砥部焼蕎麦猪口の銀継その2
砥部焼小鉢の蕎麦猪口その2です。
割れた箇所の貼り付けは上手くいってしっかり くっ付きました。割れ目からはみ出して乾いた漆をヘラで削ります。最終の仕上げには、1000番以上の耐水ペーパー磨きます。
欠けている箇所を、砥の粉と漆を煉り合せた錆漆で埋め込みます。
まず砥の粉を適量取り出して、少量の水で溶きます。
砥の粉は少量の水で溶いて、同じく同量の漆をヘラで混ぜ込んで練り上げます。欠けた部分に盛りますので、やや硬めに練ります。
まず欠けた部分に錆漆がよくくっ付くように生の漆を塗ります。
錆漆を盛る箇所にテープを貼って、漆がはみ出さない様に枠を作っておきます。
すこし多めに盛って、乾いてから削り取ります。
錆漆が余っていたので、有田焼の花瓶の口が欠けていたので、こちらも修復することにしました。
漆が乾いてから、削って形を整えます。乾くまで1週間ほどかかります。
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