寺の呼称

2009年08月31日 20時33分36秒 | 自分の意見の陳述
開山(かいさん)というのは寺を開くことで、山とは寺の事である。たぶん、昔の寺は山中に開くことが多かったからではないかと思われる。曹洞宗 曹渓山 宝林寺、は、Horinji,Horinji Temple, でいいわけですが、曹洞宗を入れたければ、
Horinji Temple of the Sooto sect またはSooto-sect's Horinji Temple となるのでしょう。曹洞宗が仏教の一派だとあえて言おうとすると、Horinji Temple of the Sooto sect of Buddhismでしょうか。そこで問題は曹渓山 です。結論から言えば、これは訳さなくてもいいだろうと思うのですが、それでも、どうしても訳せと言われたらどうするかです。そうなってくると、この曹渓山の意味が問題になります。この寺が本当にソウケイザンの山中にあるなら、on Mt. Sookei でいいと思いますが、必ずしもそうでないかもしれない。例えば、その寺の本山がソウケイザンにある寺であるとかの場合です。そうなると、Sookeizan Horinji Temple of the Sooto sect of Buddhism となるでしょう。しかし、これはわかりづらい。だから現実には、ソウケイザンは無視するのがよろしいのではないかと思う。
表記の仕方は、Google で調べるのがいい。一番使用頻度の多いパターンを使えばいいわけです。例えば、Sooto sect の前にthe がつくかつかないかもです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街の標識・看板など

2009年08月31日 20時22分37秒 | 自分の意見の陳述
お売りくださいという日本語を文字どうりやくすより、私たちが買います、と発想したほうが簡単になると、私は思うのだが。
We'll buy your DDVs. We can buy your DVDs. We buy your DVDs.買うと言っても見たものすべて買わなければならないわけではないだろう。なので、程度に応じて、will, can をつかう。
最初に言ったことと矛盾するが、Please sell your DVDs.もあり得そうです。
しかし、I ask you to sell your DVDs. などとは言わないほうがいいと思う。単純に発想しましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家の近所の看板などをみると

2009年08月31日 15時15分45秒 | 自分の意見の陳述
久しぶりに家の周りを自転車で回ってみた。こんな看板の文字などがあった。
①この奥50メートル 駐車場あります。
②やさしさや笑顔は蛍の光のようにほのかに色づく その光に目を向け気づくことが大事なり 田中の観音さん  浄土宗 不論院
③犬のフンは持ち帰ろう
④安全第一
⑤契約者以外で無断駐車した時は10,000円いただきます。

こういう日本語を英語に直していくのは、結構、鍛えられるのです。
① There is a vacancy in parking lot 50 meters ahead. これを看板にするなら、 私なら、VACANCY IN PARKING, 50M→または、PARKING,VACANCY,50M→ ですね。
②は難しいのでいったんパス。
③Take out your dog's dropping はhumor があっていいのではないかと思う。あるいは、Please do not leave your dog's dropping behind もある。
④SAFETY FIRST
⑤ Ten thousand yen penalty is imposed for unauthorized parking.これを看板にするなら、文頭のTen thousand yen は¥10,000 にするといい。そしてis は省く。10,000 penalty imposed for unauthorized parking さらに言えば、imposed を省いても意味は通ずる。
②ですが、ここでの、色づくを、どんな動詞にしたらいいのかと考えます。

Man's kindnesses and smiles show themselves as faintly as a firefly's light.It is important for you to notice so delicate but precious a thing.

A Kan-non Bodhisattva in the rice paddy field at Huron-in of the Jodo Sect of Buddhism

田中のというのは、昔、このあたりが田んぼの中にあったので、そう言っているのではないかと想像します。

参考:so の代わりにsuch を使うなら、such a delicate but precious thing となるでしょう。man's のman はこの際男女の差異のない人間。複数形で行くなら、people's となると思うし、そのほうが無難かもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A of B の表現

2009年08月26日 16時35分49秒 | 自分の意見の陳述
最近英文を読むときに注目するのはA of B の表現で、AまたはBに数字が入るもの。数字はほとんどBに来るが、Aに来ることもある。
例:
①A total of 114 people were injured.
②An increase of 6 percent was shown in te report.
③He possessed 0.097 gram of stimulants.


