語源探索

2006年04月23日 10時12分09秒 | 語源
この2、3週間英語の語源について集中的に勉強してきました。英語のアルファベットは表音文字だと言われるけれども、表意文字の要素もある。例えば、nは魚を意味して海、自然、標準、発生、新生、中立のイメージを持つなどの類である。
例:
it, iterには「同じ」と言う意味があるらしい。「iden」と同様。
iterate はiter(同じ)とate(する)で「くりかえす」となる。
itemはit(同じ)em(ような)で「同じようなもの、項目」となる。
itemizeは同じ項目に分ける。

他にitには「行く」の意味もあるが。

cap,catはもともと牛の頭、で頭、財産の意味。

cabbage は帽子状に葉がかさなているからそういう。キャベツ。
cape は帽子状に突き出たもので、岬,マント
captionは頭のもので、字幕、見出し。

finは魚のひれ。あれは体の末尾にある。見事という感じがあるらしい。両手をひろげるとひれのようになる。最後はお金で解決するなどから、
finger,five,fine, find,financeはここから来ているらしい。
confine,
define,
refineのfine
もひれが原義らしい。
語源に関する本は数冊持っているのですが、今回読んだのは
「こんなに面白い英単語のナゾ」です。定価1,000円。300頁位の本。
昭和アカデミー発行(096-369-5411、熊本の会社)著者野田裕三

数年前に買ってこの間積読だった。野田さんは英語の専門家ではない。理科系の研究者。学生時代英語は不得意。30歳を過ぎて留学して英語に取り組み始めたらしい。
理科系の人らしくよくも調べたなと感心する。
語源を調べると、英語は違和感のある外国の言葉から自分の生活に根ざした親しいものになる、キッカケになると思う。
この野田氏の本が読めるようになったことも嬉しいし、この種の知識はこれからも発展させて行くつもりですが、自分の中で今からすでに容易に想像できることですが、これからとてもすごい威力を発揮してくれるでしょう。
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イナバウアについてさらに

2006年03月01日 07時30分16秒 | 語源
イナバウアについて最近読んだ記事で,eagles,wings の言葉が頭に残っています。ということは、もともとは、
Ina Bauer is an expression of an eagle's extending its wings.
なのでしょうね。
ところで、昨日ドイツ語に堪能な人と話していまして、お聞きしました。bauer、ドイツ語ですよね。ドイツ人ですよね。・・・

「イナバウアって、後ろ向きにそりますよね」
「イナ、バウア」
「?」
「イナ、そうじゃないんだ。バウア、ほえてんですよ」
「ほえてはいませんよ、あの形では」
「否、ほえてんだ」
「ほえているようには、見えませんが」
「鷲がほえると、ああした形の、ものなんだ」
「なぜ、鷲がきゅうにでてくるの?」
「いや、もともと、あれは鷲が羽を広げたかたちをあらわそうとしたんだね」
「そうなんですか?」
「そうらしいよ」
「・・・・・」
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イナバウアの語源

2006年02月28日 08時10分22秒 | 語源
"Ina Bauer" has become highlighted because Shizuka Arakawa got the Gold Medal in female figure skating in Turin Olymic Games. Now Ina Bauer is her trademark. But many think what Ina Bauer is, or why it is so called. So do I.The truth is that the word has come from a person's name,who first tried performing this style skating. The person was a German,who won the fourth place in the World Championship both in 1958 and 1959,and whose name is Ina Bauer.

イナバウアという言葉が注目をあびていますね。荒川静香さんがトリノオィンピックの女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したこともありまして。いまや、イナバウアといえば、彼女のトレードマークになっていますよね。しかし、多くの人が、イナバウアって何だろう?、そもそもなんでそんな風に呼ばれるの?と思っているのではないでしょうか。私もその一人です。で、わかったことなんですが、その言葉というのは、人の名前からきています。最初にそのような滑り方をした人の名前からきているのです。その人はドイツの方で、1958年、1959年の世界選手権で4位に入っています。その人の名がイナバウアです。(体操の山下さんが跳んだ跳馬のある種目が「ヤマシタ跳び」と呼ばれてるみたいなものでしょうね。)

それにしても思うのですが、日本の女性が美しくなりました。スタイルがいい。金、銀、銅の皆さん美しかったけれども、荒川静香が一番美しかった。
マラソンみていてもそうです。高橋尚子もいいでしょう。
昔は必ずしもそうではなかったのですよ。貧しい時代の日本を知っている日本人の男性としては実にうれしいのであります。今夜は、乾杯!
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語源で勝負!

2006年01月26日 15時27分04秒 | 語源
毎日The Daily Yomiuri を読んでます。全部読んでるわけではなく、1面と2面のBriefs それと4面のEditorial それだけです。EDitorialは前日の読売の社説が英訳されます。それ以上は時間がないからですね。
で、初めて出会う単語ですが、最近は語源的にアプローチしています。たとえば、昨日の新聞でFlamboyantというのが出たわけです。Horieの逮捕の記事中です。知ってる人は知ってるんでしょうが、さりとてよく出る単語じゃないですよね。だけど、こんなとき、flamとboyant に分けれる感覚があれば、いいんじゃないですか。Flam . 炎、燃える、生意気。boyant.浮かび上がる。だから燃え上がって浮かぶような意味なんでしょうね。簡潔にいえばどうなるんでしょう?辞書で後で確認したら、けばけばしい。燃えるような。華やかな。大胆な。となっていますね。
絶対に語源で勝負でしょう。これをやらない限り、nativeにかなわないのではないか。逆に言えば、そこを押さえれば、同じようになるんではないか。
私ら漢字で鍛えられているわけです。漢字も英語も同じように最近思えるんです。
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