函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

「忍」という演出効果

2011年07月26日 04時33分11秒 | 政治
経済産業相は、自らの辞任時期についてこう語る・・・。
(原子力損害賠償支援)機構法案の後には、もう一つ大事な法案がある。
(再生可能エネルギー固定価格)買い取り法案がある。

だから、再生エネルギー法案の成立までは辞任しない・・・。
7月7日の参院予算委員会では、「いずれ責任を取る」と辞任に言及。
九州電力玄海原発再稼働問題などでは、首相に恥をかかされ続ける・・・。

そして、自らの左の手のひらに「忍」の文字を書いて、それをメディアに示す。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・の名句でも思い出したのであろうか。
辞める時は、自分で決めると述べて、演出効果も十分である。

でもねぇ~、そんな感傷に浸っている暇はあるのだろうか。
フクシマ原発が撒き散らす放射能は、半端でない・・・。
そんな国民の命に関わる問題にも満足な対応ができない政治。

そして損害賠償とか、エネルギー買い取り法案を審議する滑稽さ。
優先順位を履き違えたお仕事が、日々続くという悲しい現実。

今週中には、支援機構法案の成立が見込まれるらしい。
そうなれば経済産業相は、内閣に留まる理由もなくなる。
であれば、法案成立でそそくさと辞任した方がいい・・・。

その先にあるのは、「ポスト菅」の思惑?・・・。
この方も、国盗り物語を夢見ているのだろうか・・・。
それが、「今はとにかく忍ぶとき」と言わしめている、との話もチラホラ。

役者たちは、どんな八百長劇を見せてくれるのであろうか・・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モ~と鳴る?鳴く?タクシー | トップ | 新税構想に思う »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事