フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

干柿作り

2018-11-09 21:39:27 | 日記

渋柿を取り寄せて、甘い干柿を作りました

 つるし柿(渋柿)を箱で取り寄せて、干柿を作ってみました。

 干し柿は、この細長い形のつるし柿で作ります。この柿は通常渋柿ですが、干すと渋が抜けて甘い柿になります。甘柿は、ふつう干柿にはしません。干し柿は、渋い柿を甘くておいしくするための知恵なのかもしれません。日本のドライフルーツですね。

 ビクトリノックスの果物の皮むき用のナイフで、実の下、先端部分を残して皮をむきます。ここに皮を残すのは、柿をつるして干すとき始めは柿の汁がたれて来て溜まって、腐ったりすることを防ぐためです。

 きれいにむけました。ヘタの部分は、Tの字形に枝を残して切られています。干し柿用の柿なので、干すときに紐を引っ掛けやすいようにされています。

 皮をむいた柿は、2個ずつ細い麻ひもで結んで熱湯にくぐらせます。カビが着くのを防ぐためです。

 取りあえずベランダの物干しざおに掛けて乾かします。ある程度乾いたら雨など掛からないよう、軒下に移動します。週刊天気予報で晴れの日が続く日を見計らって、作りました。暑さや湿気があると、カビてしまうので。

 5日ほどで、立派な干柿になりました。さらに乾燥させると、全体に黒くなり白い粉を吹いた干柿になります。

 

  右の黒味があまり出ていないのは、軟らかい「あんぽ柿」の状態ですね。表面は乾いて少し硬くなっていますが中はトロトロで、これはこれでおいしくいただけます。黒みがかった方も、まだ中は柔らかいです。この状態で揉んでおくと、甘味が増してさらに美味しくなるそうです。

まだあまり粉は吹いていませんが、一日ごとに水分が抜けて黒くなって縮んできます。


ほかに焼酎に浸けて、渋抜きをしてみました。いわゆる樽柿ですね。

 

 アルコール度数47度の渋抜き用の焼酎が、リカーショップで売られています。そんなのが、あるんですね。

 

 皮はむかずにヘタだけ取って、そこに焼酎をかけるだけです。漬け込むわけではなので焼酎は、ほとんど使いません。二瓶も買い過ぎた。
 ジップロックのビニール袋に密閉して3日ほどで渋が抜け、柔らかくとても甘くなります。5日ほどして取り出して、そのままいただきます。トロトロで柿の青臭さが抜け、富有柿などの甘柿よりもおいしいかも。

 ちなみに焼酎や泡盛は、この焼酎に浸けた樽柿がとても合います。やわらかい干柿、あんぽ柿とも合いますね。水分が抜けて硬めになった干柿は、スライスしてウィスキーのアテによいです。

ー追伸ー
 ブルーチーズと合わせて、ウィスキー(CUTTY SARK)でいただきました。


 

 ブルーチーズの癖のある塩味と干し柿の濃厚なのに、スッキリした甘味! ソフトなカティーサークのロックと抜群な相性です。干し柿はスライスした方が、旨味が増します。少しづつ、じっくり味わいます。
 お皿は阿見アウトレットの「たち吉」でディスカウントで手に入れたものです。昔からある日本の干し柿と、よく合いますね。ついつい飲み過ぎてしまいます。

 

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コメント
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