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宮崎市自立支援協議会:「地域協力、大切さ実感」 発足後4年間の活動報告 /宮崎

2011年05月28日 02時29分30秒 | 障害者の自立
 宮崎市自立支援協議会が25日、市中央公民館で、発足から4年間の活動を振り返る「全体報告会」を開き、メンバーら約50人が協議会のあり方について考えた。

 同協議会は07年7月、障害者自立支援法に基づき県内で初めて設置された。障害者団体や特別支援学校など22団体が所属。就労支援▽防災や居住などの暮らし支援▽重症心身障害者支援▽子供支援--の4部会がある。

 報告会では、各部会の代表が取り組みを発表。暮らし支援部会は、09年に災害を想定した避難訓練を実施したことを述べ、吉田安幸・前リーダーが「『坂を下る時の車椅子の押し方が初めて分かった』という地域住民の声もあり、地域全体で協力する大切さを実感した」と指摘。重症心身障害者支援部会は、24時間体制で支援が必要な障害者を世話する家族の「休む時間がない」「ショートステイの受け入れ先がない」などの声を説明した。谷口隆博リーダーは「人工呼吸器を利用する障害児のショートステイ受け入れ病院が市内になく、確保が緊急の課題だ」と話した。

 外部アドバイザーとして参加した県障害者そうだんサポートセンターの田畑寿明さん(56)は「協議会には、病院、施設、障害者団体を束ね、トータルに市民の福祉を守る役割が求められる。積極的に新しいことにチャレンジしてほしい」と語った。

毎日新聞 2011年5月27日 地方版


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