名古屋の住宅街の荒子川に黒だいに似た魚がいるそうです。
なんで川にたい?
しかも数万匹ですってよ。
なんで?なんで?
黒だいに似た魚の正体はティラピアという本来は熱帯に住む魚だそうです。
熱帯?
名古屋って熱帯?
この荒子川は工場で温められた水が流れ込んでるから暖かいんですって。
生息に適しちゃたのね~。
でも熱帯にいるティラピアがなんで日本にいるの?
元は戦後の食糧難の時代に遡るそうです。
その頃、黒だいに似てるから「いずみだい」と呼ばれてタイの代用品として九州にやってきたんですねー。
そして生命力が強かったのか適する所を見付けちゃったからか生き残って来ちゃったのね~。
そして今では邪魔になってる。
考えようによっちゃこっちの都合が招いた結果ですからね。
でも黒だいに似てても食べちゃダメだそうです。
寄生虫がいるらしいです。
いろんな所にいろんな外来種がいろんな理由で存在してます。
『まやかし嬢』
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