電車の中で飲食する。
携帯電話の通話、大声での会話、化粧、などの電車の中での迷惑行為の一つとしてあげられる、電車の中での飲食。
これは在来線においてのみ同意を得られるが、新幹線や特急列車ににおいては「なんで?」となる。
そう、駅弁。
電車に乗る前にあれこれ探して、その土地の名物駅弁を走る列車の中で食べる。
これを電車の中では飲食禁止!と言われたんではたまったもんではない。
在来線では飲食禁止って言っても、地方のローカル線では駅弁を食っても文句は言われないし、それを楽しみに乗り鉄君たちは旅をするんだろう。
窓に流れる風景を見ながら駅弁食べたり、酒を飲む。鉄男君じゃなくてもこれは旅の楽しみだ。
じゃぁ、どこからならOKとか、どの電車ならOKって線引きがむつかしい。
飲食禁止車両はいわゆる通勤に使われる混雑した電車が該当するんじゃないのかな。
関西で言えば、阪急電車、阪神電車、JR、京阪。東は京都から西は神戸迄の区間と、北は川西から南は天王寺や中百舌鳥くらい迄じゃないか?環状線はや地下鉄もちろん駄目。でもさ、堺あたりを過ぎてしまった南海電鉄の高野線とか、近鉄電車も東大阪の布施を越えたあたりからはOKではないかぃ?
JRも京都駅からむこう、三宮からあっちはOKの気がする。
話を元に戻そう。
その列車の旅の醍醐味、駅弁。
わざわざ電車を乗り継いで行き、その駅でしか売ってない駅弁を買う人も多いらしい。
俺も必ず駅弁は買う。美味い。
景色のいい場所で食べるのも美味いが、やっぱり窓の景色を見ながら列車に揺られて食べるのが良し。
デパートや百貨店の駅弁フェアでも有名な人気弁当が食べれたりする。毎回超満員の大盛況らしいが、俺はあんなところで駅弁買って家で喰う人の気持ちはよくわからない。
同じ駅弁でも新幹線で食べるとなんか飛行機の機内食みたいで味気ないのは何故だ?窓の外の景色が違うからかなぁ。速すぎるからか?
この駅弁を実食レポートしたような漫画がある。
はやせ淳さんが描く「駅弁ひとり旅」だ。
毎回各地のローカル線電車に乗って、各地の駅弁を食べる漫画。
グルメ漫画が好きな俺だけど、鉄男君でもないし、駅弁マニアでもないから今迄コミックスを読まなかったんだけど、「がんばっぺ東北編」というのに興味を持って買った。これは、東北震災後の復興と、今迄尋ねた事のある東北地方の駅を、震災後、駅弁屋の無事や路線の運行状況の現状を改めて旅する漫画。以前に描かれた東北周辺駅弁列車旅も掲載されてるので、現状との比較ができる。
ニュースで5日の午前に八戸市鮫町の蕪嶋神社が全焼したって流れてた。
殆どの県は言った事があるんだが、青森は実は行った事が無い。(秋田と山形も無い)ねぶた祭も見てみたいし、大間の鮪も見てみたい。南部せんべい(これは岩手の物か青森の物か?)がスーパーに並んでる様も見たいが行った事が無い。
なのに何故かニュースで八戸鮫町の蕪嶋って聞いた途端、「ウミネコのくる島ね」って思った。行った事無いのに不思議。
そう、ここは「駅弁ひとり旅」の東北編で紹介されてた場所だ。
昔は鮫がいっぱい獲れたから鮫町。蕪の花が咲く島だから蕪島。でもこの島は第二次世界大戦中海軍により埋め立てられて陸繋島になったから、本当は島じゃないらしい。ウミネコの産卵地として有名で、毎年3万羽のウミネコがやって来てひなとともに飛び立つ様は壮観だそうだ。
震災の津波で下の鳥居迄波が来たらしいが頂上にある神社は無事だった。なのに・・・。
漫画というのは凄いな。教科書で覚えた事なんか殆ど忘れてるのに、漫画で読んだ物は記憶に残ってる。地理や地名、風土、歴史覚えてる。
学校で使わされてた歴史の教科書なんて、かいつまんで年号と事件名称をテスト用に覚える為だけのものだから、全然イメージ沸かないもんね。
いつまでも飛鳥時代や古墳のことをやって、応仁の乱、織田信長、戦国時代、本能寺の変、山崎の合戦、関ヶ原の戦い、徳川幕府、これで4,5ページで終わってたもんな。昭和の近代史なんてあという間。地理だって県庁所在地と有名地をちょろっとするだけ。
日教組。お前らの陰謀だな。これで正しい歴史認識をしろとか、日本の各地の景観や伝統文化を守れいう方がおかしい。
又、話がそれちまったぃ。
この蕪島神社。消失で付近の住民は落ち込んでるとの事。
そらそうだわな。広島で言えば宮島の厳島神社が燃えるようなもんだ。(ちなみに蕪島神社も一時期は厳島神社という名前だった)
観光資源が・・・とか町は言ってるらしいが、それはおかしい。
そんな考え方だと誰も復興に協力なんてせぇへんで。神社か?島か?建物が無くなったら信仰しないのか?違うだろ。今の社殿は77年に完成したものだから、歴史なんて浅いだろ?だいたい建物は関係ネェよ。神々はその土地や自然に宿るもんだろ?周辺の町の人達が何故悲しんでるのかをもう一度考えてからコメントしろ。記事にしろ。
心のよりどころだった物が無くなったからで、観光資源の建物が無くなったからではない。
だいたいいつも町や観光組合は事件や事故、自然災害の際、お金の事ばかり言い過ぎ。人命や心の問題の方が重要じゃネェのか?
