グッドぐんま 2

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ウスバシロチョウ スフラギス

2014年05月08日 21時11分03秒 | ぐんま昆虫の森
『ぐんま昆虫の森』のフィールドで、ウスバシロチョウたちと戯れていた時のこと・・・


ちょっと変わった感じのする個体を見つけました。
腹の先に何かが付いています。

これは、話には聞いていたけど、まだ見たことがなかった「スフラギス」というもののようです。

スフラギスは、オスが交尾後に相手のメスの腹部に着ける「栓」で、メスが他のオスと交尾するのを妨害する役目があります。


昆虫は、一番最後に交尾したオスの精子を受精に使うので、オスは交尾した相手が産卵するまで、他のオスから守ることには大きな意味があります。
例えば、トンボでは連結したまま産卵したり、産卵中のメスを近くで見張ったり。ノコギリクワガタはメスを抱きかかえるようにして守っている姿をよく見かけますね。

ナツアカネの産卵(2013年10月 前橋市)


メスを守るノコギリクワガタのオス(2013年7月 前橋市)







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