基本に立ち戻ろう!

2015年05月08日 02時13分56秒 | 自分の意見の陳述

簡単なことをバカにしちゃいけない!

ある場所の立っていて、仮に、何でもいいからここから見えるものに
ついて述べよと課題を出されたら、あなたはどうするか?
たしかに目にはいろんなものが見えているのである。


①川が流れている。
②家がたくさんある。
③犬と猫がいる。

だけど、それをいちいち述べてどうするのか、つまるまい、と思う。
それが普通の発想だろう。

例えば「再会国会ではやがて安全法制の議論が展開されるだろう」
などという堅い展開には興味を示すが、「川が流れている」などと
いう英語は興味がない、というのが一般的である。

ところが最近思うことは、「①川が流れている。」のような当たり前
の簡単な表現を現に行うことが重要だと思い始めている。

つまりは、 a river flows とすればいい。この流儀で行くと、
there are a lot of housesだとか
there are a dog and a cat である。

整理すれば、
①’a river flows
②’there are a lot of houses
③’there are a dog and a cat
とすればいいわけである。

但しこれだけでは何か落ち着かない。不安なのである。
それがどうしたと言われそうだ。

けでども、ここに副詞句などを配置すると、俄然らしくなるのである
①’’a river flows here (there/down there/over there)
②’’there are lot of houses around here
③’’there are dog and a cat there(down there/over there)

更にこれに、you can see とかwe can see を付け加えると
①’’’you can see a river flows here (there/down there/over there)
②’’’you can see there are lot of houses around here
③’’’you can see there are dog and a cat there(down there/over there)
となる、

ここまでくると、かなりのレベルの語りとなる、と思う。

①適当は副詞(突き詰めれば、here かthere )を加えること、
②you(we) can see を加えること、
の2つをプラスすれば、それなりの語りが成立する。

極論すれば、大事なことは、何でもいいから、なにかそれなりのこと
をそれなりに語るということである。それでもわからなければ、自分の
目の前にある風景に着目しなさいと言うことである。

何をえらぶかは風景が教えてくれる。あなたの目の前にある風景が先生に
なって くれるわけである。沈黙がいけないのである。

憲法改正だとかの話は、考えてみれば、難しい話である。しかし、私たちの
多くはむつかしい ことのほうを、あえて選び、語ろうとする傾向がある。

どこにでもありそうなありふれた、簡単なことを簡単に話すことが
実は大事だと思うのである。

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自分のしゃべりの癖:

2015年05月04日 08時15分10秒 | 自分の意見の陳述

癖とは必ずしも悪いことではない。問題はそれを自分で意識することだろう。
自然に出てくる癖があって、それが悪くなければ、それを認めてやればいいと思う。
自分の中で自然に出てくる言葉を、あえて変えてしまうことはないのだと、
最近気づくこととなった。
The Kikugetsu-tei Pvillion stands next to the lake. と、 言うことはあっても、
Next to the lake stands the Kikugetsu-tei Pavilion. と言えなかった。
なにか怖かったのである。実際の ところは、先にnext to the lake のイメージが
頭の中に生まれる のだが、その言葉を先に出すことに躊躇して、主語は何だと考えて、
発話する。もっとすなおに、自分の頭の中の意識の流れに素直でいいのだと最近思う。


というのは:

NHK World TV で使われている英語を分析してみると、 気づくことがある。
倒置が結構多く使われているということ である。
私たち多くの日本人には読解のうえで理解しなけれならない文法的知識として学ぶが、
そのウエイトはちいさい。 文法書の片隅に一寸載っているだけである。

けれども、観光ガイドの喋りで、つまりあるロケーションでの あれやこれやの説明
をする機会の多いサービス提供者の喋りでは、倒置が多く使われていいのだろうと、
NHK World TVの英語を分析して思った次第である。

例文を挙げれば、
①Just to north of Tokushima Prefecture is Kagawa Prefecture.
②In a broad, X - square- meter garden are 3 ponds and 13 man-made hills.
③Next to the lake sands the Kigugetsu-tei Pavilion.

今までは絶対にこのような英語を私は使わなかった。必ず主語を前に持って来ていたと思う。
まず場所が先に言及されるケースは多いわけで、これからはこの型を私の癖にしようかと
思う次第である。





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