台湾ワン!(Taiwan One!)

台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...

和佳姐と台北での再会

2009年10月21日 | 日々の日記帳
この間台湾に帰国した際に、
いま師範大学に語学留学中の和佳姐と再会を果たした。

待ち合わせの捷運の出口に、「老師!」と懐かしい声がしたとき、
7ヶ月前とはまったく変わらない元気な姿が見えた。
ううん、以前より若く見えたくらい。
単身の留学生活でいろんなフレッシュな経験をしたからでしょう。

お言葉に甘えて、和平東路のご自宅に一泊させてもらうことに。
24H警備のとてもきれいなマンションだった。
こじんまりとしたロフトつきのワンルームで、
天井が高く、ベランダも台北では珍しい広さ。
でもなぜか洗濯物は外に干さないという。

たしかに立派なもの干し台は錆びついていた。
理由を尋ねたら、マンションが伝統市場の脇にあって、
毎朝トリの締められる声が聞こえて、
それだけでなんとなく洗濯物が汚れそうで...、とのことだった。
でもちょっと待った!部屋は5階ですけどぉ~!
まあ、そんな光景を何でもないと思うのは、
自分は台湾人だからかな?


そうそ、和佳姐は、ちなみにああみえて、一人娘はもう今年の3月に短大を卒業し、
立派に社会人をやってる。
NHKの朝ドラ「ウェルかめ」ヒロインの親友笹原綾役の田中こなつちゃんが娘さん。
NHKは台湾でも試聴可能なので、
毎日7時に起床し、7:15(時差1h)から欠かさずテレビの前で見守っているそう。

台湾に渡って7ヶ月。和佳姐いわく、
来てからヒヤリングはそれなりに上達しているのに、
積極的に動き回る若い子と比べて、
自分はぐいぐい話しかける機会が少ない。
若いクラスメートがどんどん上手になっていくのを見てますます焦りを感じるという。

【日本からもってきたPCに、切り貼りした台湾方式発音のシリコンキーボードを載せて使っている】



二人はバスに揺られ一緒に私の母校政治大学へ行ったり、東区のSOGOあたりに行ったり、
翌日も家の近くの朝ご飯屋さんで一緒に台湾式朝食をほお張った。

そんな中で、つくづく思った。
一番理想的な語学教育はなんといっても、
モチベーションの最も高い現地で行うこと。
そして老師と寝食を共にし、老師のマネをしたり、
必要な表現をその場で先生から調達すること。
そんなスタイルでぜひやってみたいな。


和佳姐の台湾留学生活も残り1ヶ月あまり。
後悔のないように、残りの時間をフルに活用してほしい。






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