バブル崩壊の前後の頃だったでしょうか。
フリーターと言う言葉が流行りました。
日本経済が、最盛期の頃で、日本全体の経済の安定を頼りに、組織にとらわれず、自分の
好きな様な生き方をして、今しかない人生を大事にして生きなさいと、いう様な意味だったで
しょうか。
こんな宣伝文句に踊らされて、転職したり、脱サラしたりして、社会の落ちこぼれとなり、
今では、世の中の厄介者になって生きている人(フリーター)が多数います。
さて、タイトルを読んで、すぐに意味がお分かりの方は、相当、ハングルにお詳しい方です。
これは、韓国英語をカタカナで発音したものです。
ジャパニーズイングリッシュでの発音をカタカナで書くと、フリーランサー。
キングズイングリッシュでは、Free lancer です。
Freelance:動詞では、何処にも属さないで働く、形容詞では、無所属の、自由契約の。
森進一などは、歌手としてのフリーランサーと言う事になります。
プリレンソは、本来の意味からいえば、フリーライターの様な物書き、有名人を追いかけて
秘密の特ダネ写真を撮り、写真週刊誌に売り込むパパラッチなどを指すのですが、
時代とともに、プリレンソの解釈も変わってきています。
韓国社会では、知名度の高い会社や、名刺の肩書は、社会から認知される、重要な要素な
のですが、これらの、既成の価値観にとらわれず、組織に所属せず、束縛されず、自分だけ
の専門性を信じて生きていこうとする、新しいプリレンソ達の考え方は、韓国社会の中に、
少しづつ受け入れられはじめました。
それでは、プリデンソはどんな意味でしょうか。
ジャパニーズイングリッシュで発音すると、フリーダンサー。
キングズイングリッシュでは、こんな単語が有るかどうかはしりませんが、Freedancer.
リストラや肩たたきの心配は無用で、上司のご機嫌をうかがう必要もなく、それでいて、高収
入を得ているプリレンソにたいして、口先だけの甘い言葉に振り回されたり、自分の能力を
勘違いして、勝手に踊りまくっている愚かな人種を、プリデンソと言うのだそうです。
プリレンソにはなっても、プリデンソにはなりたくないものです。
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