刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

大とら(ラーメン)

2011年09月25日 21時41分27秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
堀川五条の北東角地にポツン!とこのお店がある。
1年前までは自慢の赤いテントが破れ廃屋(失礼!!)のような姿になっていて
心配したが現在は真新しいテントは張り替えられている。

中には80歳を越えれておられようかという、ご婦人が1人で切り盛りされている。
なんでも息子さんが手伝っておられたのだが体を壊して今は息子さんの復帰待ちとのこと。

真昼間でありながらかなり暗い店内でお願いしたのがチャーシュー麺(750円)である。



正直製作者のお年の事を考えてあっさり醤油かな・・と思っていたのだが 見事に予想は裏切られた!
濃い目の豚骨醤油味!こってりとして塩味が利いてかなり骨太の味付けだ。
麺はやや太目の直麺、柔らかめの仕上がりだが、もう少し硬めならと思うが、どっちにしても好みの味!!
特にチャーシューはロースの旨みとスープのスパイシーなコクとが絡みあい絶品である。

古典的な醤油豚骨系ファンとして麺が少し残念だが旨さという点では折り紙付きである。
超ベテランがかもし出す作品は優しいお婆さん”とは裏腹に野性味たっぷりのコク旨ラーメンだ。

当日はお店にあった落し物を警察に届けていた最中で おまわりさんとの応答の間に
ごめんな~こんな時に。。待っててな~ と何度も声をかけてもらった。
壁に張ってあった多数の(有名人)励ましの色紙、今でも午前3時までがんばって営業さていること。
暇なとき亡きご主人との会話を楽しんでおられること・・・・・
そのさいそのことを聞き・・・・

なぜが無力な自分に不甲斐なさを感じ、こみ上げてくるモノを抑えつつラーメンをすすっていた。



「京都市下京区醒ケ井通五条上る小泉町112-3」

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コメント
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