フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

沖縄牧志公設市場の熱帯魚?

2016-07-21 00:10:00 | 沖縄

牧志公設市場の熱帯魚?

第一牧志公設市場のある通り、市場本通り入り口です。なぜかクマモンがいます。

 

 那覇に泊まって、お決まりの牧志公設市場で熱帯魚?を買って、二階の食堂でいただきました。

 商店の間に、とても遠慮がちに入り口が、何か所かあります。シーサーがお出迎えです。

 

市場の熱帯魚

  右下のピンクがかった魚が、有名なグルクンです。唐揚げが定番で、白身のアッサリとした味はとてもおいしいです。沖縄では結構高級魚で、それなりの値段がついて売られています。
 ホタテ?も売られています。沖縄で獲れるのだろうか?

 

 

 エビとホウボウのような底魚、奥はブダイとグルクンです。
 ブダイはこんなキレイな色ではありませんが関東にもいて、大きくなるので磯釣り魚としては人気があります。しかし身は水っぽくて生臭く、魚屋さんにはあまり出回ってきません。

 

 

 

 カツオのような青魚とカラフルなブダイの間に、黄色と赤の派手な縞模様の存在感タップリの魚を見つけました。名前は、インディアンミーバイと言うそうです。
 店のお兄さんに「見栄えはエグイけど、白身でおいしい魚だよ。」と言われて、これを買うことにしました。
 確かにインディアンの顔の化粧のような模様です。

 

  エスカレーターから、一階の市場を見下ろした写真です。魚屋さんのほかにお肉屋さんも結構あります。沖縄はアメリカ軍に占領されていたので、和牛ではなく固い牛のステーキが有名ですが、ご存知のように豚肉をよく食べます。テビチ、ミミガー、チラガー、ラフテーなどなどいろいろな料理があります。あぐー豚のしゃぶしゃぶは有名ですね。
 一階の市場で魚を買って二階の食堂に持ち込んで、500円で料理をしてもらいます。お刺身などは、サービスで付け足してくれます。

  お刺身盛り合わせ(500円)に、選んだインディアンミーバイのお刺身を乗せてもらいました。沖縄モズクと海ブドウ、まぐろとイカもサービスです。
 あの色鮮やかな熱帯魚?を、新鮮でとてもおいしいお刺身にしてくれました。
 エビ、マグロ二種類、カツオ、ブダイ、イカも盛り合わせてくれて、とてもおいしいお刺身でした。

 

 

 パパイヤチャンプルーとインディアンミーバイの味噌汁。さらにこのほかに、もう一品魚の味噌汁がついてきます。沖縄では何か料理を頼むと、必ずご飯と味噌汁つきです。あまりの量に、ご飯は遠慮しました。

市場の前の商店に、ネコがいました。横には鰹節箱があります。

 

  公設市場の横の路地に、おいしいコーヒーを淹れてくれる小さなカフェがあります。外のテーブルでアイスコーヒーを飲んでいたら、向かいにこんなお総菜屋さんがありました。
 沖縄の家庭で食べるお惣菜の天ぷらやカマボコなどが売られていました。小さなテーブルがあって、注文したお惣菜と一緒に生ビールがいただけます。

 

