フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

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昭和のゴム切り鋏

2018-08-06 22:57:19 | 雑貨etc.

昭和のゴム切り鋏

 特に理由はないのですが、刃の部分が反った昭和時代のゴム切り鋏(洋バサミ)を手に入れました。しいていえば、サクサクの切れ味のハサミが欲しかったということです。

 握りの輪が、大きいです。ゴムを切るのに一方の輪に親指と、もう一方に人差し指、中指、薬指、小指まで入れて力が入るようにしているのでしょう。

 2本とも同じ規格のものです。3つの双葉印と”SRG.Y"と刻印があります。

 刃の部分に反りがあります。2枚の刃の反りがぴったり一致して、抜群な切れ味です。このかみ合わせの精度で切れ味が決まります。
 ちなみに刃を研ぐときはかみ合っている面ではなく、刃の先端のコバの部分を面に合わせて研ぎます。かみ合っている面を研ぐと隙間ができて、切れなくなります。

 反りがあるので、紙など薄いものをまっすぐ切るのは難しいです。厚みがあって、少し硬いゴムなどを切ると、まっすぐに切れるのかもしれません。確かに厚いものを切るときは、右手で使う場合、上下の刃が右に曲がってかみ合っている方が切り易い、よく切れるのかもしれません。

 先端部分がわずかにクロスしています。精密な加工です。鋼が青光りしています。

 

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