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世界の失業者は2億1340万人に増加

2010年01月28日 | 川柳

今年の世界の失業者は2億1340万人に増加=ILO予測

2010年 01月 27日 15:10 JST [ジュネーブ 26日 ロイター] 国際労働機関(ILO)は26日、今年の世界全体の失業者数が過去最高水準になるとの見通しを発表した。失業率は先進国で小幅上昇するが、他の地域では安定ないし低下するとみている。

 発表によると、昨年の世界全体の失業者数は約2億1150万人で、失業率は6.6%。失業者数は経済危機前の2007年に比べ3400万人増加した。08年は1億8500万人だった。10年は2億1340万人に増加するが、失業率は6.5%となる見込み。

 ILOのソマビア事務局長は「毎年4500万人の青年男女が世界の労働市場に参入してくる。景気対策はこうした若者の雇用創出に狙いを定めなければならない」と述べた。

 ILOによると、若年層の失業は07年に7250万人、08年に7400万人だったが、09年にはこれが8300万人になった。

 また先進国では09年に失業者数が4280万人、失業率は8.4%だったが、今年は失業者が4560万人に増加し、失業率は8.9%に上昇するとILOはみている。

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金大中氏に最後のインタビューをした太刀川正樹氏(1)

2010年01月28日 | 川柳
金大中氏に最後のインタビューをした太刀川正樹氏(1)
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  09年6月1日、日本・東京。 日刊ゲンダイの太刀川正樹記者に一本の電話が入った。 韓国からの電話だった。 「明日(2日)午後2時、東橋洞(トンギョドン)に来てください」

  太刀川氏は2日午前、韓国行きの飛行機に乗った。 金浦(キンポ)空港に到着した太刀川氏は直ちに金大中(キム・デジュン)元大統領がいる東橋洞へ向かった。 1階の接見室で5分待った。 金大中氏は秘書官に支えられながら2階から下りてきた。

  金大中氏は「太刀川氏、お久しぶりです。 あなたに会うと昔のことを思い出す」と言いながら手を握った。 太刀川氏はまず、呼吸が困難に見える金大中氏に「体の調子はどうですか」と尋ねた。

  金大中氏は「大丈夫。 大統領在任中は一度も会えず申し訳なかった」と話した。 それから70日が過ぎた18日、金大中氏は永遠の眠りについた。 太刀川氏は金大中氏に最後のインタビューした海外記者となった。

  ◇「神様、私は生きたい」

  太刀川氏は「金大中元大統領がインタビューで、1973年8月の拉致事件と韓国政治の過去について詳しく説明してくれた」と述べた。太刀川氏は「東京での拉致事件について話している時は、あたかも演壇で演説をするような姿だった」と伝えた。 当時の拉致事件現場を取材した太刀川氏は「金元大統領に拉致事件に関する質問をしなかったが話してくれた」と語った。

  金大中氏が明らかにした内容は以下の通りだ。 「目隠しされて、自分の足は大きな石と一緒に縛られていた。彼らは私を岩の上に落とそうとした。それで私は神様に祈った。‘神様、私は生きたい、生きたい’と必死に祈った。その言葉が終えると、空からヘリコプターの音が聞こえた。助かったと思った。そして目隠しされたまま船に乗って釜山(プサン)まで来て、奇跡的に助かった。その時に私を解放した人の言葉をはっきりと覚えている。『私は釜山の者です。必ず生きて帰ってきてください』」

金大中氏に最後のインタビューをした太刀川正樹氏(2)
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