数字の語呂合わせ。
小学校の算数の授業で、覚えやすいように語呂合わせで指導した先生がいた。
今時教育熱心な先生だなって思ったが、この先生の授業及び学校に「不適切だ」ってクレームが入って謝罪する羽目になった。
問題の語呂合わせは算数での「18782+18782=37564」。
これを「嫌なやつ(18782)と嫌なやつを足すと皆殺し(37564)になる」って指導した。
先生は「数字に興味を持ってもらうため」と思ってこれを授業で教えたんだが、報道によるとこの指導に保護者の反発が強まってて、市教育委員会は不適切な指導内容だったとして近く保護者説明会を開き、謝罪する意向らしい。
でも調べてみると、クレームを入れた保護者はたった一人みたいだ。
他にもいるのかもしれないし、こいつがなんでクレーム入れてるかも理解できないが、たった少数の保護者のクレームで右往左往して謝罪する教育委員会って相変わらずバカなのか?
そしてこんな馬鹿げた事件を、さも、今後の教育のあり方、大問題のように取り上げるマスコミもやっぱり馬鹿なのか?
マスコミはいかにも多数の保護者がクレームを入れたように報道してるが、実は少数の誇大被害妄想ともいえる保護者の言い分でしかない。
この正義の味方を気取った馬鹿な保護者(世間ではこういう人間をモンスターなんとかと呼ぶ)は言う。
「語呂合わせを覚えてしまった子どもが面白がって『皆殺し』『皆殺し』と口にするので困惑している。兄弟に伝えるなど悪影響も出ている」
なんじゃそりゃ。
この人は学生時代、語呂合わせで年号等を覚えなかったのだろうか?
なんと優れた平城京(710年平城京設立)
何さ三世一身の法(723年三世一新の法制定)
鳴くよ鶯平安京(794年平安京設立)
白紙に戻そう遣唐使(894年遣唐使終了)
いい国作ろう鎌倉幕府(1192年)
なんかは多分誰でも覚えてるだろう?
今回クレームを入れた馬鹿は、「嫌なやつは殺してしまえとも取れる内容で、昨今のいじめ問題にも反する授業だ」と憤ってるらしいが、それなら
「憎いイルカを蒸し殺す」(645年大化の改新)
「今がいい頃保元の乱」(1156年保元の乱)
「人に不意打ち承久の乱」(1121年承久の乱)
「一夜むなしく応仁の乱」(1867年応仁の乱)
「人、粉々長篠の戦い」(1575年織田信長vs武田勝頼長篠の戦い)
「人、無惨な島原天草一揆」(1637年天草四郎による島原天草一揆)
「嫌よお姉さんアヘン戦争」(1840年アヘン戦争始まる)
「人は号泣、安政の大獄」(1859年江戸幕府の大老井伊直弼等による攘夷派弾圧)
って今考えりゃえげつない内容の語呂合わせがいっぱいあった事に対してはどうだ?
当時は俺も全く気にもしてなかったが、今思い出しただけでもかなりある凄い(無理矢理な)語呂合わせ。こいつはこれらにもクレーム入れたんか?
今になって、過去に恐ろしい語呂合わせを指導された事がトラウマになって、平家物語や源氏物語等の歴史本、NHKの大河ドラマや時代劇が観れない。ましてや今、足し算で「皆殺しなんて・・・・」そんなクレームをこいつは教育委員会に入れたのかね?
もし実際に入れてたら、こいつはどうしようもない阿呆だし、馬鹿としか言いようが無く、はっきりキ●ガイと言ってもいいだろう。
それにいちいち対応して謝罪する教育委員会、学校にも問題が無いか?
そのうち九九の9×9=81は苦々だとか、8×8=64は葉っぱ(=大麻や煙草)だとか、何でもかんでもこじつけてクレーム入れてくるんじゃねぇか?更にエスカレートして算数の語呂合わせをだけでなく、国語でグリム童話、アンデルセン童話、イソップ童話、日本の舌切り雀や花咲か爺さんを題材にした授業があったら、文句をつけてくるだろう。いや、図書室にあるだけでも、残酷だ、子供が心に傷を負うってね。過保護?被害妄想?
よく考えろ。昔それを習ったり本を読んだ人間で心の傷やトラウマを背負った人間が、今どれくらい居るかを。皆無だろ?
語呂合わせ。それは数字を覚える上で学校の勉強だけでなく、知らない間に身に付いた習慣。
電話番号、年号、果てはヤンキーの4649=夜露死苦(よろしく)や人の名前(326=ミツル)等多種多様。
携帯電話が無い時代、友だちの家の電話番号をこの語呂合わせで覚えてた俺は、ツレらから「歩くタウンページ」と呼ばれた。
「あいつの電話番号何番だっけ?」
『あいつは無い葉っぱ=●●●●-○○-7188』
ってツレの家で麻雀やトランプやってるときのメンバーが足りないときの呼び出し、ファミレスや公衆電話で俺は重宝された。
正確な数はわからないが、当時いろんな電話番号を200くらいは平気で覚えてた気がする。
語呂合わせで覚えてるのは、当時の学校の授業のせい。
数学で√2は一夜一夜に瞳頃。√3は富士山麓にオウム鳴く。と覚えさせられた。ルートって奴は未だに俺の仕事や生活ではその後出てこないが。土木関係の社長をしてるツレに聞くと、測量なんかはこの√が関連してくるらしい。
理科の元素記号でも、水兵リーベ僕の船、七曲がりシップス、クラークか。
水素、ヘリウム、リチウム、ベリウム、酸素、ナトリウム、マグネシウム、シアン、リン・・・。
一般人には縁の無さそうな元素記号だが、俺のように美容技術の講習をする場合はこの元素記号が理論で役に立った。
カラリング理論でもパーマ理論でも、何故染まるのか、どういった薬液反応でパーマは当たるのかは、この元素の化学反応を図解したらわかる。
学校に通ってる時、こんな事、将来の役に立つんか?って否定的に思ってたが、結構役に立ってしまってるから意外。一見無駄に見える勉強、受験用の知識の詰め込みだと思ってたが、社会に出てからの勉強の基礎になったり、習得する時のコツになったりしてる。
今回クレーム入れた、モンスターペアレンツな保護者。
君は「語呂合わせを覚えてしまった子どもが面白がって『皆殺し』『皆殺し』と口にするので困惑している」とクレーム入れる前に、考えろ。一つの事で有頂天になって騒ぐ馬鹿な子供に対して、もっと多数の語呂合わせを覚えさせりゃ、そいつも「皆殺し」なんて言ってられないんだから。
携帯電話やスマホ普及の今、語呂合わせで電話番号を覚えないでいい。
グーグルやwikiで検索すりゃ年号も覚えなくていい。
化学記号だって、動物の名前だって、料理の仕方だって、世界各国の地理や歴史だって、すぐ手軽に閲覧できる時代。
でもな、自分が記憶してるのと、ネットでその場だけで繕えるのは全然違うぞ。
ちなみに今回羅列した年号や記号はすべて俺の記憶で書いてる(違ってたらごめん)。かなり前に覚えた事でも未だに出てくるのは、それだけ知識となって脳に刻み込まれてるからだろう?
記憶能力の衰退。
この馬鹿な保護者は自分の子供の将来を本気で考えてるんだろうか。
別に他人事だからどうでもいいけど。
小学校の算数の授業で、覚えやすいように語呂合わせで指導した先生がいた。
今時教育熱心な先生だなって思ったが、この先生の授業及び学校に「不適切だ」ってクレームが入って謝罪する羽目になった。
問題の語呂合わせは算数での「18782+18782=37564」。
これを「嫌なやつ(18782)と嫌なやつを足すと皆殺し(37564)になる」って指導した。
先生は「数字に興味を持ってもらうため」と思ってこれを授業で教えたんだが、報道によるとこの指導に保護者の反発が強まってて、市教育委員会は不適切な指導内容だったとして近く保護者説明会を開き、謝罪する意向らしい。
でも調べてみると、クレームを入れた保護者はたった一人みたいだ。
他にもいるのかもしれないし、こいつがなんでクレーム入れてるかも理解できないが、たった少数の保護者のクレームで右往左往して謝罪する教育委員会って相変わらずバカなのか?
そしてこんな馬鹿げた事件を、さも、今後の教育のあり方、大問題のように取り上げるマスコミもやっぱり馬鹿なのか?
マスコミはいかにも多数の保護者がクレームを入れたように報道してるが、実は少数の誇大被害妄想ともいえる保護者の言い分でしかない。
この正義の味方を気取った馬鹿な保護者(世間ではこういう人間をモンスターなんとかと呼ぶ)は言う。
「語呂合わせを覚えてしまった子どもが面白がって『皆殺し』『皆殺し』と口にするので困惑している。兄弟に伝えるなど悪影響も出ている」
なんじゃそりゃ。
この人は学生時代、語呂合わせで年号等を覚えなかったのだろうか?
なんと優れた平城京(710年平城京設立)
何さ三世一身の法(723年三世一新の法制定)
鳴くよ鶯平安京(794年平安京設立)
白紙に戻そう遣唐使(894年遣唐使終了)
いい国作ろう鎌倉幕府(1192年)
なんかは多分誰でも覚えてるだろう?
今回クレームを入れた馬鹿は、「嫌なやつは殺してしまえとも取れる内容で、昨今のいじめ問題にも反する授業だ」と憤ってるらしいが、それなら
「憎いイルカを蒸し殺す」(645年大化の改新)
「今がいい頃保元の乱」(1156年保元の乱)
「人に不意打ち承久の乱」(1121年承久の乱)
「一夜むなしく応仁の乱」(1867年応仁の乱)
「人、粉々長篠の戦い」(1575年織田信長vs武田勝頼長篠の戦い)
「人、無惨な島原天草一揆」(1637年天草四郎による島原天草一揆)
「嫌よお姉さんアヘン戦争」(1840年アヘン戦争始まる)
「人は号泣、安政の大獄」(1859年江戸幕府の大老井伊直弼等による攘夷派弾圧)
って今考えりゃえげつない内容の語呂合わせがいっぱいあった事に対してはどうだ?
