銀座の酒場ルパンのショットグラスに似たグラス
また、カメラや腕時計ではなくてグラスの話題です。最近、工房の仕事は、さぼってます。
近くの図書館で、菊地信義氏の「わがまま骨董」を借りてきました。私は骨董というよりは、古物に興味があります。骨董品は、法外な値がつけられていて手が出ないと言うこともありますが。
その「わがまま骨董」に、昭和の文豪達も通った銀座の酒場ルパンで使われていたグラスの、内側が逆円錐形になったショットグラスが出ていました。
その写真を見て、「ムッ?・・・たしか家にもあったような・・・」。食器棚を探してみると、引き出しの中にありました。同じようなデザインの、ガラスの厚いショットグラスが。
本の写真にあったグラスとは、下端の外側のデザインが違うのですが、ルパンのグラスにはカットがありません、内側の底が尖ったデザインは同じです。
このショットグラスは、確か100均で目に留まって買ったと思います。グラスの表面がデコボコで、いかにも・・・という感じですが、古い時代の雰囲気が出ていて、そこのところが気に入りました。
飲み口のガラスも厚く、特に底の部分が重くてとても良い感じです。
ウィスキーを注いで氷を1コだけ入れて、グッとやります。グラスの口当たりが柔らかく、氷を入れることでウィスキーの舌触りが滑らかになって大変よろしい。
右のグラスはフランスの普及品、デュラレックスのグラスです。
デュラレックスも量産品ではありますが、さすがフランス、素晴らしいデザインで良い味を出してます。この形は、ずっと変わっていません。
最近では、これを真似たグラスがオリジナルよりも高額で売られています。それって、ちょっと・・・どうなんですかね。
デュラレックスのグラスは、他にも何点かあります。また、改めてご紹介いたします。
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