グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

敷島公園界隈 秋景色

2008年11月12日 22時33分46秒 | 季節の便り
すでに立冬も過ぎ、11月ももう半ば。
紅葉は山から里へ。
前橋市敷島公園あたりでも、ケヤキやカエデ、イチョウがきれいに色づいています。



冬鳥たちもやって来ています。

コガモ


マガモ


ヒッヒッというジョウビタキの声も聞こえますが、写真は撮れず・・・。
木々が葉を落とすこれからの季節、寒いけど鳥見が楽しくなります。

足元に季節はずれのタチツボスミレがぽつんと咲いていました。


先週末から寒い日が続いていましたが、明日は小春日和になりそうです(^^)

住宅地のオオタカ

2008年11月11日 22時03分46秒 | バードウォッチング
10月9日にに紹介した若いオオタカ。
先月半ば頃から姿が見られなくなり心配していたのですが、最近、また姿を見せてくれるようになりました。

このオオタカが姿を現すのは前橋市内の住宅地に隣接する小さな小さな林。こんなところにオオタカが来ているなんて、近所の人たちのほとんどが知らないでしょう。



オオタカは付近を飛び回ったり木に止まったりしていますが、オオタカが現れるとカラスがモビング(擬攻撃)をしかけてきます。オオタカはカラスを無視したり、うるさそうにして飛び去ってしまうことが多いのですが、先日はよほど頭に来たのか、カラスを猛スピードで追いかけていました。

カラスはワシタカ類見つけると必ずと言ってよいほどモビングを行います。トビが数羽のカラスに追い回されているのを見たことがある人は多いと思います。
カラスがギャーギャー騒いでいたり、何かを追いかけ回していたらよく観察してみてください。意外と身近な場所でオオタカが見つけられるかも知れません。

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おまけ
ある日の職場の黄昏


ペペロンチーノのランチ (前橋市)

2008年11月10日 22時11分55秒 | 美味しいぐんま
前橋市上細井町、道県道76号前橋西久保線沿いにあるペペロンチーノ



地元とではちょいと知られたイタリア料理の人気店です。
先日、ランチに行ってきました。

店内は女性同士のグループが多く、ほぼ満席。さすが人気店ですね。内装の雰囲気もよい感じです。

ランチメニューのなかからAランチを注文。
本日のパスタ(パスタの量120g)・パン・サラダ・飲み物 で、1,000円。



パスタはお店の名前にもなっているペペロンチーノを選びました。

ペペロンチーノはシンプルなだけにごまかしの効かない料理。その味には素材の質と料理人の腕が直接あらわれる・・・なんて料理評論家みたいに考えてこのパスタを選んだ訳ではありません。店内にとってもよいニンニクの香りが漂っていたので、ペペロンチーノが食べたくなっちゃったんです(^^;)

味の方はもちろん満足(^^) お薦めのお店です。

ペペロンチーノ
 ■場所 前橋市上細井町331-3
 ■営業 11:30~14:30  17:30~21:30
       火曜定休

赤城南麓の紅葉 忠治温泉~不動大滝

2008年11月09日 22時09分34秒 | 紅葉
今日は日本野鳥の会群馬県支部の探鳥会がありました。
コースは忠治温泉~赤城不動大滝。



例年、この時期は紅葉の名残が見られる程度と言うことですが、今年は紅葉がやや遅れているのか、とてもきれいな景色を見ることができました。





今回の探鳥会では、アオゲラ、ツグミ、アカハラ、シロハラ、ミソサザイなど31種の鳥が確認されました。
しかし、写真は↓こんなのしか撮れませんでした・・・・(^^;)



木の実をつついていたアトリです

紅葉の向こう見える不動大滝








赤城不動大滝

落差50m。赤城山随一の大瀑布です。
滝の紅葉は見頃を過ぎていましたが、間近で見る大滝は迫力満点でした。
厳冬期には氷結し、幻想的な姿が見られるそうです。







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家に帰る途中で三夜沢赤城神社に寄ってみました。

紅葉の見頃はもう少し先かな。

利根大堰付近

2008年11月08日 13時00分57秒 | バードウォッチング
利根川の千代田町と埼玉県行田市にかかる利根大堰付近で見た景色から・・・

日の出


利根大堰の上流側、堪水域ではたくさんのカモが羽を休めています。
マガモホシハジロ

この他にもオナガガモや70羽ほどのカワウの群れも見かけました。

堰の下流側にある床固工の部分にはたくさんの白いサギたち
首が長~いダイサギ


コサギ

最も普通に見られる白鷺だったコサギですが、近年その数が減少していると言われています。逆にアオサギは増加傾向にあります。体の小さなサギが減り、大きなサギが増えている・・・。水田やその周辺の環境変化が影響しているのかな・・・?


