募があった。

 菅原さんは、横浜美術大学・ビジュアルコミュニケーションデザインコースの3年生。「いいね」や「グッド」のように、国籍、性別、年齢など様々な壁を越えて、多くの人に前向きなイメージを与えたいとの思いで、「サムズアップ」をモチーフとしたロゴデザインした。

 1月27日に都内で開催された授賞式では、丸川珠代五輪担当相から表彰状が授与された。丸山大臣は「とっても躍動感があって、なおかつあたたかみもあって、みんなの心になごむ日本の『わ』にも通じるマーク」とコメントした。

 2月13日には、横浜市役所を訪れて、林文子市長に最優秀賞受賞の報告をした。林市長は「ポジティブで明るく躍動感のある素敵なデザイン、市としても是非活用したい」と話した。

 藤原さんは「名誉なロゴマークに選ばれ、大変感激している。日頃のグラフィックデザインやブランディングの学習成果を発揮する機会に恵まれ、感謝の言葉しかありません。このロゴマークが社会へと広がり、多くの人に前向きなメッセージを与えられたら」と話している。

 プログラムは、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年以降を見据え、日本文化の魅力を発信して共生社会と国際化を実現を目指すもの。日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化をいかして、成熟社会にふさわしい次世代に誇れるレガシーの創出に資する文化プログラムを認証し、ロゴマークを付与する。

 対象事業は、営利活動、非営利活動に関わらず、日本文化の魅力を発信する、障害者にとってのバリアや外国人にとっての言語の壁を取り除く取り組みで、公的機関、民間事業者、任意団体などの幅広い主体が実施する活動が認証の対象となる。

東京五輪「beyond2020プログラム」ロゴ、横浜美術大学の菅原みこさんの作品が最優秀賞

林文子市長と菅原みこさん

2017年02月19日   ヨコハマ経済新聞