ハサミの革サック
以前紹介した、和ハサミの革サックを作りました。
先がとがっているので危ないし、それに硬いものに当たったりすると先端部を欠かしてしまうので、その保護のためにも革製のサックを作ります。まず刃の部分の型紙を、紙の上にハサミを乗せて作ります。
型紙を革の上に乗せ、ホワイトペンで形をなぞります。真ん中を縦に二つ折りにして縁を接着する簡単なデザインです。革に描かれたラインに沿って、裁ちばさみで切り出します。
切り抜いた革は、二つ折りにして縁に「ゴムのり」を両側につけて貼り合わせます。このゴムのりが優れもので、いつもG17や万能クリアーボンドを使っているのですが、革の接着にはこのゴムのりが大変扱いやすいです。接着面の両方につけて、少し乾かしてから貼り合わせます。接着力もけっこう強力で、革製品には十分です。
先端部の丸味の形を少し整えて、ハイ出来上がり。簡単です。縁を麻ひもで縫ってもいいのですが、ゴムのりの接着強度で十分なので、これでOKです。
普通の事務用品ハサミよりは大きいです。刃の部分が反っているのですが、革は柔らかいのでうまく収まります。簡単ですが、上出来ですね。と、自我自賛w…
~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~