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韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 シージャン(市場)

2014-08-25 00:11:00 | 写真

シージャンと言えば、韓国人たちには、なくてはならない存在である。

一日の食材の調達に、家庭の主婦たちは、シージャンに行って目を光らせる。

いかに、新鮮で美味しい食材を、安く調達するかが、主婦たちの腕の見せどころである。

シージャンは、裏通りの道端、公園の脇など、街中の至るところで開かれている。

日本の様な、日にちを決めた何々市ではなくて、常設である。

シージャンに行かなくても、近所の店屋でも良い。

韓国には、昔の日本の様な、八百屋、魚屋、乾物屋、肉屋の様な個人商店も、まだ、幅をきか

せている。

主婦たちは、こうした店もこまめに回って、節約につとめている。

しかしながら、時勢と言うものであろうか、大型スーパー、コンビニが、次第に勢力を伸ばしてき

て、一般の小売商店はやりにくくなっているようだ。

廃休業が相次いでいると聞く。

政府も、時代の流れと見て、あえて、救済はしていない。

成り行き任せである。

シージャンは、韓国の文化であり、無くす訳にはいかない。

政府は、大きく、有名なところに、集約するように指導している。

道路脇とか、裏通りの様な、衛生面でも、問題のありそうなシージャンは、次第に姿を消していく

ようだ。

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道端に軽トラックを違法駐車して、すぐに商売を始める。

毎日ここが仕事場である。

派出所がすぐそこにあるが気にしない。

警察も、見て見ぬふりをしている。

別に癒着している訳では無い。

大して交通の邪魔にならないと見ているのであろう。

こうしたところは、合理的で、大まかである。

商売が順調にいけば、いつかは、店を借りたり、自分の店を持ったりして独立する夢をもちなが

ら、彼らは、日々、商売に励むのである。

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こちらは、上手く行った例である。

自分の店を構えている。

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株式会社ファゴクスーパー、ファゴクポンドンシジャン。

mcnjがワンルームマンションを構えていた街である。

こうした総合的なシージャンに、政府は重点的に支援をしている。

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今回mcnjが調達してきたものも、いろいろである。

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↑ダシダ。だしの元。

故郷の味と書いてある。

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↑コチュジャン。甘辛味噌。

韓国料理の基本調味料。

煮物の味付けや、野菜にそのままつけて食べても美味しい。

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↑トルキム。岩海苔。

味付け海苔である。

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↑コチュカル。粉唐辛子。

キムチ造りにはかかせない。

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↑伝統的民族茶。

他に、唐麺、コンテ(干鱈)など。

干鱈は、細かくほぐして、だしを取りそのまま食べる。わかめを入れて、わかめスープにしても美

味しい。