当時は俺も全く気にもしてなかったが、今思い出しただけでもかなりある凄い(無理矢理な)語呂合わせ。こいつはこれらにもクレーム入れたんか?
今になって、過去に恐ろしい語呂合わせを指導された事がトラウマになって、平家物語や源氏物語等の歴史本、NHKの大河ドラマや時代劇が観れない。ましてや今、足し算で「皆殺しなんて・・・・」そんなクレームをこいつは教育委員会に入れたのかね?
もし実際に入れてたら、こいつはどうしようもない阿呆だし、馬鹿としか言いようが無く、はっきりキ●ガイと言ってもいいだろう。
それにいちいち対応して謝罪する教育委員会、学校にも問題が無いか?
そのうち九九の9×9=81は苦々だとか、8×8=64は葉っぱ(=大麻や煙草)だとか、何でもかんでもこじつけてクレーム入れてくるんじゃねぇか?更にエスカレートして算数の語呂合わせをだけでなく、国語でグリム童話、アンデルセン童話、イソップ童話、日本の舌切り雀や花咲か爺さんを題材にした授業があったら、文句をつけてくるだろう。いや、図書室にあるだけでも、残酷だ、子供が心に傷を負うってね。過保護?被害妄想?
よく考えろ。昔それを習ったり本を読んだ人間で心の傷やトラウマを背負った人間が、今どれくらい居るかを。皆無だろ?
語呂合わせ。それは数字を覚える上で学校の勉強だけでなく、知らない間に身に付いた習慣。
電話番号、年号、果てはヤンキーの4649=夜露死苦(よろしく)や人の名前(326=ミツル)等多種多様。
携帯電話が無い時代、友だちの家の電話番号をこの語呂合わせで覚えてた俺は、ツレらから「歩くタウンページ」と呼ばれた。
「あいつの電話番号何番だっけ?」
『あいつは無い葉っぱ=●●●●-○○-7188』
ってツレの家で麻雀やトランプやってるときのメンバーが足りないときの呼び出し、ファミレスや公衆電話で俺は重宝された。
正確な数はわからないが、当時いろんな電話番号を200くらいは平気で覚えてた気がする。
語呂合わせで覚えてるのは、当時の学校の授業のせい。
数学で√2は一夜一夜に瞳頃。√3は富士山麓にオウム鳴く。と覚えさせられた。ルートって奴は未だに俺の仕事や生活ではその後出てこないが。土木関係の社長をしてるツレに聞くと、測量なんかはこの√が関連してくるらしい。
理科の元素記号でも、水兵リーベ僕の船、七曲がりシップス、クラークか。
水素、ヘリウム、リチウム、ベリウム、酸素、ナトリウム、マグネシウム、シアン、リン・・・。
一般人には縁の無さそうな元素記号だが、俺のように美容技術の講習をする場合はこの元素記号が理論で役に立った。
カラリング理論でもパーマ理論でも、何故染まるのか、どういった薬液反応でパーマは当たるのかは、この元素の化学反応を図解したらわかる。
学校に通ってる時、こんな事、将来の役に立つんか?って否定的に思ってたが、結構役に立ってしまってるから意外。一見無駄に見える勉強、受験用の知識の詰め込みだと思ってたが、社会に出てからの勉強の基礎になったり、習得する時のコツになったりしてる。
今回クレーム入れた、モンスターペアレンツな保護者。
君は「語呂合わせを覚えてしまった子どもが面白がって『皆殺し』『皆殺し』と口にするので困惑している」とクレーム入れる前に、考えろ。一つの事で有頂天になって騒ぐ馬鹿な子供に対して、もっと多数の語呂合わせを覚えさせりゃ、そいつも「皆殺し」なんて言ってられないんだから。
携帯電話やスマホ普及の今、語呂合わせで電話番号を覚えないでいい。
グーグルやwikiで検索すりゃ年号も覚えなくていい。
化学記号だって、動物の名前だって、料理の仕方だって、世界各国の地理や歴史だって、すぐ手軽に閲覧できる時代。
でもな、自分が記憶してるのと、ネットでその場だけで繕えるのは全然違うぞ。
ちなみに今回羅列した年号や記号はすべて俺の記憶で書いてる(違ってたらごめん)。かなり前に覚えた事でも未だに出てくるのは、それだけ知識となって脳に刻み込まれてるからだろう?
記憶能力の衰退。
この馬鹿な保護者は自分の子供の将来を本気で考えてるんだろうか。
別に他人事だからどうでもいいけど。