新税構想に思う

日本の政治屋は、新税を考案することにだけは、たけているようだ。
今度は、仮称「ギャンブル税」が、ひとり闊歩し始めた。

経済財政担当相が、こんな増税計画を語る・・・。
消費税増税を含む「税と社会保障の一体改革案」の今後は・・・。
復興財源の手当てと同時に、一体改革の法制化作業もできればいい。

２０１０年代半ばまでに、消費税を１０％に引き上げるとする一体改革。
今年度中の関連法案の整備につなげたいとの考えを示した・・・。
復興財源は、（所得税や法人税などの）基幹税増税だけでは、難しいとする。

だから、タバコ税増税や「射幸税（ギャンブル税）」導入なども検討すべき。
う～ん、実に抜け目のない税金徴収作戦に、ただただ脱帽である。
競輪、競馬、宝くじ、パチンコなどを対象とすべく虎視眈々・・・。

手ぬかりなく、あらゆるところに目星をつける狡猾さ・・・。
「税と社会保障の一体改革案」という美名を駆使する増税施策。
税金をむしり取ることだけには、アイデアがひらめく日本の政治屋。

国民が期待したいのは、政治屋たちの人員整理と報酬の大幅削減。
そんな大事なことが、遅々として進まない日本の政治である・・・。