ゴエモンのつぶやき

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焼津、藤枝で「利用証」 障害者優先駐車スペース

2010年12月26日 01時14分13秒 | 障害者の自立
 障害のある人が優先的に使える駐車場スペースの適正利用を促そうと、県は来年1月から、利用証の交付制度「県ゆずりあい駐車場事業」を焼津、藤枝両市で始める。全国16県2市で実施する制度だが、全国で初めて車椅子利用者に限定した利用証の交付も行う。 21日に県庁で記者会見した小西香奈江福祉こども局長は、「協力施設・企業の数はまだ未知数だが、民間の理解が必要不可欠。全県拡大に向けて周知を図っていきたい」としている。
 車椅子利用者専用の利用証には赤色を、車椅子以外の障害者や重い病の患者、「要介護2」以上の高齢者、妊産婦らには緑色の利用証を交付する。利用証は車内に掲示し、駐車場には専用ステッカーを貼った看板などを設置してもらう。
 赤色の利用証交付により、施設・企業側は幅3・5メートル以上の従来の優先駐車場を車椅子専用に置き換える一方で、幅2・5メートルの健常者用駐車場を車椅子利用者よりスペースを必要としない緑色利用証の所持者用に利活用することも可能になる。県は「色を分けることで障害者の需要に的確に応じられる」と期待する。
 両市内にある県所有の公共施設10カ所で実施が決まっていて、21日から賛同事業所の募集を開始した。駐車場が多い大型スーパーなどを中心に協力を求めていくという。
 行政の発行ということで信頼性を付加する効果もあり、不正利用防止策などとして利用証には発行番号も明記する。
 申請窓口は焼津、藤枝両市役所などで、1月20日から受け付けを開始する。問い合わせは県地域福祉課〈電054(221)2844〉へ。

読売新聞


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