セグロセキレイ


ハクセキレイ


ヒメアカタテハ

世界中に広く分布するチョウ。食草はヨモギやハハコクサ、ゴボウなど。北海道でも成虫は見られますが、越冬可能なのは本州以南です。

ベニシジミ

食草はスイバ、ギシギシなどタデ科植物。幼虫で越冬します。

アメリカイヌホオズキ

北アメリカ原産の帰化植物(って書かなくても名前から分かりますよね・・・)

夕陽




この日は利根大堰で川を流れ下るふ化したばかりのアユ仔魚の調査をしていました。長い一日でした・・・。



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おまけ
職場の楓がだいぶ色づいてきました。

利根川を遡るサケ 2008

2008年11月07日 21時02分35秒 | 
サケが遡上・産卵する南限の川、利根川に今年もサケが帰ってきました。
群馬県千代田町と埼玉県行田市の間にある利根大堰では、遡上してきたサケを見ることができます。



利根川を遮断している利根大堰には魚の移動のために3つの魚道が設けられていますが、そのうち、埼玉県側の1号魚道の壁に観察窓があります。







魚道内にはトラップがあり、魚道を上ってきたサケは一時足止め。トラップ内にたまったサケは数を数えながら、堰の上流に放されます。





利根大堰は河口から約154㎞。

サケたちは海からここまで必死で遡って来ましたが、これからさらに上流に向かって泳いで行かなければなりません。長い旅の果てになんとか故郷の川にたどり着いた彼らが無事に産卵できることを願わずにはいられません。



グッドぐんま関連記事
  利根川のサケ 命をかけた200㎞ (2007年11月30日)
  サケの観察会 (2006年12月 2日)
  サケの産卵を見て感動! (2006年11月19日)

水資源機構 利根導水総合事業所 (サケの遡上データなど)

蘭蘭の五目ラーメン

2008年11月05日 21時16分04秒 | 美味しいぐんま
前橋市上小出町の住宅街にあるラーメンハウス蘭蘭



地元では結構有名な人気のお店で、群馬系ブログでしばしば見かけます。
職場からも近いので、以前から是非行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会がなく、先日初めて寄ってみました。

昼時に行ったのですが、サラリーマンや学生さん、ご近所さんなどでほぼ満席。
想像以上のお客さんの入りでした。

さて、初めて入った店なので、どれを注文しようか迷いましたが、五目ラーメンを注文。

五目ラーメン

あっさり醤油味、具もたっぷり、味も想像以上に美味しぃぃぃ~(^^)

五目ラーメンを食べ終わり、落ち着いて店内を見回すと、壁にこんな絵が・・・


ぐんまの美しい景色や街の風景のスケッチで有名な女流画家 筑井孝子さんの絵です。


よし、次回はエビラーメンと餃子をたべよう! 半チャーハンも付けちゃおっかな(^^)
(先日届いた人間ドックの結果をすっかり忘れている私・・・・)

ラーメンハウス蘭蘭
 ■場所 前橋市上小出町3丁目47-7
 ■営業 11:30~15:00  17:00~21:00
       水曜日・第3日曜日定休

晩秋のぐんま昆虫の森  ~次女が超能力を発揮~

2008年11月04日 22時14分05秒 | ぐんま昆虫の森
一昨日の日曜日、次女と一緒にぐんま昆虫の森



秋も深まり、元気に飛び回っている昆虫はめっきり少なくなってきました。
昆虫といえば「真夏」というイメージがありますが、実は晩秋から初冬にかけての昆虫観察も夏に負けず劣らず面白いんです。

ミヤマアカネ

真夏から晩秋まで見られる赤とんぼ。翅の先端部から少し中寄りに褐色の帯があるのが特徴で簡単に見分けられます。

マユタテアカネ

小型の赤とんぼ。頭部に眉斑があるのが特徴で、「眉を立てた」ように見えるのが名の由来ですが、眉というより“豚の鼻”のように見えるので、私と子供は「子ブタちゃん」と親しみを込めて呼んでいます。

マユタテアカネ

マユタテアカネのメスは羽の先端に薄い褐色の斑紋のあるものがいます。

トンボの写真を撮っていたら、後ろの方から次女の「お父さん、見て、見て~」と呼ぶ声が。
振り向くと、指にマユタテアカネ♂を止まらせています。



「え、えーっ?! おまえ、そんなことできるの!!」



私が毎日拝見している生き物系のブログに、よくトンボを指に止まらせている写真が出ているのですが、この人はトンボを手なずける不思議な力のある超能力者だと思っていました。
しかし、自分の子供にも同じ超能力があったとは・・・・。びっくり(^^;)
(子供にやり方を教えてもらったので、今度自分でもやってみよっと)

