リゾート地、チェナ温泉。
70度の天然温泉が、こんこんと涌き出ている、源泉かけ流しの温泉です。
熱すぎるので、池に溜めて冷やしています。
温度調整池。
水着着用の、混浴岩風呂。
噴水は水。湯は、反対側から、落ちています。
地面の下からも湧いています。熱いので、自分の好みに合った所で、浸かっています。
このログハウスでも宿泊できます。
人懐っこいアヒル。
オーロラ。
フェアバンクス郊外の丘の上にある、オーロラ観測場。
11時だと言うのに、この明るさです。
小さなデジカメなら、この位の方がオーロラを撮り易いそうです。
空には、満月が輝いていて、オーロラ撮影には、条件が良くないと言うことでした。
やがて日が暮れて、しばらくすると、銀河の様なオーロラが見えて来ました。
皆、大急ぎでシャッターを切りはじめましたが、誰のカメラにも写りません。
設定を変えていましたがダメでした。
かすかに見えるでしょうか。
一眼レフの写真です。
オ-ロラが薄い事もありますが、この、キャノンの一眼レフは、AFの反応が遅く、シャッターチ
ャンスに間に合わないので、使えませんでした。以後、コンデジを使いました。
ニコンの一眼を使っていた人は、良い写真を撮っていました。
もっと濃いオーロラガ現れるのを期待して、待ちました。
なかなか、現れません。
皆も、くたびれて諦めかけた時、2時半ころでしょうか。突然、綺麗なオーロラが現れまし
た。
それは素晴らしいオーロラで、皆から、拍手と歓声が上がりました。
コンデジでは、やはり無理でしたが、ご覧ください。
目で見えた感じの画像を、資料画像から、ご覧いただきましょう。
大体こんな感じに見えました。
↓アラスカの代表的なオーロラです。
以上でアラスカ旅行記を終わらせていただきます。
長いことお付き合い戴いて有難うございました。
今回のアラスカ旅行は、世界遺産は、一つも無い旅でしたが、氷河の海、偉大な山マッキン
りー、デナリ国立公園での野生動物、タイガ以外に何も無い大平原の4時間の汽車の旅、
そして、輝くオーロラ、どれをとって見ても、 アラスカの大自然を実感させられる、かけがえの
無いものばかりでした。
今後の、人生の生きざまを考えさせられる旅であったと思います。
オーロラには、日本人の、特別な思い入れがある様です。
冬のアラスカを訪れるのは、日本人だけだそうです。
韓国語、中国語の案内は一つもありませんでした。
皆さんも、是非、今の内に、アラスカを楽しんで置いて下さい。
フェアバンクスの中心を流れる、ユーコン川の畔にある美しい公園、ダイアモンド ハート
プラザ。
アラスカは、ロシアの探検家によって発見され、ロシア領となります。
1867年、原住民が追うトナカイの狩猟場位しか、価値が無かった、アラスカを、ロシア皇帝は
持て余し、アメリカに、当時の金で、100億円で売り渡します。
交渉に当ったアメリカの担当者は、巨大な冷蔵庫に、多大な国費を払ったと、非難されまし
た。
その後、多くの天然資源が発見され、彼の評価は、見直されます。
カナダのユーコン市に通ずるユーコン川を、外輪船で遡って来た商船が、フェアバンクスの畔
で、氷に閉じ込められ、仕方なしに、上陸して、基地を開きます。
これが、フェアバンクスの発祥となりました。
やがて、フェアバンクスの近くに金鉱が発見され、ゴールドラッシュが始まります。
金鉱が発見された時に、ユーコンにいち早く連絡することになり、犬ぞりを走らせることに
なります。
ここで選ばれたのが、日本人コックの、ヤダ ジュージローでした。
ジュージローは、5頭の犬とソリを与えられ、マイナス50度の厳寒の中を、1600km離れた
ユーコンへと向かいます。
ジュージローは、1600kmの距離を20日間で走破して、ユーコンに達しました。
彼の偉業は高く評価され、以後、毎年この地で、世界最大の犬ぞりレースが開催されます。
ゴールデン ハートのハートは、心臓、中心部の意味です。アラスカの金の中心というのです
ね。
公園の花達。
チェナ ホットスプリングへ移動です。
氷の殿堂がありました。
マイナス25度に保たれた保冷室に、天然の氷を、ふんだんに使った、氷の殿堂が有りまし
た。
氷の部屋の壁。
氷のバー。
氷のグラスに注がれたマティニー。