今回もそうだけど、現地で取材した記者や報道関係がそればっかりを取り上げてるだけかもしれないが。
箱根の噴火予兆の時も「観光が」とか「かきいれ時なのに」、「土産物屋が閑古鳥」って観光関係の奴らが騒いでたが、箱根に湯治にくるのが楽しみだった老人夫婦とか、のに、とか自然が一番の観光じゃないのか?土産物屋、遊戯施設、レストラン。予算をふんだんに使って整備された場所には行きとうないよ。その土地の自然や風土を楽しみたいから観光に行くんであって、作られた建物や施設なんかはどうでもいいのよ。
駅弁だってそうだろ?ホカ弁やコンビニでも売ってるような駅弁を誰が買う?
その地の食べ物、その地の風土が詰め込まれてるから買うんだろ?俺はデパートの駅弁フェアは嫌いだが、地方に行ったら必ず駅弁を買うのは、少しでもその土地の事がわかるような気がするからだ。
「駅弁ひとり旅」を読んだ人も読んでない人も、鉄道オタクや乗り鉄、駅弁マニアの方、是非三陸鉄道、八戸線で蕪島を尋ねてみてくれ。
(ウミネコは3月末から8月初しか見れないらしい)
携帯電話の通話、大声での会話、化粧、などの電車の中での迷惑行為の一つとしてあげられる、電車の中での飲食。
これは在来線においてのみ同意を得られるが、新幹線や特急列車ににおいては「なんで?」となる。
そう、駅弁。
電車に乗る前にあれこれ探して、その土地の名物駅弁を走る列車の中で食べる。
これを電車の中では飲食禁止!と言われたんではたまったもんではない。
在来線では飲食禁止って言っても、地方のローカル線では駅弁を食っても文句は言われないし、それを楽しみに乗り鉄君たちは旅をするんだろう。
窓に流れる風景を見ながら駅弁食べたり、酒を飲む。鉄男君じゃなくてもこれは旅の楽しみだ。
じゃぁ、どこからならOKとか、どの電車ならOKって線引きがむつかしい。
飲食禁止車両はいわゆる通勤に使われる混雑した電車が該当するんじゃないのかな。
関西で言えば、阪急電車、阪神電車、JR、京阪。東は京都から西は神戸迄の区間と、北は川西から南は天王寺や中百舌鳥くらい迄じゃないか?環状線はや地下鉄もちろん駄目。でもさ、堺あたりを過ぎてしまった南海電鉄の高野線とか、近鉄電車も東大阪の布施を越えたあたりからはOKではないかぃ?
JRも京都駅からむこう、三宮からあっちはOKの気がする。
話を元に戻そう。
その列車の旅の醍醐味、駅弁。
わざわざ電車を乗り継いで行き、その駅でしか売ってない駅弁を買う人も多いらしい。
俺も必ず駅弁は買う。美味い。
景色のいい場所で食べるのも美味いが、やっぱり窓の景色を見ながら列車に揺られて食べるのが良し。
デパートや百貨店の駅弁フェアでも有名な人気弁当が食べれたりする。毎回超満員の大盛況らしいが、俺はあんなところで駅弁買って家で喰う人の気持ちはよくわからない。
同じ駅弁でも新幹線で食べるとなんか飛行機の機内食みたいで味気ないのは何故だ?窓の外の景色が違うからかなぁ。速すぎるからか?