林縁を散策していると歩道をトコトコと横切って歩いている小さくてきれいな甲虫を発見。
センチコガネです。

「わぁ~、きれいな虫だねぇ」と言いながら、次女が手を伸ばしたので、
「これって、センチコガネっていう虫で、動物のウンコを食べるんだよぉ」と言ったとたんに次女は「ぎゃっ!」と叫んで、1mほど瞬間移動(^^;)

センチコガネを漢字で書くと「雪隠黄金」。
動物のふんを食べるいわゆる糞虫の一種です。土中に糞をためてそこに産卵し、幼虫は糞を食べて成長します。成虫は糞のほかに動物の死体やキノコなども食べます。

タカアザミの綿毛

大きくてふわふわの綿毛です。風に乗ってよく飛びそう。

ヤマノイモのムカゴ

炒ったり、ご飯に炊き込んだりして食べると美味しいムカゴですが、生でそのまま口に入れても結構美味しいです(^^)

翅がだいぶ痛んでいるウラギンシジミ

収穫が済んだ田んぼに降りて吸水していました。
ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)は名前の通り、翅の裏が一面銀白色です。幼虫はマメ科のクズ、フジなどの花を食べます。成虫で越冬しますが、この個体は越冬できるのかな?ちょっと心配。

かやぶき民家の近くでオオカマキリ発見



カマキリって見ていて飽きないですよねぇ(^^)



頭を自由に動かし、ジロリと相手を睨みつける。昆虫界広しといえどカマキリにしかできない芸当ですね。
なんて可愛いんでしょう(^^)
私の大好きな昆虫の一つです。

フィールドを見て回った後、ちょうどチョウの幼虫の飼育室内を見学できる時間だったので食草・育成温室へ。
ここでは生態温室に飛んでいる亜熱帯のチョウを育てています。



黄金色に輝くオオゴマダラの蛹

オオゴマダラの食草はアルカロイドを含んでおり、幼虫や成虫もその毒を体内にため込んで、敵からの捕食を避けています。
毒があるのでそれを誇示するために金色に輝く美しい蛹をつくるのでしょうか? また、逆に鏡のような光沢をもっているので、周囲の色が映り込んで目立たないとも聞いたのですが、実際に自然の状態で木にぶら下がっているオオゴマダラの蛹は見たことがないので、なんとも判断がつきかねます。
西表島で自然のオオゴマダラの蛹を見てみたいなぁ。


ぐんま昆虫の森

十月桜と紅葉 ぐんまフラワーパーク (前橋市)

2008年11月03日 20時42分21秒 | ぐんま花だより
今日は連休最後の日。我が家の愛犬モコ君をドッグランで思いっきり走らせてやろうと、富士見村にある世界の名犬牧場に向かったのですが、名犬牧場は第3駐車場までほぼ満車という大混雑。

結局、入場せずに行き先を急遽ぐんまフラワーパークに変更。
ぐんまフラワーパークにはエチケットセット200円を購入するとワンコも入場可。(但し首輪、リードが必要。屋内施設には入れません)



前橋市柏倉町にあるぐんまフラワーパークは平成4年に開園した花のテーマパーク。一年を通じて様々な花で園内が彩られています。

この時期、サザンカやツバキが美しい花を咲かせています。特に280品種を揃えた日本一のサザンカ園が見逃せません。



しかし、私の狙いは何といってもジュウガツザクラ(十月桜)。





ピンクがかった可憐な花を咲かせるジュウガツザクラはマメザクラとエドヒガンの雑種でコヒガンの一種。春と晩秋、1年に2回花を咲かせます。



やっぱ桜はいいなぁ(^^)



紅葉の見頃はもう少し先になるかと思いますが、園内のあちらこちらが秋色に染まりだしています。






ジュウガツザクラはまだしばらく見られると思いますので、紅葉と同時に楽しめる晩秋のお花見に出かけてみてはいかがでしょう。



ぐんまフラワーパーク

今朝も桃ノ木川で鳥見散歩 オオタカに会えたよ

2008年11月03日 15時55分25秒 | バードウォッチング
今朝も桃ノ木川に鳥見散歩に行ってきました。
昨日より下流を歩いてみました。



モズの高鳴きが賑やか


トビがピ~ヒョロロロロ・・・ と鳴きながら上空を旋回しています。

弱った魚でも探しているのでしょうか。

動物の死骸や生ごみまで漁ることがあるトビですが、飛んでいる姿はカッコイイです。


先程までトビが低く飛んでいても、全く気にする気配のなかったカモの群れが突然ざわつきました。
え、どうしたんだろ?と上を見ると、オオタカが1羽、川を横切って飛んできました。

オオタカは送電線の鉄塔に止まりました。まだ若い鳥のようです。





すぐに付近にいたカラス6~7羽がオオタカを取り囲み、「あっち行け! あっち行け!」の大合唱。



でもオオタカが動じなかったので、そのうちカラスの方がどこかへ行ってしまいました。