安保条約改定50年で声明発表へ=小沢幹事長の訪米要請-国務次官補
【ワシントン時事】オバマ米政権の対日政策を担うキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は8日、時事通信との会見で、日米安全保障条約改定50周年を記念して、今月19日に日米両政府が声明を出す計画であることを明らかにした。また、米政府が交渉するのは日本政府代表だが、民主党の小沢一郎幹事長の「極めて重要な役割を認識している」と述べ、小沢幹事長の訪米を要請した。
キャンベル次官補は、安保条約の改定が行われた1960年1月19日は「最も根幹的かつ重要な日米安保同盟が樹立された非常に重要な日だ」と指摘。19日に、外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)や両国首脳の声明発表を希望していると述べた。
日米の政府筋によると、両国首脳は声明で、日米安保同盟が半世紀にわたりアジアの繁栄と安全を確保する上で重要な役割を果たしてきたことを強調、これを今後さらに発展させていく決意を表明する。また、両国の外務・防衛担当閣僚が同盟強化における2プラス2の重要性を確認する声明を出す見込み。
同次官補はさらに、12日にハワイで行われるクリントン国務長官と岡田克也外相との会談で、同盟深化に向けたプロセスが始まると語った。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、同次官補は「迅速な解決を希望している。鳩山由紀夫首相は米国の強固な立場を理解している」と語り、代替施設をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に建設する現行計画に基づく解決を早期に図るよう強く求めた。(2010/01/09-16:38)
<メモ>
「鳩山ショー政権」と巷では呼ばれているそうです。
このアメリカ安保の駆け引きに・・・小沢氏は渡米はしないと思います。
日本のゴットファザーのような小沢氏の存在が、アメリカに強固に言い含められにわざわざ出向くとは思われません。
だから幹事長でいるのでしょう。
それにしても、アメリカのこの記事は日本に対して馬鹿にしていますね。
まるっきり鳩山総理がなめられている。
小沢氏鳩山氏の分裂もさせたいのでしょうかしらね。。。
アメリカも一応は問題を早期に解決する為、日本国民の間に安保とはそもそもなんであるのか・・・という問題がこれ以上国民の間で議論され見直し論に広まらない為にも日米の契約不履行ということの一点で責めてくる。
日本の未来に大きなギアチェンジを構想しているだろう小沢氏との日米表裏の駆け引き。どうなることやら。。。
それから、アメリカのCIAは日本の政治家に対しては昔と違って職務失墜までは今はさせないそうです。
政治家の党内・国民における影響力と、権威を失墜させればそれで充分という論評を読んだことがあります。
日本の国益を守るためには、日米との関係のバランスをとりながら中国との信頼関係を築いて行く以外に道は無いという人々も多いのも事実です。
はっきり言えば、21世紀の経済成長はアジアの時代という事なので、日本の国益を・・・益になるのかならないのかで・・・政局の碁は打たれていくのではないでしょうか・・・。
それが、アメリカは面白くない。
アジアの国々は「いい加減アメリカに何でも賛成はおやめなさい!」と
情けない目で見られているのです。事実オバマ大統領もだんだんアメリカ政府の様々な強硬派の意見にノマレテイマス。
例えば、今まで30年間新規の原発を建てていなかったのに、エコカーの電力のために二酸化酸素を排出しないエコな原発を建てると弁舌しています。
放射能問題が切っても切れない原発!
オバマ氏もショー的になってきました。