 牧志の公設市場とその周辺は観光地化している面もありますが、まだまだ昔の沖縄が残っていて、私はとても惹かれます。

 今回の沖縄の写真は、一応写真家を名乗っているのに、ほとんど単なる旅行のスナップになってしまいました。ちょっと天気が良くなかった・・・せいにして。次はもっと気合を入れて撮ってきます!

~~~~~~~~~~~~~~~     ~~~~~~~~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SWISS MADE のピンセット2本

2016-07-19 00:10:00 | カメラ

SWISS MADE のピンセット2本

 沖縄の報告は一息入れて、カメラ、腕時計の工具です。

 使っていたピンセットが何かヤワなので、もう少ししっかりした良い物を、つまりもう少し高額なものをと思って手に入れました。カメラの修理の先生には「ピンセットは良い物を使え。」と言われていました。

 ボディー中央から先にかけて厚く硬い材質で、元の部分は薄くてしっかり焼きが入っています。先もあまり開いていなくて軽い力でつまめます。小さいネジをつかむのに大変具合が良いです。ピンセットの先が開き過ぎてしかも硬いと、小さなネジなどをつかむのに指先に力が入って、それでつかみ損ねた時にネジを飛ばしてしまいます。1mmにも満たないネジを飛ばしてしまうと、もう見つかりません。
 腕時計の修理には、写真の上に写っている先端の挟む部分が細くなっている方が使いやすいです。

 ピンセットは先端のかみ合わせが大切なので、時々ダイヤモンド砥石で針先のように研ぎ上げます。それで長い間研ぎ続けると、ピンセットはだんだん短くなってしまいます。あまり短くなると、手の動きが直接ピンセットの先に伝わって、細かい作業ができません。そのようなことで、結局ピンセットは消耗品です。

 

 二本とも SWISS MADE です。やはり、スイスは良い工具を提供してくれます。

 時計やカメラなど、物の修理には工具の品質が非常に重要で、良い工具は必須です。このピンセットは素晴らしい使い心地で、作業レベルが二段くらいアップします。たかがピンセット、されど非常に大切なピンセットです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~    ~~~~~~~~~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄那覇の首里城

2016-07-17 00:05:00 | 沖縄

那覇首里城

定番の沖縄観光スポット、首里城に行きました。

 那覇の街が好きで沖縄に行った時は、必ず市内に一泊して街中を歩いて写真を撮ります。今回は、レンタカーで首里城に行ってみました。

 大きな県営の駐車場から歩いて、まずは沖縄海洋博の記念硬貨にもなっている「守礼門」です。門の額には”守禮之邦”と書かれています。何かイメージより小さくて「これが有名な、守礼門かぁ・・・。」・・・
 ふつう城の門といえば城内に入る通路で、外から攻撃してくる敵に対しては門戸を閉じで容易に場内に入り込むのを防ぐためのものです。しかし、この守礼門は歓迎のためのゲートという感じで、神社の鳥居のようです。神社の鳥居は、「ここからは神様のおられる領域ですよ。」という結界を示しています。そうなんだ、守礼門は結界に建てられている鳥居なんだ。だから額にも門とは書かれておらず「守禮之邦」つまり、「ここから先は禮節を守る邦(国)ですよ。」と言う意味なのだ。・・・と、守礼門についての新しい解釈?を思いつきました。

 

  左が石垣に囲われた城外廓の門です。名前は「歓会門」です。
 首里城は第二次大戦で日本軍の司令部が置かれていたこともあって、ほとんどが破壊されたそうです。でも石垣などを見ると、修復されているのだと思いますが、古くから残っているもののようです。石垣の上の樹木も、大きな蘇鉄などがあって本土の城とは違って、南の異国の雰囲気です。

 首里城の大手門に当たる、歓会門にあるシーサーです。左右のシーサーは、阿吽の形相で彫られています。左が阿形の雌で、右が吽形の雄です。雄のシーサーには牙があります。これはまるで、内地の神社の狛犬ですね。沖縄の王国は、歴史的に西暦1400年頃からしっかりした記録がありますので、狛犬だとすれば本土の方が歴史が古いのかもしれません。
 シーサーの歴史と狛犬の関係についても、調べてみると面白いかもしれません。

 

 内輪に入る瑞泉門の手前にある龍樋、水場です
 沖縄は細長い島国で山も低く、大きな河川はありません。雨量は多いのですが、降った雨はすぐに海に流れてしまって、良い水がなかなか確保できません。
 城は水の確保は必須ですので、水がある場所を城にしたのでしょう。
 井戸ではなく、湧水が流れ出ているようです。首里城は山の上に作られているのに、そのような場所で湧水があるとは、貴重な水場です。

  城壁の上から、那覇の街が一望できます。首里城が山城だということが、実感できます。城壁がキレイな曲線を描いて、山の地形に沿って作られていることが分かります。
 梅雨明けはしているものの、曇りがちで、空の色も海の色も、もう一つ冴えません。

 

 首里城正殿です。これも戦争で破壊されしまったので、新たに復元されたものです。ただし、見た目の色や形だけでなく、内部構造もしっかりと再現復刻されています。
 正殿の内部は公開されいて、博物館のように色々な展示物があって沖縄の歴史を見ることができます。右の写真は、中に展示されている正殿のミニチュアで、正殿にいる国王の前に集う人たちです。暑い!なか、このように国王に逡巡し崇めていたのです。
 正殿は寺や神社のようで、内部の中央にある玉座は神様や仏様が置かれる場所にあって、つまり沖縄琉球王国の国王は、神様だったのです。正殿の玉座を見て、そのように感じました。
 そういえば、守礼門といい、まるで狛犬のようなシーサーといい、首里城は国王を神様とする大きな神社なのだ。と、勝手に納得しました。

  正殿の奥に「鎖之間」(さすのま)があります。ここは王子などの控えの間で、明るい縁側に囲まれていて奥には茶室もあります。畳の間に炉が切ってあって、床の間など侘茶の茶室のたたずまいです。布袋の掛け軸が飾られていました。
 このような茶室があるということは、信長の時代以降に作られたものだと思います。
 この茶室も最近復元されたもので、床柱や壁、天井など新築のきれいさです。何かモダンな現代建築のようですが、古い資料に基づいて、創建当時が忠実に再現されています。
 このような南国の明るい日差しがたっぷりと入る茶室で点てる茶は、利休の薄暗い茶室の侘茶とは全く異なるものになるでしょう。ここで、茶を点ててみたくなりました。 

 

  茶室の左側の中庭には、「わだかまりの松」があります。ただの松ではありません。”わだかまり”がある、いわれのある松です。これは、琉球王朝に招かれた冊封使がこの庭を見て「わだかまった松と蘇鉄とを、奇怪な格好をした石の間に、互い違いに植えている」と伝えたことにより、ついた名前です。つまり、松と蘇鉄が奇岩を挟んで互いにわだかまっていた・・・ということらしいです。奇岩があったようですが、この石が奇岩なのか? 当然松も、当時のものではありません。

 そう言われてみると、確かに何処かわだかまっているような松に・・・見えてきます。

 鎖之間は、沖縄に昔からあるお菓子を出してくれる休息処になっています。

 サンピン茶(ジャスミン茶)と玉子と小麦で作った焼き菓子、有名なチンスコウなどがついてきます。コンビニで売られているペットボトルのサンピン茶とは違って、大変香りが良くてとても美味しいお茶でした。これで310円は、安い!
 沖縄のコンビニではジャスミンティーではなく、小さいペットボトルでサンピン茶として売られています。

 沖縄の民族衣装を着たお姉さんが、この間の由来や庭、お菓子の説明などをしてくれます。海外からの観光客が多いので、日本語だけでなく英語でも解説していました。中国の人が多いです。周りからは、中国語しか聞こえてきません。

 首里城は全くの観光地として整備されているのですが、忠実に昔が再現されていて建物自体は新しいのに往時の琉球王国を感じさせてくれました。大変印象に残る場所でした。

 

- 追伸 -

 沖縄が好きで毎年行っているのですが、今回の首里城の火災、本当に悲しく思います。国も支援の声明を出していますし、まずはしっかり原因を究明し、管理を徹底して火災、災害に対応した施設として再建、復興されますように。(2019.11)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    ~~~~~~~~~~~~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016沖縄リバーサルフィルム

2016-07-15 00:07:54 | 沖縄

リバーサルフィルムで撮った沖縄の海

 沖縄の海、リバーサルで撮ったプリントです。ハッセルブラードSWCのブローニーフィルムで2Lにプリントしました。プリントは銀塩ではありません。

 2L(サービスサイズの2倍)でフイルムと同じ形のスクエアで、プリントしました。スクエアは、35㎜の横長のフレームとは雰囲気が全く異なります。

 

 ハッセルブラードで撮った上の左の写真、デジカメの複写です。伊計島ホテルのビーチです。正面に金武湾を隔てて本島の恩名岳が見えています。


 ポジフィルムを直接ルーペで見たのと比べると鮮やかさが全く異なります。

 

 

 

 今帰仁村のウッパマビーチです。
 波がとても穏やかです。正面に古宇利島が見えています。