この駅弁を実食レポートしたような漫画がある。
はやせ淳さんが描く「駅弁ひとり旅」だ。
毎回各地のローカル線電車に乗って、各地の駅弁を食べる漫画。
グルメ漫画が好きな俺だけど、鉄男君でもないし、駅弁マニアでもないから今迄コミックスを読まなかったんだけど、「がんばっぺ東北編」というのに興味を持って買った。これは、東北震災後の復興と、今迄尋ねた事のある東北地方の駅を、震災後、駅弁屋の無事や路線の運行状況の現状を改めて旅する漫画。以前に描かれた東北周辺駅弁列車旅も掲載されてるので、現状との比較ができる。
ニュースで5日の午前に八戸市鮫町の蕪嶋神社が全焼したって流れてた。
殆どの県は言った事があるんだが、青森は実は行った事が無い。(秋田と山形も無い)ねぶた祭も見てみたいし、大間の鮪も見てみたい。南部せんべい(これは岩手の物か青森の物か?)がスーパーに並んでる様も見たいが行った事が無い。
なのに何故かニュースで八戸鮫町の蕪嶋って聞いた途端、「ウミネコのくる島ね」って思った。行った事無いのに不思議。
そう、ここは「駅弁ひとり旅」の東北編で紹介されてた場所だ。
昔は鮫がいっぱい獲れたから鮫町。蕪の花が咲く島だから蕪島。でもこの島は第二次世界大戦中海軍により埋め立てられて陸繋島になったから、本当は島じゃないらしい。ウミネコの産卵地として有名で、毎年3万羽のウミネコがやって来てひなとともに飛び立つ様は壮観だそうだ。
震災の津波で下の鳥居迄波が来たらしいが頂上にある神社は無事だった。なのに・・・。
漫画というのは凄いな。教科書で覚えた事なんか殆ど忘れてるのに、漫画で読んだ物は記憶に残ってる。地理や地名、風土、歴史覚えてる。
学校で使わされてた歴史の教科書なんて、かいつまんで年号と事件名称をテスト用に覚える為だけのものだから、全然イメージ沸かないもんね。
いつまでも飛鳥時代や古墳のことをやって、応仁の乱、織田信長、戦国時代、本能寺の変、山崎の合戦、関ヶ原の戦い、徳川幕府、これで4,5ページで終わってたもんな。昭和の近代史なんてあという間。地理だって県庁所在地と有名地をちょろっとするだけ。
日教組。お前らの陰謀だな。これで正しい歴史認識をしろとか、日本の各地の景観や伝統文化を守れいう方がおかしい。
又、話がそれちまったぃ。
この蕪島神社。消失で付近の住民は落ち込んでるとの事。
そらそうだわな。広島で言えば宮島の厳島神社が燃えるようなもんだ。(ちなみに蕪島神社も一時期は厳島神社という名前だった)
観光資源が・・・とか町は言ってるらしいが、それはおかしい。
そんな考え方だと誰も復興に協力なんてせぇへんで。神社か?島か?建物が無くなったら信仰しないのか?違うだろ。今の社殿は77年に完成したものだから、歴史なんて浅いだろ?だいたい建物は関係ネェよ。神々はその土地や自然に宿るもんだろ?周辺の町の人達が何故悲しんでるのかをもう一度考えてからコメントしろ。記事にしろ。
心のよりどころだった物が無くなったからで、観光資源の建物が無くなったからではない。
だいたいいつも町や観光組合は事件や事故、自然災害の際、お金の事ばかり言い過ぎ。人命や心の問題の方が重要じゃネェのか?
今回もそうだけど、現地で取材した記者や報道関係がそればっかりを取り上げてるだけかもしれないが。
箱根の噴火予兆の時も「観光が」とか「かきいれ時なのに」、「土産物屋が閑古鳥」って観光関係の奴らが騒いでたが、箱根に湯治にくるのが楽しみだった老人夫婦とか、のに、とか自然が一番の観光じゃないのか?土産物屋、遊戯施設、レストラン。予算をふんだんに使って整備された場所には行きとうないよ。その土地の自然や風土を楽しみたいから観光に行くんであって、作られた建物や施設なんかはどうでもいいのよ。
駅弁だってそうだろ?ホカ弁やコンビニでも売ってるような駅弁を誰が買う?
その地の食べ物、その地の風土が詰め込まれてるから買うんだろ?俺はデパートの駅弁フェアは嫌いだが、地方に行ったら必ず駅弁を買うのは、少しでもその土地の事がわかるような気がするからだ。
「駅弁ひとり旅」を読んだ人も読んでない人も、鉄道オタクや乗り鉄、駅弁マニアの方、是非三陸鉄道、八戸線で蕪島を尋ねてみてくれ。
(ウミネコは3月末から8月初しか見れないらしい)