以下は参考です。(間違いを述べている可能性は大です。)
ここから先は私の勝手な思考なので付き合わないほうがいいことですが、個人的には、AとBと逆転出来ないものかと、考えるのです。そのことはすなわち、前置詞of の事を考えることにつながりますが、日本語の助詞「の」について考えることのようで、変人の域に達しそうで嫌なのですが、あえて、言えば:
①②③の例文で、③は①②とは違う構造なのではないか。①②は同格の名詞がofでつながれてている。③はstimulants という不可算の名詞の物質中の0.097gram を表現していて、同格ではない。しいて言えばBという全体中のAの部分と言っているように思えてならない。なので、of の使われ方は違うのではないか。③を①②パターンにするには、he possessed the stimulants of 0.097 gram. とすればいいのではないか。
①②については、
Six percent of an increase , One hundred and fourteen people of a total,
でも理屈的にはいいのではないのか。ただし、ことばには慣用があるから、
Six percent of increase, One hundred and fourteen people in total,
でないと、おかしいということか?


追記:8月28日
上の記述中で間違いがあると思われるので訂正します。
その前に、正しいののもあります。
0.097 gram of stimulantsで、これをA of Bとして、Bという全体の中にAがあるという説明は正しい。「部分」の概念で説明されるこの理屈は、辞書でもそうなっている。
訂正は:
この場合、AとBを逆転することは不可である。

①②を同格としたのは、無理があるみたいである。同格というのはthe state of Californiaみたいなものである。
a family of five というのは5人家族であるが、a table of wood, a building of steelなどと同じ分類で、「材料・構成要素」で理論的に整理されている。ので、a total of 114 people は、114人からなる合計、ということと整理は可能である。 an increase of 6 percentは、6パーセントで構成される増加、とも整理できる。
これのA、Bの逆転は不可のようだ。なぜなら、
6 percent of an increase だと、ある増加があり、その増加の中の6%が、ということになる。増加そのものが6%なので、これでは表現できていない。One hundred and fourteen people of a total,の場合も、同様で、ある合計があり、その中の114人という風に思われる。ここでは合計そのものが114人であるから、それは表現できていない。

前置詞 of は一見簡単であるが、結構難しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「・・がある」の表現について

2009年08月23日 09時47分15秒 | 自分の意見の陳述
「・・・がある」という表現について。

こんな時の表現法の一つに、there is 構文があるが、これが意外と曲者のはずだとの認識はあった。Michael Swan が書いた”Practical English Usage” の第三版をこんな時よく参照する。巻末の索引から「there is」 というのを見つけて調べて見た。

「不定冠詞がつく主語、冠詞のつかない主語、some、any、no等のindefinite determiners(不定型の決定詞)がつく名詞、又はsomebody とかnothing 等のindefinite pronouns(不定型の代名詞)と一緒に使われる。」との説明があった。そして、
「定冠詞のつく名詞とか固有名詞等のdefinite subject(はっきりと明確に認識される主語)と一緒には普通は使われない」とあった。

だから、その山の麓に御幸寺があった、という時、
There is Miyukiji Temple at the foot of the mountain.
というのはおかしいということが分かる。
There is the temple of Miyukiji at the foot of the mountain.
もおかしいことになる。
どうしても、there is 構文を使いたければ、
There is a temple named Miyukiji Temple at the foot of the mountain.
になるのだろう。

「・・・がある」は頻出の日本語表現だけに、これで何か頭がすっきりとした。

平べったく言えば、はっきりしたもの、明確なもの(固有名詞で表現されるもの、定冠詞で表現されるもの)は、there is の後に置くと、違和感がある。何か、ぼやっとしたもの、あいまいなもの、あいまいさを残すもの、それらがこないと、落ち着かに、という感じである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする