刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

祇園円山 かがり火(和食、湯豆腐)

2015年03月26日 06時08分53秒 | 食い物その他系
円山公園の辺、八坂神社の北東に入ってすぐにある、湯豆腐が有名な和食のお店。
某が学生の頃は「かがり火」と言えば格安すき焼きで有名で、学生や若手
サラリーマンたちの格好の宴会場となっていた。

「南禅寺 順正」グループで言わずと知れた湯豆腐で名の通った店ではあるが
どうしても学生の頃のイメージが拭いされない!

あれから数十年!あらためて今訪れてみると格安宴会場”のイメージが過去のもので
あることに認識する。
建物や店内は今も変わらぬ落ち着きある和風建築だが、我々が利用したころとは
客層がかなり違っていて、今や落ち着いた人たち”が主流であった・・




通されたのは10畳ほどの純和室、かなり草臥れはしているものの
綺麗に清掃されお客様を出迎える準備ができた部屋であると印象した。

親との年の数度の食事会、ほっこり”したいとのことで「湯豆腐会席」6000円を
予約。

コースとして湯豆腐以外に 八寸 小鉢 田楽 焚合せ ご飯 香の物
 吸い物 フルーツ となる。



メインの湯豆腐に行く前に少々腹が張ってきてしまうほどのボリュームである!
味付けは意外と濃い目、食感重視といってところか、上品な美味しさの中にも
庶民的な暖かさを持った品々である。



湯豆腐と聞いて湯豆腐だけをいただくのかと思ったが、しっかり鍋料理、
若鶏や湯葉、野菜物がついている。
順正さんの湯豆腐は初めてたったのだが、真綿のようなふわふわ豆腐を想像していたが
実際はしっかり締まったお豆腐で、それなりの量をいただくとしっかりお腹が膨れる
お豆腐であった。当然 美味しかった”の文字は入れねばならない。



学生の頃のイメージとは違っていたのではあるが、高級料亭のようなビックリするような
価格はお品書きにはなく、どれもちょっとした贅沢で手が届く範囲。
一番高いので某が手配した6千円と、いずれにせよ庶民のミカタであったのも事実!

温かみある人と満開の紅葉が、来店者の胃袋以外を満腹にしてくれる。
かがり火”は今も円山公園にはんなり座っている。




HP→http://www.to-fu.co.jp/

「京都市東山区円山公園市営駐車場北祇園町北側350」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする