ドラマ「女人天下」が
いよいよ最終回を迎えました。
録画したまま、まだ、見ていません。どんな結末になるか楽しみです。
来週から、又、1話から始まるそうです。見逃しされた方は、ご覧ください。
中殿は、王室に嫁して、世継(王子)を産む事を求められますが、20年果たせず、二人の
姫(公主:コンジュ)を儲けるにとどまります。
国母として我が子同様に可愛がって育てた世子(王の先妻の子:次の王の有力候補)を王に
する為努力しますが、世子の外戚(親戚)が、王宮で力を付け、中殿を排斥にかかるにつれ、
自分の地位を守る為には、どうしても、王子を産まねばならないと考えます。
そして、ナンジョンの知恵と力を借りて、ようやく、王子を産むことに成功します。
ナンジョンは、王子を産んで安心した中殿を諌め、これで安心することなく、王になった、
かっての世子を暗殺する様に勧めます。
ナンジョンの言う通りに、王の後継ぎになった、幼い王の後ろ盾として、権力を握った
中殿(今は、大王妃:王の母)は、次第に横暴になって行きます。
大王妃と、ナンジョンによる「女人天下」の始まりです。
ナンジョンが、これほどまでに、権力に執着する理由は、いやしい側室の身分でナンジョンを
産んで育て、悲しい最後を遂げた母を目撃した時の思いが背景にあるのです。
宮廷では、女人天下を変えようとする動きがあり、朝廷を代表する忠臣が、大王妃に諫言
しますが、これに怒った大王妃は、忠臣を流刑にします。
ナンジョンは、これでは不十分だとして、毒を与えて殺すことを、進言します。
最終回では、ナンジョンの出生の秘密にかかわる、この忠臣との関係が明らかになるそうで
すが、さあ、どうなるのでしょうか。
日本では、最近、子育てを放棄する母親による、悲しい出来事が多くなりました。
家庭、教育、社会、いろいろな所に原因があるのでしょうが、少子化に伴う、甘やかされた
育ち方にも一因がある様な気がします。
韓国でも、少子化の傾向は同じです。
大事にされ過ぎて、自己中心的になった子供が多くなってきています。
女の子の場合、自分が一番美人で、頭がいいと思い込んで、ちやほやされるのが当たり前と
信じ、されないと周囲に当りちらす、我儘で目立ちたがりの性格です。
この様な女の子を、公主病(コンジュビョン:御姫様病)と言います。
公主病の女の子が、歳を取っても性格が変わらないと、王妃病(ワンヒビョン)になります。
年寄りの婆さんがこんな性格だったら、大王妃病(デワンヒビョン)になるわけですね。
この病気が、とことん進んで、治る見込みが無い場合は、公主癌(コンジュアム)、
王妃癌、大王妃癌と言うことでしょう。