 ほとんど足元の水辺まで写っていて、しかも歪が全くない。ハッセルSWCビオゴン38mmF4.5の威力です。やはり凄い!レンズです。

 ニコノスⅣで撮った写真です。これもリバーサルのプリントを、デジカメで複写しました。

 ウッパマビーチのホテルの桟橋を半分、海に浸かって撮りました。
 もう少し、海の中が写っていると思ったのですが。デジカメや一眼レフと違って、どのように映っているのか現像するまでわかりません。

 

 

 

 ウッパマビーチの海と空、ニコノスⅣで撮りました。レンズは35mmF3.5水陸両用です。水中で無くても、とてもよく写るレンズです。
本当にキレイなビーチです。

 

 

 これもニコノスⅣです。海の中に膝まで水に浸かって撮りました。
 ウッパマビーチは北向きで、東に運天の漁港、西に岩の岬、北は古宇利島で囲まれていて波はとても穏やかです。
 波の模様が白砂の底に写って、とてもきれいです。

 

コンタックスG1、レンズは超広角ホロゴン16mmF8の写真です。

  本部のエメラルドビーチの北側の海です。
 ホロゴンは絞りF8で固定です。周辺減光が激しいので、中心部を暗くする特殊なフィルターを付けて撮影します。
 それでもこの写真を見ると、中心部がやや白く飛んでしまっています。
 1.5mにピントの中心を合わせると、0.8m~∞までパンフォーカスになります。
 手前の岩から水平線まで、ピントが合っています。

 同じくホロゴンで撮った、古宇利島から南の眺望を写した写真です。
 古宇利大橋たもと、古宇利ビーチの堤防の先端で撮りました。岩場ですが、海の中は白い砂地で緑色に写っています。その先黒く見えているところは、海中にサンゴが生育している場所です。

 リバーサルフィルム、フジのプロビア100Fの発色は素晴らしいのですが、スキャナーでデジタルに落とすと色が変わってしまいます。電子画像は発光映像で見るのであれば、やはり直接デジタルで撮った画像の方がキレイに見えます。
 以前に比べるとデジタルのプリントも格段の進歩が見られますが、やはりプリントするのであれば、フィルムにかなわないと私は感じています。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~    ~~~~~~~~~~~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白ワインに合うパッションフルーツとニンジンシリシリ

2016-07-13 09:29:27 | 沖縄

パッションフルーツと沖縄のお惣菜ニンジンシリシリは白ワインに合います!

 パッションフルーツは、公設市場周辺の果物屋などでは1個100円しないです。ビニール袋に5~6個入って300円とか。家に送る荷物の中に入れて送りました。
 パッションフルーツは皮が硬くて、よく切れるナイフでないと上手く二つ割にできません。切り方は、形はまん丸ですが小さなヘタの部分を上にして、真ん中を横に水平に切ります。こうすると中のジュースや種の周りに着いたゼリー状の果肉がこぼれずに食べられます。種は、カリカリして歯に当たりますが、その歯ごたえにまた雰囲気があります。

 ナイフは機内持ち込み禁止なので地元のスーパー、本部の”ザ・ビック・エクスプレス”(瀬底島の対岸、国道449号沿い)で買って、帰りはホテルから送る荷物の中に入れました。

 

汁をこぼさないように、スプーンですくっていただきます。

 沖縄のお惣菜、ニンジンシリシリ。ニンジンをオロシ(シリシリ)で千切りにおろして、塩を一振り、軽く油で炒めて卵とじ風にするだけです。ニンジンの甘味と卵の相性が抜群で、大変シンプルなのにとても美味しい!です。沖縄ではポピュラーなお惣菜のようで、ホテルの朝食にも出てきます。

 ニンジンシリシリのおろし器は、やはり地元のスーパー、本部の”かねひで”で買いました。那覇の市場本通りでも売ってました。このおろし器のことを、沖縄では”シリシリ”と呼ぶようです。
 地元のおばさんに作り方を聞いたら、「ニンジンシリシリでおろすのだ。」と言われて・・・その「ニンジンシリシリって何?」。そしたらおばさんは、「かねひでで、売ってる。」と。でその「かねひでって何???」。”かねひで”は、地元沖縄の超有名スーパーだそうで、さっそくナビで検索して本部の街で見つけた次第です。”かねひで”には地元の食品や面白い日用雑貨などが、たくさんあって大変楽しいです。

 そしてこのニンジンシリシリとパッションフルーツが、よく冷えた辛口の白ワインにとても、とても合います!

 辛口の白ワインは、スパークリングも含めて、フルーツとの相性は抜群です。
 このワインは、セブンで買ってきたアルゼンチンの白です。安いワインですが、パッションフルーツとニンジンシリシリで、とても美味しくなりました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする