今日の日経新聞のトップニュースは、愛媛県では、次の通りでした。
見出し:高速3社 海外で道路事業 東日本など共同新会社 運営・管理を受託 インド・ベトナム視野
リード部分の記事:
「東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社は海外事業を展開するための新会社を来年中に、共同で設立するための調整に入った。べトナムやインドでの有料道路の運営、管理などの受注を目指す。施設の建設だけでなく運営受託まで含めたパケージ型のインフラ輸出の促進は政府の新成長戦略の柱。国内の需要がしぼむ中、新興国を中心に伸びる海外需要を取り込み、収益の柱に育てる。」
さて、こういう内容を英文で表現するとき、情報を整理します。いわば黒板に絵を描くみたいにです。その時のキーワードが、「登場人物」「関係」「場所」です。
登場人物:この記事では、高速3社とします。高速会社3社という概念です。だから登場人物としては一人です。その人物を構成するものとして東、中、西の会社がある。これを登場人物3人ととらえる方法もあるでしょうが、物事をシンプルに把握するのが目的だから、一人ととらえるほうがベターです。
関係:この場合は、「新会社を設立する」、です。「そのための調整に入った」は、「新会社を設立する」と意識したら何とでもなる。ので、私の場合には、「会社設立」の情報のほうが大きい。英語にするときも、新会社設立の情報は伝えなければいけないが、調整に入ったとの情報は外しても構わないくらいです。
場所:場所には時間的な場所と、空間的な場所があります。
まず、時間的場所では、「来年中」ということに注目します。
次に、空間的場所は、「外国」「新興国」「インド・ベトナム」という言葉に着目します。この三つはバラバラではなく関連しています。いわば等号で結べます。外国=新興国=インド・ベトナムという図式です。
以上の3要素が整理されていると、伝達できる内容がはっきりとなります。
英訳する、通訳するとは、そういう作業を頭の中でやることであり、言葉を辞書を見ながら英語に転換するといった、機械のような仕事ではない。
見出し:高速3社 海外で道路事業 東日本など共同新会社 運営・管理を受託 インド・ベトナム視野
リード部分の記事:
「東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社は海外事業を展開するための新会社を来年中に、共同で設立するための調整に入った。べトナムやインドでの有料道路の運営、管理などの受注を目指す。施設の建設だけでなく運営受託まで含めたパケージ型のインフラ輸出の促進は政府の新成長戦略の柱。国内の需要がしぼむ中、新興国を中心に伸びる海外需要を取り込み、収益の柱に育てる。」
さて、こういう内容を英文で表現するとき、情報を整理します。いわば黒板に絵を描くみたいにです。その時のキーワードが、「登場人物」「関係」「場所」です。
登場人物:この記事では、高速3社とします。高速会社3社という概念です。だから登場人物としては一人です。その人物を構成するものとして東、中、西の会社がある。これを登場人物3人ととらえる方法もあるでしょうが、物事をシンプルに把握するのが目的だから、一人ととらえるほうがベターです。
関係:この場合は、「新会社を設立する」、です。「そのための調整に入った」は、「新会社を設立する」と意識したら何とでもなる。ので、私の場合には、「会社設立」の情報のほうが大きい。英語にするときも、新会社設立の情報は伝えなければいけないが、調整に入ったとの情報は外しても構わないくらいです。
場所:場所には時間的な場所と、空間的な場所があります。
まず、時間的場所では、「来年中」ということに注目します。
次に、空間的場所は、「外国」「新興国」「インド・ベトナム」という言葉に着目します。この三つはバラバラではなく関連しています。いわば等号で結べます。外国=新興国=インド・ベトナムという図式です。
以上の3要素が整理されていると、伝達できる内容がはっきりとなります。
英訳する、通訳するとは、そういう作業を頭の中でやることであり、言葉を辞書を見ながら英語に転換するといった、機械のような仕事ではない。