1月26日に書き始めたdiaryの最初のテーマがこれでした。
前置詞+名詞の形で副詞句を作るまでもなく、ただ名詞を置くだけで副詞としての機能させているのが、着目された点です。
I arrived that day のthat day は確かに「その日に」と訳すというのは学生時代から知っていたことではあります。write this way, not that way.のthis way やthat way が副詞的目的語であると言う。一方で、write in this way , not in that way . というい方だってある。だから、副詞目的語はほとんど副詞句から前置詞を除いたものではないか?ととまどうわけです。何故そういう簡単な説明をしないかと。
答えは、それでいいらしいのですが、調べたくなったのです。こういうことを調べて行くと「英語」の心が分かってくるように思うのです。(それでこの土曜日に図書館で調べました。これを解説した資料はめったにありません。説明も、素人には分かりにくいです。けれども、分かりやすくいえば、以下のようなことみたいです。)
1.まず副詞目的語という言葉が悪い。昔西洋の言語学者が使った術語から来てい るらしい。他に的確な言葉が見つからないのだろう。
2.昔の英語(中世)では名詞を副詞的に使っていたらしい。その名残らしい。
動詞のすぐ後にそんな言葉を置いて使っていたらしい。
3.近代英語が発達する過程で、意味を明確にするため、前置詞が使われるように なった。今われわれが使っている副詞句などがそれである。
4.したがって、副詞句から前置詞を取り除いたのが副詞目的語というのはほぼあ たっているらしいが、歴史からいえば、副詞目的語の方が先輩である。だから 取り除くとは失礼ないい方かも知れぬ。
5.じゃ、そもそも、副詞目的語などという、今のわれわれから見て、本当の意味 の目的語でもないものに、何でそんな言葉をつけたのか?
(答え)
Fries(フライス)という学者が、構造主義の立場から(要するに機能からではな く、見える形から、動詞の後に続く言葉たちをすべて目的語と分類した。つま り、直接目的語、間接目的語、目的格補語、副詞的目的語と分けた。
Tom gave me a book.
直接目的語:a bok 間接目的語:me
Success makes people arrogant.
目的格補語:arrogant
I walked a long way.
副詞的目的語: a long way
7.何故そんなにこれにこだわるのか?
英語を使おうとするものにとって、気が楽になるではないか。that day をon that day と言ってもあながち間違いではないだろう。それにこれからは振り回されずにすむ。多分、前置詞がつかないのは、使わないほうは語呂がいい、長年の習慣くらいのものではないか。
それに安心というのは、困ったら、適当に名詞を並べて言っておけば、それで立派な英文になっているにちがいない、という安心だ。前置詞を何にしようかなどと考えずにすむ。特に口語の場合は、大いに使えそうだ。
例えば、
I went out for a walk a long distance, far away from here, 40 miles from here, significantly long distance.
私の下手な作文だが、副詞目的語を以上のように理解したなら、このような文章は可能であろうとすぐに思えるのです。
40 miles from here,
significantly long distance のふたつが副詞目的語だと認識してつかっている わけです。
I went out for a walk a long distance, far away from here くらいまでなら、よくありそうな表現だと思えるから、なんということもなく文章化できますが、そこからさき追加情報を加えて情景を描く時、いとも間単に、40 miles from here, significantly long distanceと言葉を付け加えたらいいじゃないかと、思えるのは、ちょっとした認識なのではないか。なかなかの技なのではないでしょうか。今までなら、こういう作文はちょっと不安でできなかったでしょうね。誰かに確認をとったわけではありませんが、私が今までに培ってきたセンスではそうなります。そして、これでいい。これは俺の文章だ、と、居直れるわけです。俺はこれで行っているのだと、居直れることが、大事なのではないでしょうか。今までは不安で自信がなくて、そんなことができない。あまりにおかしければ、どこかで誰かが修正してくれるでしょう。これがpositive に発想する英語学習法です。
極端ないい方をすれば、自分の文体を、思いのままに、好きなように、作ることができるではないか、と思うのです。
(参考)for a walk a long disatnce の a long disatnce も副詞的目的語です。
far away from here は副詞。
(追伸)日本語で、「長い時間、歩いた」といいます。「長い時間」は名詞です。ここでは「歩いた」という動詞を副詞的に修飾しています。あたり前のことでこんな文章を分析する日本人はいない。それと同じで、英語のnative speakerはadverbial object と称される副詞的目的語など、問題にしないでしょう。当たり前すぎて問題にさえならない。昔からそんな風じゃないかと、と言うのがかれらの答えでしょう。だけど未熟な私は、理屈で私の頭を整理してやらないと、ダメなのです。外国語だから、まあ、しかたないことですが・・・
前置詞+名詞の形で副詞句を作るまでもなく、ただ名詞を置くだけで副詞としての機能させているのが、着目された点です。
I arrived that day のthat day は確かに「その日に」と訳すというのは学生時代から知っていたことではあります。write this way, not that way.のthis way やthat way が副詞的目的語であると言う。一方で、write in this way , not in that way . というい方だってある。だから、副詞目的語はほとんど副詞句から前置詞を除いたものではないか?ととまどうわけです。何故そういう簡単な説明をしないかと。
答えは、それでいいらしいのですが、調べたくなったのです。こういうことを調べて行くと「英語」の心が分かってくるように思うのです。(それでこの土曜日に図書館で調べました。これを解説した資料はめったにありません。説明も、素人には分かりにくいです。けれども、分かりやすくいえば、以下のようなことみたいです。)
1.まず副詞目的語という言葉が悪い。昔西洋の言語学者が使った術語から来てい るらしい。他に的確な言葉が見つからないのだろう。
2.昔の英語(中世)では名詞を副詞的に使っていたらしい。その名残らしい。
動詞のすぐ後にそんな言葉を置いて使っていたらしい。
3.近代英語が発達する過程で、意味を明確にするため、前置詞が使われるように なった。今われわれが使っている副詞句などがそれである。
4.したがって、副詞句から前置詞を取り除いたのが副詞目的語というのはほぼあ たっているらしいが、歴史からいえば、副詞目的語の方が先輩である。だから 取り除くとは失礼ないい方かも知れぬ。
5.じゃ、そもそも、副詞目的語などという、今のわれわれから見て、本当の意味 の目的語でもないものに、何でそんな言葉をつけたのか?
(答え)
Fries(フライス)という学者が、構造主義の立場から(要するに機能からではな く、見える形から、動詞の後に続く言葉たちをすべて目的語と分類した。つま り、直接目的語、間接目的語、目的格補語、副詞的目的語と分けた。
Tom gave me a book.
直接目的語:a bok 間接目的語:me
Success makes people arrogant.
目的格補語:arrogant
I walked a long way.
副詞的目的語: a long way
7.何故そんなにこれにこだわるのか?
英語を使おうとするものにとって、気が楽になるではないか。that day をon that day と言ってもあながち間違いではないだろう。それにこれからは振り回されずにすむ。多分、前置詞がつかないのは、使わないほうは語呂がいい、長年の習慣くらいのものではないか。
それに安心というのは、困ったら、適当に名詞を並べて言っておけば、それで立派な英文になっているにちがいない、という安心だ。前置詞を何にしようかなどと考えずにすむ。特に口語の場合は、大いに使えそうだ。
例えば、
I went out for a walk a long distance, far away from here, 40 miles from here, significantly long distance.
私の下手な作文だが、副詞目的語を以上のように理解したなら、このような文章は可能であろうとすぐに思えるのです。
40 miles from here,
significantly long distance のふたつが副詞目的語だと認識してつかっている わけです。
I went out for a walk a long distance, far away from here くらいまでなら、よくありそうな表現だと思えるから、なんということもなく文章化できますが、そこからさき追加情報を加えて情景を描く時、いとも間単に、40 miles from here, significantly long distanceと言葉を付け加えたらいいじゃないかと、思えるのは、ちょっとした認識なのではないか。なかなかの技なのではないでしょうか。今までなら、こういう作文はちょっと不安でできなかったでしょうね。誰かに確認をとったわけではありませんが、私が今までに培ってきたセンスではそうなります。そして、これでいい。これは俺の文章だ、と、居直れるわけです。俺はこれで行っているのだと、居直れることが、大事なのではないでしょうか。今までは不安で自信がなくて、そんなことができない。あまりにおかしければ、どこかで誰かが修正してくれるでしょう。これがpositive に発想する英語学習法です。
極端ないい方をすれば、自分の文体を、思いのままに、好きなように、作ることができるではないか、と思うのです。
(参考)for a walk a long disatnce の a long disatnce も副詞的目的語です。
far away from here は副詞。
(追伸)日本語で、「長い時間、歩いた」といいます。「長い時間」は名詞です。ここでは「歩いた」という動詞を副詞的に修飾しています。あたり前のことでこんな文章を分析する日本人はいない。それと同じで、英語のnative speakerはadverbial object と称される副詞的目的語など、問題にしないでしょう。当たり前すぎて問題にさえならない。昔からそんな風じゃないかと、と言うのがかれらの答えでしょう。だけど未熟な私は、理屈で私の頭を整理してやらないと、ダメなのです。外国語だから、まあ、しかたないことですが・・・